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「韓非子」より引用。油断は禁物。全国の緊急事態宣言が解除され、人の移動や経済活動の自粛が徐々に緩和されますが、COVID-19がゼロになったわけではありません。少なくともワクチンが開発・使用されるまでは、ウイルスとの闘いは続くでしょうから、政府、自治体の指針や要請(これらが千丈の堤や百尺の室とは言いませんけど)に従い、皆が油断せずに生活を続けていけば、必ず社会は明るくなるでしょう。ご訪問頂き,誠に有難うございます。よろしかったら,お
家庭教師をやっていた時にある家庭でやり取りをしていて気付いたのだが、庶民達の間で(巷で)しばしば“賢い”という言葉が使われていた。それがどうもアインシュタインとかそういう賢人を指すのではなく、抜け目なく出世する事に長けている、とか点数や資格を抜け目なく取っているとかいったいわゆる狡知を指していて独特のニュアンスなのである。実利的に生きる巷に降りてくる知性のイメージというのはこういう、変形したものが多い。(ソフィストと、マキャベリや韓非子等とを足して2で割ったようなのが多い)しかしこの経験が私
“不死の薬”を荊王(けいおう─楚の国王)に献上した者がいた。取り次ぎの者がこれを受け取り、王のもとへ持っていこうとしたところ、侍従の者が「これは食べられるものかね」と尋ねてきた。取り次ぎの者は「食べられます」と答えた。すると侍従は、取り次ぎの者から不死の薬を奪うようにして、これを食べてしまった。このことを耳にした王はたいへん怒って、家臣に命じてその侍従を殺させようとした。侍従は人に頼んで、王に弁解させてもらうことに。「私が取り次ぎの者に尋ねたところ、取り次