我々は宇宙人を観た。人間の醜い部分を(子供時代〜も含め)包み隠さず描いて行くために、鑑賞後の気分は重い。ワイルドスピード似の友情ラストだけでは、到底明るい気持ちで席は立てない。テーマは邦画『ヒメアノ〜ル』と同じだ。なので個人的には好きになれない種類のアニメだが、本作以上の映画には今年、出会える気がしない。見事な衝撃作。昔の是枝裕和なら、これくらいリアルな実写が撮れただろうが、今のがんじがらめの日本映画界では、アニメーションだけが表現の自由あるか。ロトスコープにしか見えない、リアルなカットと動きは