ブログ記事28件
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第54回試験・専門知識(a)気象レーダーは、上空の降水を捉えてそれを降水強度に変換して、広範囲を面的に連続して観測ができるという特徴があります。しかし、気象レーダーによる降水の観測は、アメダスなどに設置されている雨量計に比べると、観測の精度が高くないのもそうなんですが、地形(グランドクラッター)や海上の波(シークラッター)による反射をも降水として認識してしまうという欠点もあります。(大阪・高安山気象レーダー観測所2
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第51回試験・専門知識(a)温度計を通風筒の内部に設置するのは日射や風雨の影響を受けないようにするためです。したがって必ずしも日陰に設置しなければならないというものではありません。《温度計の通風筒の外観:かつらぎ地域気象観測所(アメダス)より》また風通しについても通風筒の上部に電動のファンが回っていて筒の下から上に向かって常に外気を取り入れるようになっています。(気象庁:気象観測ガイドブックp36
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第56回試験・専門知識今回の専門知識は、地上気象観測から、降水量の観測及び雨量計のしくみなどについての問題です。早速、(a)から見ていきます。(a)気象庁の「気象観測の手引き」p4によりますと、降水量とは、「ある時間内に降った雨・雪などの量であり、降水が流れ去らずに地表面上を覆ったとしたときの水の深さ(雪などの固形降水の場合は溶かして水としたときの深さ)で表す。また、単位時間あたりの雨や雪の量を降水(降雨)強度という
こんばんは。およそ2年9ヶ月ぶりの「アメダスへゆく」ということで、JR山陰本線山家駅にやってきました。駅から歩いて約10分、小中一貫校の駐車場の一角にアメダスの雨量計があります。積雪も考慮してかさ上げされています。2021年に、綾部市の中心地から移設されたので、まだ真新しい感じですね。気象業務法(気象測器等の保全)第37条何人も、正当な理由がないのに、気象庁若しくは第6条第1項若しくは第2項の規定により技術上の基準に従つてしな