見世物小屋とは
見世物小屋は、日常では見られない品物や演芸、珍奇さや猥雑さなどを売りにしている獣や人間を見せる、小屋掛けの興行です。江戸時代では、今で言うところのサーカス、美術館、動物園などの要素を含んでおり、明治時代以後に今の珍奇さや禍々しさを売りとした形態の見世物小屋になっていきました。体に蛇を巻きつけたり、噛り付いたりするへび女や、手足のないだるま女、人間ポンプや犬の曲芸などがあり、寺社のお祭や縁日には露店と共に盛んに興行していましたが、風俗の変化により現在ではあまり見られなくなりました。見世物小屋を観たことがある人の思い出が綴られているブログや、見世物小屋について説明しているブログがあります。