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ブログ主の花未来(はなみらい)です。●2010年に夫の無精子症が発覚。その後精子提供により2012年長女イチカ、2015年次女ニコを授かり告知をした上で育児中です。精子提供で生まれた子どもがどのようにそれを受けとめて成長していくのか、気になる方も多いと思い、過去記事を時系列に一覧にしてみました。昔のブログで書いていた記事も入っていますのでアメブロだけ見てくださってる方は初めて読む記事も多いかと思います。AIDで生まれた子どもが何をどのように感じながら成長して
夫が無精子症でどうにもならん!という状況でしたが、ありがたいことに夫の親族の方が精子提供してくれることになりました子供に自分のDNAが入っていないと無理!と言っていた夫的には、親族提供だったらギリ受け入れられるらしいです夫も周りの友人が子供を持って父、母になっていく様子を見て、素敵だなぁと思って決断にいたったらしいです。しかし、そこで気になるのは提供者の奥さん!お奥さん、嫌な気持ちになってないかなーって考えてしまってまたモヤモヤ確かに子供欲しいけど、たとえ精子提供という形でも自分の旦那
TESEをして、完全に夫が無精子だということがわかってから、夫を取るのか?子供を取るのか?という決断を迫られましたそんな事言われてもーーー‼️万が一、離婚して、再婚して子供を産んだとしても、『私は子供を産む為に大好きだった夫と離婚してしまったのか.....子供を産む為に自分の気持ちに嘘をついて2番目に好きな人と結婚したのか....』とネガティブループに落ち入ると思いましたなので、いろんな気持ちに蓋をして夫との生活を大切にしようかと考え始めてしました。そして迎えた2021-2022年末年始
僕は、2020年3月に手術(MD-TESE(顕微鏡下精巣精子採取))を実施したのですが(過去の記事「泌尿器科へ①」参照)、今回は「年単位での術後の経過」を執筆いたします。他の方が執筆するブログを拝見していると、手術(MD-TESE(顕微鏡下精巣精子採取))前後に血液検査で「男性ホルモン値」を経過観察されている病院があるようですが、僕が手術を実施した「泌尿器科(男性不妊治療専門)」は、特に術後の血液(男性ホルモン値)検査を実施しませんでした。※MD-TESE(顕微鏡下精巣精子採取)を実施す
~前回の続き~僕たち夫婦2人は、結婚1年目(2019年3月に入籍、6月に結婚式)であり、人生で最も幸せな時期だった。夫婦2人とも『子ども』を強く望んでいたので、今度は必然的に『子ども』を考えた。しかし、つらい現実が2人を待っていた。『セルトリセルオンリー症候群(Johnsen'sScore2)』僕(男性不妊)が原因で実子を諦める…新婚ホヤホヤの幸せも束の間、ものの数ヶ月で人生のどん底へと突き落とされた気分だった。担当医(院長)
※『泌尿器科へ』編の続きになります。--------------------------------------------------『MD-TESE(顕微鏡下精巣精子採取)』を実施したが、残念ながら精子を採取することができず、病理検査の結果、『Johnsen'sScore2(セルトリセルオンリー症候群)』と診断された(2020年3月)。実質、僕自身が『血縁がある実子は授かることができない』告知だった。これらの結果を踏まえて、今後の方針を決定しなければならなかった。ご夫婦の中に
ご無沙汰しております。今回は、近況報告をいたします。■新築(注文)住宅について「団地(公営住宅や世帯向け社宅)暮らし」が当たり前の人生であった僕ですが(過去の記事「近況報告(2021年2月10日)」参照)、妻の強い希望もあり、今回新築(注文)住宅を購入しました。そして先日、無事に新居(マイホーム)に引越しました。こぢんまりとした必要最低限の間取り(約26坪,3LDK+WIC)にしましたが、実際に住み始めると十分すぎるぐらいに広く、団地(公営住宅や世帯向け社宅)と比較して、非常に快適で
~前回の続き~泌尿器科受診2回目。この日も休日出勤分の振替休暇で受診することができた。【午前中】・精液検査(提出のみ)※産婦人科で実施した1回目が『採精室』だったので、自宅にて蓋付き容器に採取後、30分以内に提出しました。【夕方】・エコー検査(『無精子症』の中でも『閉塞性』か『非閉塞性』か)・診察(血液検査および精液検査の結果も含む)妻には、仕事終わりの17時以降ぐらいに病院に来てもらい、夫婦2人で担当医(院長)の診察を聞くことにした。男性不妊治療を扱う泌尿器科ではあるが、日
ご無沙汰しております。今回は、近況報告をいたします。■不妊治療についてブログ読者の方々は、「終わりの見えない不妊治療」に対して心の拠り所になるような『「様々な苦節がありながらも最後は無事に子どもを授かる」という旨のブログを見たい』という、想いが強いと思います。なぜなら、僕自身が他の方が執筆されているブログを拝見する時は、上述のような観点でブログを拝見しているからです。中には、ブログを「旦那さんの愚痴を吐く(書く)場所」という旨で執筆されている記事を拝見し、不妊治療に対する女性視点
~前回の続き~後日、『遺伝子(染色体)検査』を実施した。血液を採取し、2~3週間後に夫婦2人で結果を聞きに行った。結果は、陰性(異常なし)。再度、担当医(院長)から詳細な治療方針の説明があった。※非常にわかりやすく、丁寧かつ親身に説明していただき、本当に感謝している担当医さんです。以前も説明されたように、今度は『MD-TESE(顕微鏡下精巣精子採取)』になる。また、夫婦2人でよく話し合い結論を出してもらいたいとのことで、その日は帰宅した。僕の叔父夫婦は子どもがいなかった。妻は、
~前回の続き~手術(MD-TESE)から約10日後、抜糸を実施した。抜糸時には妻にも付き添ってもらった(※有休を取得してもらいました)。術後の経過は良好であったため、傷口はキレイに閉じており、抜糸はすんなりと終えた。抜糸を終えた後、再度名前を呼ばれ、夫婦2人で診察室に入室し、担当医(院長)の診察があった。担当医(院長):『術後の経過は良好ですが、前回の手術(TD-TESE)時に採取した精管(細胞)の病理検査結果になります。』結果は、『セルトリセルオンリー症候群(Johnsen'sS
~前回の続き~『たった1匹でも精子を採取できると良いな。』と、僕は『漢方』を1~2ヶ月ほど服薬していた(前回の記事参照)。※妻が通院している産婦人科の『漢方外来』に行きました。そして、いよいよ『MD-TESE(顕微鏡下精巣精子採取)』手術日がきた。手術日は妻にも有休を取得してもらい、付き添ってもらった。また、通院していた泌尿器科が近所だったこともあり、『日帰り』手術を選択した。※『1泊2日』入院も選択できました。『MD-TESE(顕微鏡下精巣精子採取)』は、局所麻酔で実施された。
~前回の続き~『MD-TESE(顕微鏡下精巣精子採取)』を実施しても精子が採取できる割合は、『30%』。事前に担当医(院長)から複数回説明があった。※非常にわかりやすく、丁寧かつ親身に説明していただき、本当に感謝している担当医さんです。我が子を授かりたい一心で臨んだ手術だった。『後悔はしたくない』という強い想いで、約1~2ヶ月間『漢方』を服薬した。それでも精子を採取することはできなかった。『残念ながら精子は確認できませんでした。手術はこれで終わります。』担当医(院長)はそう告げた
~前回の続き~『残念ながら精子は確認できませんでした。手術はこれで終わります。』縫合も終わり、手術は無事に終了した。病室に入室して来た妻の目には、すでに涙が浮かんでいた。手術が終わり、ストレッチャーで病室に運ばれた(戻った)時は12時頃だった。手術時間は、約1時間ぐらいだったと思う。病室は、金銭的負担を考え、大部屋(4人部屋?)を希望していた。しかし、手術当日、個部屋(1人部屋)が空いているからとのことで、追加料金なしで個部屋を利用させていただくことができた。僕:『ダメだった
~前回の続き~『MD-TESE(顕微鏡下精巣精子採取)』を実施し、精子を採取することはできなかったが、術後の経過は良好だった。術後10日目頃に抜糸の予定であった。さて、手術当日・退院の会計時、診療費明細書を見た時、少し気になる項目があった。・『病理判断料』※病理検査費『採取した細胞を何かしら病理検査するのだろうか。』僕は直感的に嫌な予感がした。事前に担当医(院長)から『MD-TESE(顕微鏡下精巣精子採取)』について複数回説明があった。※非常にわかりやすく、丁寧かつ親身に説明して
※今回の記事は、『MD-TESE(顕微鏡下精巣精子採取)』後の個人的な感想(実体験)を主に書きます。--------------------------------------------------~前回の続き~手術(MD-TESE)をした泌尿器科は、自宅の近所(車で約5分)だったこともあり、『日帰り』入院を希望した。※『1泊2日入院』も選択できました(過去の記事参照)。手術翌日も有休をいただいていたため、『1泊2日入院』も選択することができたのだが、デリケートな手術なため、『日帰り
※『線維筋痛症』の詳細は、他のサイトをご覧ください。--------------------------------------------------~前回の続き~妻は、『線維筋痛症』と診断される前に交通事故にあったようだった。『妻が運転していた車に、一時停止をせずに交差点に進入した先方の車にぶつけられた。』よく聞くような交通事故だが、先方が入っていた『(自動車)保険会社』が悪かった。名指しで批判はしないが、『保険会社なのに保険金を出さない。保険会社として成立していない。』
~前回の続き~採血による『遺伝子(染色体)検査』が陰性(異常なし)だった僕は、早速『MD-TESE(顕微鏡下精巣精子採取)』の予約をした。通院していた泌尿器科では、当時1ヶ月待ちであった。『不妊治療』を経験したことがない方々は、どんなイメージをお持ちだろうか?・保険適用外なため、非常に高額な医療費がかかる。・子どもを授かりにくい体質のため、わずかな可能性を信じ、長期間継続して治療(通院)しなければならない。こんなところだろうか。僕自身そうであった。そんな僕自身が、まさか『男性不妊
~前回の続き~妻から『線維筋痛症』を患っている話を聞いた時には、正直驚いた。(『線維筋痛症』がどんなものなのかもわからないけど、とにかく妻のことをもっと知りたい。)しかし、それが僕の本音だった。いよいよ妻との交際がスタートした。妻との愛を育むのは、本当に早かった。妻が『線維筋痛症』であることは、まったく気にならなかった。僕は、過去の恋愛経験を踏まえた希望として、『結婚(入籍)する前に1度同棲をしたい。』ということを妻に伝えた。いきなり同棲は無理だが、僕は平日に仕事を終え、夕食