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前回の続きです。右側のハブのオーバーホール&マニュアルフリーハブの取付は無事に完了しました。そして左側も同じようにハブを分解し、洗浄し組付けとなりました。終盤のマニュアルフリーハブを取付け、ドライブシャフトをスナップリングで固定しようとした時、スナップリングを取付ける為の溝までシャフトが外に出ていないのです!何度も見直しましたが、スナップリングが固定できないのです。一度、左右を入れ替えてみましたが一緒でした。そこで考えだのが、マニュアルフリーハブのスプライ
ホンダN-BOX(JF1)平成25年式走行距離114000kmエンジンオイルが漏れているとの事で、保証会社からのご依頼で入庫してきたN-BOX。早速点検するとエアコンコンプレッサー周辺がオイルで汚れていました。たどっていくと、シリンダ・ヘッド周辺が激しくオイルで汚れていました。タイミングチェーンカバーからもよく漏れる車ではありますが、カバーよりもズレている所から漏れている様子です。洗浄してオイル漏れの様子を見ていると、ガスケットの所にオイルが滲み
スズキラパン(HE22S)平成21年式走行距離78000kmエアコンの効きが悪いという事で入庫してきましたラパン。吹き出し口から出る風を当てるも確かに効きがいまいち。そして車内がクーラーガスの臭いを感じます。ガス圧を点検するも、ガスがあまり入っていない状態です。間違いなくエアコンユニット(エバポレーター)からの漏れと判断。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、スズキ車のエバポレーターは保証延長されています。メーカーサイトスズキ株式会社リコール情報2015年12月18日ワゴ
スズキスペーシア(MK32S)平成26年式走行距離71600km元々エアコン(冷房)が効かないとお問い合わせがあったスペーシア。ご予約頂くも入庫予定日前にオーバーヒートしてしまい、ロードサービスにより入庫。診断するとラジエーターとクーラーコンデンサを冷却させるクーリングファンが回っていない事が判明。その為、冷房も効かなくなり連日の猛暑でオーバーヒートしてしまったと思われます。お客様にご説明して修理を進めていきます。フロントバンパーを外してます。正面に見えるのがクーラーコンデンサ。ス
車検で入庫した三菱ミニキャブトラック(U61T)平成24年式走行距離18000km農家さんが仕事で使っている軽トラ。年式の割には走行距離は極めて少ないです。そんな車両でもトラブルは出てきます。パワステポンプからオイルが漏れています。走行距離は少ないですけど、田んぼのあぜ道を走ったり畑を走ったりと、土ぼこりがたつ環境で使用していますので、ポンプのオイルシールにホコリが付着し漏れやすくなります。オイル漏れによる異音や焼き付きはありませんので、オーバーホールしてシール類の交換をしていきます
三菱デリカスペースギア(PD6W)平成15年式走行距離95000km東京から新規のスペースギア・オーナー様がご来店です。実はしばらく前からお電話にて、スペースギアの購入を考えていてその後のサポートのご依頼がありました。そして購入したとの連絡を頂き、メンテナンスやご要望の整備の為お預かりとなりました。購入時には車検を受けていましたが、大した整備はやっていませんでしたので、一通り車の状態を確認して、どんな整備を優先的に実施するかをお客様と打ち合わせしていきました。お客様か
ブログを見たと新規のスペースギアのお客様がご来店されました。修理のご依頼の一つのスライドドアがスムーズに開閉できないとの事で、診断と修理をする事となりました。平成13年式PD6W104000km走行当社でも珍しいハイリフト仕様のスペギでオーバーフェンダーが取り付けられています。スライドドアのセンターアームを延長してあるので、余計に負担が掛かっています。そのセンターアームのローラーにガタがあるせいで、引っ掛かりが生じているようです。センターのローラーはアームの構成部品として一体になっ
トヨタクラウンハイブリッド(AWS210)平成25年式走行距離111000kmエアコンが効かないと保証会社からの依頼で入庫となったクラウンハイブリッド。お客様からの問診と診断で分かった事は、エンジンかけ始めはガンガンに冷風が出て全く異常無し。しかし突然全く効かなくなると言う症状。効いてていることはエアコンの基本的なシステムは生きているという事。診断機ではエアコンのインバータ冷却系に異常が。更に診断すると、この猛暑の中でエンジン始動後に停車してエンジンルーム内の温度が上昇していくとコン
スズキワゴンRスティングレー(MH34S)平成27年式走行距離101000km他社で中古車をご購入された初めてのお客様。加速中に40km/h付近での振動と60km/h付近で滑りの様な現象から再度繋がるという症状のワゴンRスティングレー。お客様が最寄りのお店でCVTのコンピューターの最新化を済ませているとの事でしたが、症状は悪くなったとの事。となるとあとはミッション本体の不具合しかないので、症状確認とデータ取りしてCVT交換する事。今回はお車ご購入時に保証を付けられていたので保証整備とな
平成10年式のいすゞフォワード。走行距離880000キロ。エアコンのガス補充のご依頼で入庫してきたフォワード。お客様で配管を交換してきた事で、真空引きしてガス補充をするだけと思いきや、配管等の漏れが無いことを確認してガスチャージ。しかしコンプレッサーは作動するものの、スムーズにガスが入っていかない!もちろん冷房は効かない。調べていくとコンデンサーに付いているクーリングファンが回らない。直接電気を流しても回らない。ファンモーターが壊れているので交換。それでも回らず、モーターまでの電気が来ている
三菱デリカ・スペースギア(PD6W)平成18年式走行距離123000km走行中に路面の悪い所でコトコト異音がするとの事でご来店のスペギ。確認すると以前交換した左前のショックアブソーバから音が出ているようなので、保証にて再度ショックを交換する事となりました。交換後、一旦異音は無くなりましたが、ブレーキングで車体が荷重移動する時に新たな異音が確認できました。音の発生箇所を探すと、アッパーアームとトーションバースプリングから音が大きく響いてきます。ボールジョイントやアームにはガタは無く、トー
三菱タウンボックス(U62W)平成12年式走行距離86000km突然エンジンが止まってしまい、再始動ができないとの連絡が入り引取へ。預かった車両を工場へ運び診断すると、スターターは回るも初爆が無い。ただスターターが回る音がとても軽い音。嫌な予感。そしてその予感は的中!カムシャフトが回っていない。がタイミングベルトは切れていない。コマ飛びか?とりあえずタイミングカバーを開けてみたらビックリ!タイミングテンショナが壊れてベルトが緩んでしま
トヨタ・ヴィッツ(KSP130)平成23年式走行距離112000kmエンジン始動不良との事で入庫してきたヴィッツ。お預かりした当初は復帰してしまいましたが、問診やその他には悪い所が無かったことからスターターを疑い、リビルトパーツ(再生品)にて交換する事となりました。本来ならば交換して終了のはずが・・・スターターをミッションに取り付ける為のボルトが、1本全く緩まないのです。お客様に事情を説明して時間を掛けて試みるも、少しは回っても止まってしまい、潤滑剤を使用し無理しない様に地道にボルト
ダイハツタントカスタム(L350S)平成18年式走行距離99000kmタイミングベルト交換で入庫しましたダイハツ・タントカスタム。特にオイル漏れがあった訳ではありませんでしたが、お客様のご要望でヘッドカバーのパッキンを交換して欲しいとの事でしてが、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、このエンジンのヘッドカバーのパッキンの部品供給が不十分なのです。どういう事かと言いますと、ヘッドカバー外周のパッキンは通常通り供給はあります。しかし、スパークプラグの穴のパッキンがヘッドカバーの構造上の問
ニッサンデイズルークス(B21A)平成28年式走行距離53000km毎度お馴染みのニッサンデイズシリーズ(三菱ekシリーズ)のドアミラーが格納しないという事で、東京からお越し下さいました。正直我々にとってはごく当たり前に修理をしておりますが、今回のお客様のお話ではドアミラーそっくり交換でしか対応出来ないという事でした。そっくり交換ですと約6万円。格納不良だけで6万円は流石に痛いです。一昔前のお車はドアミラーそっくりでしか部品供給が無かったので、仕方ありませんでしたが、最近ではドアミラ
トヨタ・ヴェルファイア(ANH20W)平成24年式走行距離102000km初めてのお客様でエンジンから異音がするとの事で保証会社からの紹介でご来店。症状はすぐに確認できて、エンジン内部から音が出ていました。オイル管理はお客様で定期的しっかり交換されている記録もある事から、保証会社に申請し無事に承認されて、保証会社が手配したリビルトエンジンに交換へ。エンジン取外しにかかります。補機、配線、配管類を切り離し、いよいよエンジンを降ろします。
スズキ・パレット(MK21S)平成21年式走行距離190000km点検時に水漏れが確認されたパレット。ウォーターポンプからの水漏れという事で、交換作業となります。このスズキのK6Aエンジン(ターボ)は本当に整備性が悪過ぎます。ターボのパイプが邪魔してウォーターポンプの固定しているボルトが回せないのです。パイプのボルトを緩めてパイプをずらしてスペースを作ります。そしてウォーターポンプのボルトにアクセスできます。ウォーターポンプが外れました。外したウォーターポンプ。新品のウォータ
スズキ・ワゴンR(MH21S)平成19年式走行距離142000kmタイヤの内側がワイヤーまで出てしまうほど偏摩耗をしていたワゴンR。特に車高を下げている訳でもなく、足廻りを点検していると、お馴染みのフロントサスペンションのアッパーサポートに大きなガタが確認されました。ですのでアッパーサポートの交換と、タイヤは危険なので消耗してしまった2本を交換していきます。外したサスペンション。アッパーサポートを外します。サポートの隙間に差があるのが分かります。ボディに取り付けます。ガタがよ
トヨタ・プリウス(ZVW50)平成28年式走行距離85000kmエンジンの警告灯が点灯したとの事で来店されましたプリウス。診断機でダイアグコードを読み出すと電動ウォーターポンプの断線という。フリーズフレーム・データを確認して、現在は正常に動作しているので、様子を見る事としました。しかし数日経ってエンジン警告灯が点灯。ダイアグコードを同じ。フリーズフレーム・データを確認すると、電動ウォーターポンプの目標回転数が指示しているにもかかわらず、電動ウォーターポンプが動いていない事が読み取れま
レクサスLS460(USF40)平成18年式走行距離121000kmブレーキ踏むと振動がするとの事で来店されましたLS460。走行して症状を確認すると、原因はすぐに判明。ブレーキのジャダーです。ジャダーとはディスクの歪みや厚みが不均一になると起きるもので、ブレーキを踏んだ時に症状が発生します。ひどい症状の場合、車体全体が振動でガタガタします。こちらの車両も中古車購入時に故障保証に加入されていましたので、申請して無料で修理出来ます。前後左右4枚のディスクローターを交換していきます。キ
三菱デリカD:5(CV5W)平成20年式走行距離68000km加速不良及び発進時に異音がするとの事で、保証修理の依頼で来店されたD:5。診断機で故障コードを読み出すと、複数出ていました。この場所CVT内部の不具合で本体の交換となります。保証会社の承認をもらい、修理を進めていきます。ミッションを下ろしていきます。とにかく重いので邪魔なサスペンションメンバーを先に外します。マフラーとプロペラシャフトを外します。ドライブシャフトを外します。ステアリングシャフトを切り離
ダイハツタント(L350S)平成18年式走行距離104000km去年から猛暑日になるとエアコン(冷房)が効かないというタント。信号待ち等で停車すると温風しか出てこない。走り出すと少し冷風が出るも、車内は全く冷えない。気温が下がったり、夜間は冷風が出るという。暫く様子を見ていたようですが、今年本格的に診断・整備に着手する事になりました。クーラーガスは高圧・低圧共に特に問題はありません。気温が高くなる日中だけ冷えなくなるので、どのタイミングで効かなくなるのか検証です。エンジン始動直後はし
三菱パジェロミニ(H58A)平成23年式走行距離90000km以前からエンジンのオイル漏れがあったパジェロミニ。走行距離も9万キロ超えてタイミングベルトの交換時期が近づいてきたという事もあり、タイミングベルト交換と同時にオイル漏れの修理をする事となりました。漏れたオイルがミッションまで到達してオイルまみれです。エンジン周辺のものを取り外していきます。ヘッドカバーからのオイル漏れは確実。タイミングベルトカバー周辺にはオイル汚れは無さそうです。エンジン後方にえるカムエンドのキャッ
スズキ・ワゴンR(MH21S)平成19年式走行距離142000km突然エンジンの音が大きくなったとの事で入庫してきたワゴンR。そしてエンジン音の中に金属的なカラカラ音がするとな事で、お預かりして修理する事でお預かりしました。エンジンの音はすぐ排気漏れと分かり、どこから漏れているかの確認です。常時排気漏れの音がしているので、音を追って見てみると、触媒から漏れている事が判明しました。溶接している境目が完全に割れています。こちらのトラブルはスズキがサービスキャンペーンとして、発生対応に限
三菱eKカスタム(B11W)平成25年式走行距離61000km左のドアミラーの電動格納が出来ないとの事でご来店されました。B11系eKシリーズ・B21系デイズシリーズはドアミラーの不具合がとても多いです。スズキ車のように保証延長は出ていませんが、唯一の救いは電動格納用のモーターが単品で部品供給があるので、費用はミラー交換よりかは安く済みます。ドアミラーを外します。ドアミラーを分解します。コレが格納用モーターです。新品のモーターハーネスも交換します。ミラーのベースに組み付けていき
ニッサンNV350キャラバン(VW2E26)平成28年式走行距離90000km他店で中古車として購入されたキャラバンがエアコンを作動させると加速しないということで、購入時に加入した保証を利用した修理のご依頼です。点検時には加速しないという症状は確認ができませんでしたが、エアコン(冷房)は全く効かない状態でした。コンプレッサーは作動しているが、クーラーガスの圧力が上がらない状態。しかしガスは入っている。コンプレッサーにトラブルを生じ、エンジンに負荷がかかって加速不良になった
ダイハツタント平成22年式走行距離78000km定期点検時にエンジンからオイル漏れが確認され修理です。エンジン前方に取り付けられているオイルプレッシャスイッチから漏れていました。ある程度年数経つと漏れる所であり、取付け部分から漏れるというより、スイッチ自体から漏れる事の方が多いです。エンジン前方、エキゾーストマニホールド横にあるのがプレッシャスイッチ。新品部品エンジン廻りを洗浄して、スイッチを交換します。プレッシャスイッチはオイル量が減少等して油圧が低下すると、メーター内にあ
ニッサンセレナ(FC26)平成23年式走行距離127000km今年の1月に他店で中古車として購入されたセレナ。エンジンオイルが無くなってしまい、オイルの警告灯が点灯するという事で、購入の際に加入されました保証会社から整備の依頼でご来店されました。点検すると外部には漏れは無く、エンジン内部でオイルを消費してしまっているようです。保証会社の承認を得て、エンジンを交換する事となりました。フロントバンパーを外し、邪魔な部品を外していきます。エンジンとミッションとサスペンションをごっそり下ろ
三菱デリカD5(CV5W)平成19年式走行距離118000kmフロントドライブシャフトブーツが切れてしまったのでブーツ交換です。デリカD5も発売されて13年を超え、昨年のビッグマイナーチェンジはしたものの、とても息の長い事で愛されています。今回の車両も初期型である為、ドライブシャフトブーツも経年劣化で切れてしまいグリス漏れを起こしてしまいました。インナ(内側)アウタ(外側)共にグリスが漏れてしまっているので、フロント左右4ヶ所交換していきます。そして左のタイロッドエンドにガタがあ
平成19年式日産キャラバンCSGE25型燃料計が正しく表示しないとの事でお預かりしたキャラバン。イグニッションキーをON・OFFする度に針の位置が変わります。お客様の話では燃料を満タンにしても針がFULLならならないようです。このキャラバンは簡単にメーターシステムの自己診断が出来るので、まずそこをチェック。異常が無い事を確認したら、ほとんどが燃料タンク内のゲージユニットの異常なので、燃料タンクを外してみました。キャラバンは燃料ポンプとゲージユニットが一体になっているタイプです。フ