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ディズニーランドやユニバーサルスタジオ、ハウステンボス等々・・・ゲートをくぐるとそこは「夢の国」、別世界です。日常を忘れて虚構の世界を楽しむ場所です。さて、家庭裁判所。調停のお部屋に入ると…そこはまさかの「ウソの国」。Welcometothelieworld!司法の中心で嘘にまみれる!謎のアトラクション開催中です。調停のお部屋の入り口にスタッフを配置して、「ここから先は『ウソの国』です。途中でご気分が悪くなられても、途中退席、介抱等できませんので、頑張って
私は今回初めて遺産分割調停を経験して、介護を「担った人」も「担ってない人」も平等に扱われるということを初めて知りました。私は、介護を担った人が受け取り金額の面で多少は優遇されるのではないかと思っていたのです。「法の下の平等」をなめてましたわ。小学校時代の社会、中学時代の公民、高校時代の現代社会、倫理等で嫌というほど学習している「法の下の平等」ですが、ここにつながっているとは露ほども思いませんでした。先生方ももっと現代の身近な例として取り上げてほしいです。じゃないと
「遺産相続って地獄かも」でも書きましたが、私たちが最初に相談に行った(知人紹介)東大卒の弁護士さんは「この件を受けるなら費用は500万円」と言いました。次に相談に行った駅前の瀟洒なビルの大手法律事務所の弁護士さんも同じく「500万円」と言いました。相場は500万円なのかな?と、あきらめかけて向かった3軒目の弁護士さんは、今お願いしている弁護士さんですが、「250万円で引き受けます。」と言われました。一気に半額!この世界どうなってるの?というのが正直な気持ちです。一瞬安い!と思いまし
私周辺の話です。話が複雑になるので、今回の「働けない、働かない」子どもは知的に問題がない事を前提にして書きます。家族に「働けない、働かない」子どもがいる場合、親がその子の将来の生活基盤を確保しようとして、自宅を含め、他の兄弟姉妹より相当多くの財産をその子1人に渡してしまいがちです。そして、他の兄弟姉妹に「何かあったら助けてやってほしい。」などと、更なるお願いをしたりします。はっきり言いましょう。これ、もめます。親亡き後、相当もめます。第三次世界大戦くらいもめ
法律には一般人の感覚として「おかしいな」と感じるものがいくつかあります。その1つが、固定資産税の支払いと賃貸収入です。調停&審判期間中は、相続人全員に全ての相続財産の固定資産税を法定相続分割合で支払う義務があります。が、しかし、調停&審判中にその相続財産から得られる賃貸収入を誰か特定の相続人が1人占めにして受け取っていても、なんのお咎めもなく、他の相続人が調停でクレームを述べても取り合ってもらえません。相続財産からの賃貸収入は、新たな所有者が決定するまでの間、相続人全員の