1960年にエディンバラ音楽祭で初演されたのが、この曲、ウォルトンの交響曲第2番。この頃は、まさに前衛音楽が最盛期に迎う時代で、一見したところ保守的で古典的な曲調は、酷評の的になりました。ただ、現代の目線で見ますと、ウォルトン節満載のこの曲は、交響曲第1番の洗練された職人芸が、さらに発展した円熟の作品なのでしょう。確か、数年前に山田和樹マエストロが、日本フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会で取り上げてましたね。欧州では最近演奏される機会が多いようです。ただ、第1番で見られた主題の歌謡性は乏しく、