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阿部治正マルクス研究者である佐々木隆治さんが、1月に出版された彼の著書『資本論第三巻』(角川書店)についての講義を、ウェブで行っています。この著書は、同じく彼の第一巻を中心とした『資本論』に次ぐ労作です。これまで行われてきた、あまたある資本論研究の迷走や混乱がかなりすっきりと整理されており、それゆえに大変の分かりやすいものともなっています。私たちが生きる現代社会のカラクリ、とりわけ経済の「金融化」現象や、昨今の「プラットフォーム化」つまり独占資本の最新の形態、その下で働く人々がどの
住谷眞氏の歌集『SADよこんにちは』をご紹介させていただきます。住谷眞氏は「ナイル」短歌工房に所属し甲村秀雄に師事されていましたが、現在はその「ナイル」を引き継いで「現代短歌ナイル」の代表になられています。この歌集名を目にしすぐに思い浮かんだのが、フランソワーズ・サガンの小説『悲しみよこんにちは』でした。さらにサガンのこの小説のタイトルは、ポール・エリュアールの詩「直接の生命」の一節から採られています。「Sad」は英語で「悲しい」という意味なので、サガンの小説のタイトルがすぐに
最新の歳時記、2022年12月の発行。もっとも新しく、そしてもっとも大部(全5冊)なのはこの歳時記です。今日の出版事情から推して、当分これに類するものは出ないと思われます。この歳時記、角川書店が積み重ねてきた歳時記編集の一つの輝かしい達成です。同時に最後の光芒という気がします。集められた季語が古いのです。この第5巻新年に至ってはほとんどの季語が古典語です。死語と言ってもいいです。というわけで、この大きな歳時記を手元に置いて、今日の季語の問題を断続的に考えようと思います。さて、今日は立夏、
傷は浅いうちに自身で直すべきだ。神奈川県警の巡査部長の水沼加穂留は、民事裁判の対応を行う訟務課へ異動して弁護士資格を持つ新崎大也とともに。強盗犯グループへの違法捜査を問われた裁判を担当することになった。129P横浜地裁508号法廷での判決公判。加穂留は緊張して、言い渡しを待った。「主文。一、原告の訴えを認め、被告は賠償金2百万円を支払うものとする。二、訴訟費用は被告の負担とする」強引な取り調べ・違法捜査が録音によって証明されて、神奈川県警は敗訴してしまった。これまでのゆっくりした裁判
(1)新しい学びの形「N高等学校」「S高等学校」N高等学校は、インターネットと通信制高校の制度を活用した、角川書店とドワンゴが作った新しい高校です。ICTツールを活用し効率よく高校卒業資格取得のための学習ができます。効率よく学習することで、自らが学びたいことに多くの時間をあてられます。同様のコンセプトの学校に「S高等学校」があります。「N高等学校」「S高等学校」では、1年次より進路について考える授業を行っている他、ライブ配信で行われる課外授業の「大学受験対策」講座、日々の
埼玉県の東所沢にあります…「ところざわサクラタウン」へ行ってきました。2020年11月にオープンした、KADOKAWAが運営する大型文化複合施設です。ミュージアムをはじめ…体験型の書店やホテル、イベントスペースなどがあります。今回私が利用したのは、「冬休み限定KCMイブニングパスポート」という、15時以降の入館で3時間滞在できる、2,400円のパスポートです。(発売は1月10日まで)観られる施設は、月~木は3,000円・金土日は4,000円の「KCM1DAYパスポー
怖い世の中ですが、心を強く生きていきましょう!命が資本です。いのちの電話(フリーダイヤル・無料)おもいささえる(月)〜(日)00:00〜24:00毎日24時間日本赤十字病院の中村倫也より愛を込めて愛をあなたに。noteラジオ「中村倫也の芯」かぜのでんわ作/絵いもとようこ|中村倫也@ISSEI_blue#note#お金について考えるhttps://note.com/issei_blue0723/n/nbd4f130db520
我が家には本がたくさんあります。自分は普段はあまり出版社のシンボルマークやロゴマークなどを気にすることはありませんが、最近本棚を整理していると、多くの出版社は本にシンボルマークを印刷しており、同じ出版社でも文庫・新書等のシリーズによってシンボルマークを使い分けていることも多いということに気付きました。ということで、いきなりクイズです(笑)。以下のNo.1~15のそれぞれのシンボルマーク(orロゴマーク)は、どの出版社のどのシリーズのものか、お分かりでしょうか?我が家には文庫と新書が多く