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鉄が欠乏するとミトコンドリアの数が減る(2016.5.6)水素治療で有名な辻直樹先生のFBよりhttps://www.facebook.com/notes/naoki-tsuji/%E9%89%84%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E3%83%9F%E3%83%8D%E3%83%A9%E3%83%AB%E3%82%92%E8%80%83%E3%81%88%E3%82%8B/195250467231551/『鉄』というミネラルを考える皆さんは『鉄』という栄養素につい
ビタミンE(*次の本の原稿より、一部変更してお裾分け)Fe+B50+C1000に加え、Eが一押し(ATPセット)。E不足があると、呼吸で得た酸素の43%が不飽和脂肪酸の自動酸化のために浪費されてしまいます。酸素は本来、ミトコンドリア内膜にある電子伝達系で用いられるものです。つまり、酸素不足があれば電子伝達系での「好気性解糖」ができなくなります。不飽和脂肪酸の自動酸化が起こればそこで酸素が浪費されてしまいます。その結果、血液粘度が増加して血流障害を引き起こすと共に、細胞膜やミトコンドリア膜な
放送大学の先生が、今は俯瞰(ふかん)科学が重要だと言っていました。俯瞰というのは鳥瞰(ちょうかん)ともいいまして、鳥が高いところから地上を見ているような視点をもって、客観的に大局を見定めることです。20世紀の、あらゆる学問分野の業績を、横断的に体系づけてまとめる時代に入ったとも言っていました。で、私も影響されたのか、昨年、光合成と呼吸について、俯瞰的にまとめたプリントを作っていました。今日はこれを紹介したいと思います。高校で生物を教えていると、生徒の頭の中で「光合成」と「呼
超基礎編-8)、鉄不足患者のほとんどは、「貧血を伴わない鉄不足」赤血球(RBC)、ヘモグロビン(Hgb)が基準値以下に低下するのが貧血。貧血になると全身の細胞に酸素を十分運べなくなるので体調不良となる。これは誰でも知っている。鉄不足はフェリチン低下。フェリチンが50以下になると、電子伝達系機能低下を生じATP不足になる。この低フェリチンを呈している人のほとんどが、「貧血を伴わない鉄不足」。巷では、”隠れ貧血”、”潜在性鉄欠乏性貧血”、などとも言われる。つまり、RBC,Hgbは正常
「ミネラル処方」は「ミラクル処方」?Mgについて集中的に勉強しましたまず、Mgの基礎知識として、MgはCaの拮抗元素Caは筋肉収縮、Mgは筋肉弛緩Ca拮抗薬の適応は、高血圧症、狭心症Mgは血管の筋緊張を緩めるMgは冠動脈の攣縮を防ぐMgは天然のCa拮抗薬Mgは食物の精製過程で最初に削り落とされる元素骨を強くする目的でCaが付加された食材が増えているため、Mg不足になりやすい「マグネシウム健康読本」、「奇蹟のマグネシウム」、より病気の予防、健康維持目的なら、Mg100~20
鉄不足を放置したまま他の健康法をやっても効果が出ないグルコース→ピルビン酸→アセチルCoA→クエン酸回路→電子伝達系この経路でグルコースは完全燃焼できます以前、乳酸を溜めないためにはピルビン酸→アセチルCoAの補酵素であるB1,ナイアシンが重要であると述べましたhttps://www.facebook.com/tokumi.fujikawa/posts/772092122907114?pnref=storyしかし、この代謝が完結するためには鉄が十分量あることが前提条件になります電子伝
ATPセットが完成したのが2年前でした。ーーATP激増(ブースト)、サプリメント4点セットATPセット、1年前に初登場。ーーー(まず最初に初心者向けの解説、上級者はスルーして下さい)ATPはエネルギー通貨であり、体を動かすにも、頭を使うにも、呼吸するにも、心臓を動かすにも、食物を消化吸収するにも、各種ホルモンを合成するにも、必要。ATPが十分ある=元気に過ごせる。ATP不足=病気を発症。さらなるATP不足=死。エネルギー代謝を再度復習、グルコースの嫌気性解糖、グルコース→
(超基礎編-6)、鉄不足があれば、ケトン体、酸素を使えないエネルギー代謝;1)グルコース代謝嫌気性解糖、ATP2個グルコース→ピルビン酸→乳酸好気性解糖、ATP38個グルコース→ピルビン酸→アセチルCoA→ミトコンドリア(クエン酸回路+電子伝達系)2)脂肪酸代謝、パルミチン酸の場合ATP129個脂肪酸(ケトン体)→アセチルCoA→ミトコンドリア(クエン酸回路+電子伝達系)生きていくためには十分なATPが必要。ATP不足は様々な慢性疾患を引き起こす。特に嫌気性解糖主導になれば
前からずっと描こうと思っていた、「解糖系」の学習プリントです。やっとできました。化学の構造式に慣れていないうちは、この図が役立ってくれるはずです。うまくいけば、「解糖系」の反応は、高校生物のレベルなら、屁の河童になります。キャラクターをよく見たら下に進んでください。ブドウ糖が呼吸基質として細胞に入ってきたところから始めましょう。「解糖系」の目的は、「ブドウ糖」を「ピルビン酸」に変えることです。まず、ATPがブドウ糖を分解していきます。(お断り炭化
パニック障害はATP不足、その1「鉄タンパク不足」パニック障害の男女比は、1:9で圧倒的に女性に多い。その理由は、女性には鉄タンパク不足があるため。男性のフェリチンは、100~500。15~50歳女性では、99%がフェリチン100以下。80%がフェリチン30以下。40%がフェリチン10以下。1回の妊娠出産でフェリチン50に相当する鉄が失われる。すなわち、産後発症のパニック障害はほぼ100%鉄タンパク不足が原因。フェリチン50以下の鉄不足になると、ミトコンドリアの電子伝達系の機
(超基礎編)、日本人女性の鉄不足フェリチン100以下は鉄不足。当院のデータ、15-50歳女性において、99%はフェリチン100以下、80%はフェリチン30以下、40%はフェリチン10以下。フェリチン50以下になると、電子伝達系でのATP合成機能が低下する。つまり、ミトコンドリア機能障害を生じ、嫌気性解糖主導となる。フェリチンが低下しやすいのは、1)第二次性徴期、鉄需要が増大する。2)妊娠・出産。1回の妊娠・出産でフェリチン50相当の鉄が消費される。3)子宮筋腫、等による出血
すべての病気の原因は、「コーディング不足病」+「ATP不足病」。DNAにはタンパク質の作り方が書いてあります。必要に応じて、DNA→mRNA→タンパク質合成。タンパク不足があると上記コーディングが阻害され、健康を維持できません。タンパク不足による「コーディング不足病」です。生命現象とは、タンパク質を作っては壊すを繰り返す「動的平衡」です。普通に食事をしている方は、全員がタンパク不足です。ATPを増やすためには、グルコースの嫌気性解糖→好気性解糖→脂肪酸のベータ酸化、と代謝を変える必
ミトコンドリアを活性化すればパーキンソン病は改善する症例:40代後半女性H23頃から足が出にくい、体が思うように動かないH24.2総合病院神経内科でパーキンソン病と診断された以後同院で治療を継続しているが次第に症状が進行している年々体の動きが悪くなっているため先々への不安、恐怖が強い処方はネオドパストン(100)2T(L-ドーパ)、ペルマックス2T(ドパミンアゴニスト)、エフピー1T(MAO-B)H26.6、当院でのグルタチオン点滴を希望され来院右足が前に出にくい、右手も動きが
鉄不足を放置してココナッツオイルを摂取しても意味がない~鉄不足があると甘い物が欲しくなる機序~(2016.2.17)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーもう一度、基礎を復習嫌気性解糖ではグルコース→ピルビン酸→乳酸嫌気性解糖ではATP産生は2個好気性解糖ではグルコース、脂肪酸→アセチルCoA→クエン酸回路→電子伝達系好気性解糖でのATP産生は38~130個ピルビン酸がアセチルCoAに変換する補酵素はB1、B2、ナイアシン、B5(パントテン酸)クエン酸回路の
鉄が増えると良いことだらけ15-50歳日本人女性の、99%はフェリチン100以下80%はフェリチン30以下40%はフェリチン10以下以前、鉄剤投与によりパニック障害が完治した2症例を報告しましたhttps://www.facebook.com/tokumi.fujikawa/posts/717959094987084その後の経過です症例1:H27.3、フェリチン1173年かけてフェリチン4以下から117に鉄剤を隔日投与に減量”立ちくらみがなくなった””どこでも行ける”、
糖質過多+鉄不足はヒトを凶暴にするグルコース→ピルビン酸→アセチルCoA→クエン酸回路→電子伝達系糖質過多だとB1、ナイアシン不足となり、ピルビン酸がアセチルCoAに変換できなくなります鉄不足だと電子伝達系が働かなくなり、ピルビン酸が
超基礎編2019、その10「出版社も間違えるエネルギー代謝の基礎」次の本の原稿査読、取材記事の査読を行っているが、出版社数社の全てが間違えて理解している。"グルコースから得られるATPは38個、脂肪酸から得られるATPは129個なので、脂肪酸の方が効率の良い燃料になる”との理解です。確かにそうなのだけど、そういう単純な話ではないので、再度エネルギー代謝を解説します。ーーーーーーーーーーーーーーーーー「うつ消しごはん」より、ATPを作りだすためのエネルギー代謝サプリの組み合わせをご紹