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私が好きな小説のひとつである「浜村渚の計算ノート」シリーズの「7さつめ悪魔とポタージュスープ」を本日読み終わりました。今回も数学の面白さを楽しませてもらいました。ちなみにこのシリーズは、理系教育が禁止された(数学が義務教育から消された)日本が舞台で、理系教育復活を唱えるテロリスト「黒い三角定規」が起こすテロ事件を中学生である浜村渚が「数学の知識」を使って解決していくというストーリーです。当然、ストーリーには「数学」の要素が入っていて、今回は「デロスの問題」「(-1)×(-1)」
※※この本を読んで一言※※私の出身の愛知県が舞台なので馴染みがあります(笑)。何より推理小説として面白く、そして歴史を知る資料的な意味でも勉強になる作品でした。※※※※※※※※※※※※※※※辻真先さんの作品は初めて読みます。読み始めてこの作品が太平洋戦争後の名古屋が舞台であることを知らなかったので驚きました。(よく見ると表紙の副題に「昭和24年の推理小説」としっかり書いてあるのを見ていませんでした(汗)。)読み終わって全体を通した感想は、殺人事件にしっかりしたトリッ