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皆様こんにちは。あさぎ絵画教室の主宰松本が本日も更新しております。上の画像は、教室の生徒さんの作品です。【鉛筆デッサン】という、最も基本的かつ絵画において重要な修練になる絵画技法のことを指します。令和5年2月6日に体験入会で制作した鉛筆デッサン画像です。そして、下の画像が、1年2ヶ月が過ぎて制作された最新のデッサンです。捉え方、観察眼、描写力、全てに於いて別人級に成長を遂げているのがお分かり頂けますでしょうか?素晴らしいデッサン力の成長には本当に驚かされました。最初に
暖かくなってきましたね。千葉では強風がすごかったり寒暖差が激しかったり風邪をひいてる人もあちこちでいて、自分も気をつけようと思うこの頃です。芸術は環境が大事とか聞いたことがありますが、実質的に環境が整ってないと困ることが多いものづくり。とっ散らかって必要な道具がすぐに出てこないと「探す」という無駄な時間が発生です。ごちゃごちゃだと、欲しい材料があるのかないのかすらわからないし。少しでも無駄時間を撲滅するべく片付けに明け暮れております。それでも忙しさに
Sさんの作品をご紹介します。デッサンF4号鉛筆デッサンの勉強をするために入会されたSさんの作品です。今回は白いモチーフを並べて描いていただきました。白いものを白黒で描くということは、目の前の光の現象を追って陰影を付けるということです。これを追い続ければ、やがてデッサンが完成するわけです。とっかかりとしては最適な課題だと思います。それぞれの物体に関係する陰影をひとつひとつ丁寧に拾っていただきました。ただ見ているのとは違って、良く観察して描いていると影にも色々な種類があることが分かります。
私は今でも白黒で描く鉛筆デッサンは好きである。最も、私は抽象表現が多いので具象画のデッサンは時折する艇でである。抽象表現においてもデッサンの緻密さは重要である。歴史上でも優れたデッサンはそう多くはない。優れたというのはデッサンに精神性が描かれているか、である。今日、細密画、写真のような描写が多くなっている。精神性に欠けた肉眼でのみ見た表現である。これは今日の唯物論的世界観より生じる表現であろう。おのれを消し去り、対象を瞑想状態で描く事の欠如でもある。これまた是非
アマゾンの最終回。時間の限り描き込みました。色合いはかなりいい具合になったと思います。今回のデッサンは鉛筆デッサンの3枚目でだいぶ描き方もわかって良くなってきたと思います。アマゾンは石膏像の中では比較的描きやすい像で横顔は美しさもあります。簡単そうに見えて意外な難しさに驚きました。この紙質がなせることだと思いますが仕上がってみると良い表情に見えます。鉛筆のデッサンは木炭に比べると色の付き方が弱くてしかも繊細さも要求されるものだと感じました。