ブログ記事5件
時系列1マンガや小説をよんで思うことは今まで色々あったけど、解釈を押し付けてもしょうがないだろうと思っていたのでブログに載せるつもりは今までなかったです。くらもちふさこさんの「花に染む」については、難解と思われているらしく、多くの人が解釈を求めているみたい。あるブログをよんで人の解釈を読むのも面白い、もう一つ別の物語を読んでいるみたいで得した気分、自分の思っていると所と違うことを確認するのも面白かったので、ここに載せることにしました。自分のこころの記録としても。何度か読
西行と桜時系列の続きを載せる前に、作品に出てくる西行の歌について感じたことを書き留めておきます。西行を知らない人がこの作品の中だけで「花に染む~」の歌と歌の意味をみると、枯れた年取ったお坊さんが桜の花をみた自分の中にまだある執着を歌っているように見えるのでしょうか…西行自体は伝説も数ある異能の人で、容姿端麗、文武両道なのに若くして出家し和歌を数多く残した人です(とてもざっくりした説明ですが)この歌自体も年取ってから歌った歌ではなかったような…残した歌の中でも桜(花)の歌が多
花に染む(全8巻)くらもちふさこ花に染むは2010年から2011年まで「コーラス」で2013年から「ココハナ」にて連載された少女漫画で第21回手塚治虫文化賞マンガ大賞の受賞作です。この作品は花に染むの舞台である花染町の駅を起点にして5分圏内の町の人をつなぐように物語が展開する「駅から5分」(全3巻)のスピンオフ作品でございます。神社の隣の畳屋の娘花乃かのは小学生の