ブログ記事665件
ごきげんよう!無事神無月の旅から戻ってまいりました。今回もお天気に恵まれ晴れ女伝説我ながらアッパレです(笑)。そして今日舞い降りたのがオードリーヘップバーン主演の「ティファニーで朝食を」より「ムーンリバー」です。なぜこの曲になったかわかった方は恒例の桜子検定一発合格です(笑)。旅先もわかった方はボーナスポイント100差し上げます。昨日の吉永小百合さんのヒントで予想は付いていると思いますが場所を特定出来たら凄いです(笑)。今回はお江戸に行きま
昨日から、唐物肩衝茶入「山井」の銘の由来を書いていて、それが沢庵(澤庵)宗彭(たくあんそうほう)の和歌がもとにあることは有名浅くともよしや又汲む人もあらば我に事たる山の井の水(井戸が)浅くても良いじないかまた他に水を汲む人があっても、私でさえ山の中の井戸の水で事足りているくらいだから・・・くらいの意味だが、これだけ読むと何だか、ノー天気にも読めて、どういうことを言いたいのか分からない。沢庵和尚は、安土桃山から江戸前期にかけての臨済宗の僧で、大徳寺住持
静嘉堂文庫美術館に行ってきました。今は茶道具が展示されています。世界に3椀しか現存していない曜変天目茶碗(国宝)が目的だったんですが、いえいえ、他の茶道具も素晴らしい。展示のタイトル通り、眼福でした。油滴天目茶碗もあります曜変天目茶碗だけ写真NGだったので、こちらはオンラインから。焼き上がる時の釉薬の変化で、この模様が出るんですが、詳細な事は分かってないんですよね。焼き上がりの偶然なのか、それとも何かの技法なのか。。。神秘的な美しさで、見飽きませんでした。素晴らしかったです。
前回の続きです。出光美術館に行った後、すぐ近くにある静嘉堂文庫美術館で開催中の「特別展眼福―大名家旧蔵、静嘉堂茶道具の粋」に行きました。静嘉堂文庫美術館公式静嘉堂文庫美術館は2022年に重要文化財となっている明治生命1号館へそれまでの世田谷区岡本から展示場を移転しました。私も以前の場所で鑑賞した事があります。11月23日月曜日静嘉堂文庫美術館「金銀の系譜」岡本民家園静嘉堂文庫美術館何と前回行った時から9年近く経っておりました(^^;
静嘉堂文庫美術館の展示「眼福」で出色だったのは、茶入の展示で、そのなかで、設えの豪華さが利休物相なみだったのが、唐物肩衝茶入「山井」元の所有者の名前から樋口肩衝ともいわれる図録なんかだと、しっかり青白い釉薬がながれているのが分るのだが、私の撮った写真では明確に見えないのが残念とはいえ、存在感は圧倒的設えを見ると朱塗りの皿とその箱象牙の蓋が5個茶入の仕覆が2枚木の曳家とその仕覆漆塗りの蒔絵のある内箱それに木地の内箱が3個それを全体に収める溜塗の大外箱ため息ので
関屋図澪標図「源氏物語関屋澪標図屏風」俵屋宗達静嘉堂文庫美術館は、『源氏物語』第十四帖「澪標」と第十六帖「関屋」を題材としたもので、六曲一双の屏風で、左隻が“澪標(みおつくし)”、右隻が“関屋”となっている。宗達の作品中、国宝に指定される3点のうちの1つで、「風神雷神図屏風」と並び傑作とされているものです。直線と曲線を見事に使いわけた大胆な画面構成、緑と白を主調とした単純で巧みな色づかい、古絵巻の図様からの引用など、宗達画の魅力を存分に伝える傑作です。
これまで唐物肩衝茶入「山井」を取り上げてきた。「山井」と銘をもつ茶入には、唐物茶入「山井」だけではなく、有名な茶入に、古瀬戸茶入の「山の井肩衝」がある。(写真は「茶道美術鑑賞辞典」(淡交社)より借用)この茶入は、伊達家ではなく、細川家が関わっていて、唐物茶入が小堀権十郎が箱書し古瀬戸茶入の「山の井肩衝」には古田織部が関係している。(昨日小堀遠州と書いてしまったのは書き間違いでしたので、訂正)古瀬戸茶入の「山の井肩衝」は松井肩衝の名をもっているが、この松井氏
ご覧いただき、ありがとうございます😺アラ還のおばさんの過去~現在の思い出と備忘録です。気まぐれ更新です😆連休だったので、2日続けて着物でお出かけ出来ました1日目は、いつも行く着物屋さんとご一緒に。千葉の港で40分のクルーズ(?)です😆乗り物酔いするから、お食事だけご一緒させていただいておいとましようと思ったのですが…着物屋さんのスタッフ様が酔い止め薬をご準備くださって、体調もよかったのでチャレンジしてきましたカモメ?ウミネコ?餌を求めて鳥さんがいっぱい追いかけてくる~間近で飛んで
これまで唐物肩衝茶入「山井」を取り上げてきた。この茶入が静嘉堂文庫美術館の所蔵となった経緯をいうと、これは、もとは樋口氏が所持していたことから「樋口肩衝」とも呼ばれるもので、これが徳川家康に献上されて、それを伊達政宗が拝領し、その後、伊達家相続にあたり家光に献上家光から、再び伊達家が拝領し、その後、大坂商人を経て、岩崎家のものとなった。利休物相のように、伊達家から直接岩崎家が取得したものではない。それじゃあ、これがいつ「樋口肩衝」から「山の井」の銘
旅の最後に訪れたのは、丸の内の明治生命館にある「静嘉堂文庫美術館」です。ここに来たかった最大の目的は、国宝の「曜変天目」。この目で一度見てみたいと思っていました。静嘉堂文庫美術館東京・丸の内にある美術館。国宝7件、重要文化財84件を含む、およそ20万冊の古典籍(漢籍12万冊・和書8万冊)と6,500件の東洋古美術品を収蔵。www.seikado.or.jp浅草から丸の内に来ると、雰囲気が同じ東京とは思えませんねー笑。日本人も外国人も、なんていうか層が違います・・・。私自身は、丸の内っ
静嘉堂文庫美術館に行ってきた。こちらの国宝「曜変天目(稲葉天目)」建窯南宋時代(12~13世紀)は、当美術館の2022年10月「静嘉堂創設130周年・新美術館開館記念展Ⅰ響きあう名宝-曜変・琳派のかがやき-」展でも鑑賞している。茶碗の内側に浮かぶ斑文の周りの光彩が本当に美しい。展示室には大きな解説パネルがあり、光彩が「構造色(玉虫の羽やCDディスク表面の色彩だそう)」によるもので…など曜変についての説明や、2009年に中国杭州で曜変天目の陶片が発見された件についても
丸の内に移動してこちらへ。静嘉堂美術館の、響きあう名宝、曜変・琳派のかがやき。こんなの紹介してるくせに。『戸田屋商店曜変天目茶碗』ずうっと、買わずにいた有名な手ぬぐいがありまして。こちら。戸田屋商店の、曜変天目茶碗。いつでもあると思っていたら。この秋、戸田屋さんが色替えをしましたの。告知…ameblo.jp曜変天目を見たことないとか。だめでしょ。現物は星空とも小宇宙とも称されるように、きらきらと輝くお茶碗でした。思いのほか小さかった!周りをぐるぐる何周かして鑑賞させていただき
こんにちは丸の内にある静嘉堂文庫美術館に行ってきました。この美術館は2022年10月に重要文化財・明治生命館1階に移転オープンしたまだ新しい美術館です。今回のお目当ては、国宝「曜変天目(稲葉天目)」です。日時指定券を買おうと公式サイトを見ていたのですが…招待券をお持ちの方は日時予約不要と書いてあるのを見つけて、招待券があるのかぁとヤ〇〇〇で検索見つけたので落札しましたちょっと安く買えたのと、日時予約不要なのがいいなと思いました。
・日本文化を守るために美術館へ・丸の内の静嘉堂文庫美術館にて開催中の特別展「眼福」へ茶道のお姉様方が口を揃えて「この展示は絶対見ておくべき‼️」とおっしゃっていましたがわたしも激しく同意します‼️国宝・曜変天目を始め、岩﨑さんが(知り合い?笑)集めた付藻茄子、紹鴎茄子、山井肩衝、猿曳棚…名だたる茶道具の逸品が惜しみなく展示されています✨撮影可のものもあり(全てではありません)解説も丁寧で感性も教養も満たされる時間でした✨丸の内の静嘉堂文庫は明治生命館の中にあるので
春らしい陽射し…というより暑いぐらいだった丸の内の街はにぎわってました。東京駅から徒歩5分。明治生命館1階にあるわりとこじんまりした美術館静嘉堂文庫美術館上野の美術館のような人出もなくゆっくり観れます。今回の企画はこちら画鬼河鍋暁斎×鬼才松浦武四郎「地獄極楽めぐり図」からリアル武四郎涅槃図まで幕末から明治前半の江戸・東京で活躍した狩野派絵師、河鍋暁斎(かわなべきょうさい)探検家で好古家、著述家、北海道の名付け親である松浦武四郎(まつうらたけし
久しぶりに東京へ。丸の内にある「静嘉堂文庫美術館」へ行ってきました。茶道具の展覧会です。たくさんのお茶道具が展示されていました。御釜、お茶碗、お茶入れ等、じっくりと眺めて楽しみました♪見ているだけで落ち着きますね〜若い頃、表千家の茶道教室に通っていました。お点前も覚えているか?怪しいですが(笑)茶道はずっと好きで、時々お抹茶を点てて飲んでいます(^^)そろそろまた再開したいな〜と思っていますが、残念ながら今は無理。「茶道」を再開することを、老後の楽しみの1つにしたいと思っ
静嘉堂文庫美術館で開催中の「特別展眼福ー大名家旧蔵、静嘉堂茶道具の粋」展へ行って来ました。静嘉堂所蔵の茶道具は、三菱第2代社長・岩﨑彌之助とその嗣子で第4代社長の岩﨑小彌太の父子二代によって、1884年頃から1945年までに蒐集されたものです。現在約1400件にのぼる茶道具コレクションは、質量ともに優れたものとして知られています。彌之助の茶道具蒐集は刀剣蒐集に次いで早い時期から行われ、1884年には大名物の唐物茶入、付藻茄子と松本茄子を、1888年には仙台藩主伊達家旧蔵の茶道具を一括
日本人だけでなく、外国人観光客も多い嚴島神社。何といっても最もインスタ映えするのは、やはり海に浮かぶ真っ赤な大鳥居でしょう。(僕が訪れたときは、残念ながら工事中でしたが・・・)さて、その写真を撮ろうとすると、必ずといってイイほど映り込んでしまうのが、対岸にある白い怪しげな建物です。この建物の正体は、美術館。「平等大慧会」なる宗教法人の設立者、梅本禮暉譽(れいきよ)が収集した美術コレクションを展示公開する美術館です。昭和56年に開館した当初は、王舍城美術寶物館という怪しさ満点