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様々な癌種において、1臓器のみ(肺や肝)の転移で、転移個数が1,2個と少なく、転移巣への手術や放射線治療で、明らかに根治したと考えられる例が散見される様になってきております。これをオリゴメタスターシス、と定義されつつあります。特に結腸癌で、昔から報告されていました。私も20数年前にその様な方を診て、なぜ結腸癌の転移だけ治ることがあるのだろう、と疑問に思いました。それが、乳がんの転移も治るはずだ、と考えた理由のひとつです。オリゴメタスターシスが明確に定義されていない理由のひとつは、お
減薬の効果は夜中のトイレからあって目が回らないめまいってわからんよねサブリミナル効果みたいなチカッチカッて短く早いスパンで見えるものが軽く動く感じと頭の中でフラッシュ音が数回聞こえるような感じかなただ朝起きたときは目覚めがとても悪くてまだ悪心があるかなって感じで再び眠る今日は1日中ひとり地震みたいななんともいえん揺れ(めまいなのか、トラウマか)が軽~く続いていまいちだったわ…ただ視界が元通りにはなったしめまいもひどさが減ったし減薬成功かなさてここか
引き続き、将棋の話しをします…まだ将棋で話すことがあるのか、と思われるかもしれませんが、本当はこれが一番言いたかったことかもしれません。将棋に勝つには「将棋と進行乳がん②」の様に毎回相手を見ながら、何手先までも展開を読んで、対策を考えながら攻めます(進行乳がんで根治を目指すのであれば、がんの状態を診ながら、何手先までも考えて治療します)。『将棋と進行乳がん治療②』以前将棋の話しをしました。『将棋・・そして進行乳がん治療』将棋子供の頃、父と毎日将棋を打っていました。負けても負けても、次こそき
私は、「転移・再発乳がんの根治を目指す際には、ガイドラインは参考にならない。」と書きました。「ガイドラインを無視して良いのか。」とか、中には「ガイドラインに則って治療をしないで、訴えられないのですか?」と質問される事もあります。実臨床において、本来ガイドラインはどうあるべき(どの様な位置付けであるべき)なのでしょうか。以下は、厚生労働省の外郭団体である、日本医療機能評価機構のホームページからの引用です。見づらいため、以下に記載の一部を抜粋します。「診療ガイドラインは、科学的根拠に基づき
以前将棋の話しをしました。『将棋・・そして進行乳がん治療』将棋子供の頃、父と毎日将棋を打っていました。負けても負けても、次こそきっと勝つぞと、けっして手を抜かない父に挑んでいました。将棋は様々な駒を交互に1回ずつ動か…ameblo.jp将棋をする人は、家で家族で打つ人、街の将棋会所で打つ人、奨励会に入ってプロを目指す人、プロになってリーグ戦を戦う人、名人位や王将位に着く人、様々です。テニスや野球、バスケットボールなど、相手がいて戦うものはすべて同じ事が言えるかと思います。将棋に話しを戻し
次は例えば「角」、その次は「飛車」と試していって(次々に現れる新薬で同様の臨床試験を繰り返して)、さらに負けるまでの時間は延びる(ほとんどが治らないけど生存期間は延長する)かもしれません。しかし、それでいつか相手に勝てる(進行乳がんが根治する)日が来るのでしょうか。次の一手(例えば歩が無くなった後に角をひたすら打ち続ける=セカンドラインの治療)、その次の一手(歩と角が無くなった後:効かなくなったあとに飛車をひたすら打ち続ける=サードラインの治療)も、試合にはおそらく、いや全く勝てないと思いま