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アロナも元気になり、4ヶ月になっていた。リンがよく面倒を見ていた。ある日アロナがヨンの所へ来ると「旦那様、お願いがあります。一度、アンジェさんと会わせて下さい。」「アンジェには、腹の子はアンジェの子ではない!と言ってある。恐らく、お前が他の男と情を交わしたと腹を立てておるだろう。」「その方が都合が良いです。」ウンスに話すと顔の状態も見たいので一緒に行くと言う。アンジェの所へ行くと、思ったより顔は酷くなかったがケロイド状に残っていた。「アロナ!何しに来たのだ?笑い
鉄原の安保観光は続く。次に案内されたのは鉄原平和展望台で、韓国軍の戦車がお出迎え。ここから展望台の建物へはモノレールで登る。左手に見える大きなため池、この付近は稲作地帯が広がるで農業用水を供給しているのだろう。展望台では非武装地帯(DMZ)側を一望できるホールに案内され、韓国語→英語で解説が入るのは他と同じ。ずらりと並ぶ双眼鏡はクラシックに両目で覗くものが多いがモニタに表示するものもある。小高い丘に焦点を合わせると見張り台とポールにはためく北朝鮮の国旗を視認した。ホー
チュンソクは順調に回復して、自分の屋敷に帰れる許可が出た。大晦日もチェ家恒例のみんなでワイワイと過ごし、新しい年を迎えた。スンとルンはヨンの鍛錬と生まれ持っての運動神経の良さで伝い歩きができるようになり、これまた目が離せなくなった。鉄原の親戚の叔父上から文が届いた。アロナは小さな薬房の手伝いをしながら、健やかに暮らして、お腹も大きくなり、今は、家で産み月を待ちながら、食事の支度もちゃんとしてくれる本当の娘ができたようで、孫が産まれるのを楽しみにしていると。縁談が