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「D坂の美少年」、シリーズの締めに相応しいエピソードだったな。探偵団創設者である学の兄を登場させることで、何事にも終焉があることを匂わせる話運びが心に沁みる。「美少年」でいられる時期は短い。モラトリアムには必ず終わりがある。でも、そのモラトリアムをできる限り謳歌して仲間と楽しく過ごし、いつか大人になった時に「あんなこともあったね」と語れるような時間を過ごしていこうよ―――。そんな強いメッセージを受け取った。最終回序盤で、眉美を危険な目に遭わせまいと、「こんなの
原作:西尾維新作画:岩崎優次1巻の表紙は主人公の「いろは坂いろは」第一号「第四次世界大戦は紙と鉛筆でおこなわれる」「とんでもない学校に入学してしまった…」と主人公の「いろは坂いろは」は入学初日から、顔を青ざめさせている。・暗号学園とは、次の戦争に備えて、機密通信に使われている暗号を解読するための新設校であること・担任の先生が女性であることもあって、発言への返答が「YES,MA‘AM」であること・制服も男女共通のパンツルックだと思っていたら、軍服をモチーフとしていることといっ
原作:西尾維新作画:岩崎優次第二号「腹が減っては暗号ができぬ」扉絵は、いろはと洞ヶ峠のモールス信号解読表Tシャツ暗号学園の暗号は授業時間外でも発生する。例えば食事。無料とはいえ、モールス信号で料理が表示されており、うどんを食べたいいろはは、解くのに時間がかかり、行列を作ってしまう。結局、行列のプレッシャーに負けたのか、カツ丼を食べることになったいろは。時間としては、第一号の東洲斎との暗号バトルの翌日となっている。洞ヶ峠に眼鏡を返そう、と思っていると、視界にアメリカド
お疲れ様です。たけるです。友人から勧められて、西尾維新の『戯言シリーズ』を読んでいるのですが、面白いですね。西尾維新さん特有の言葉遊びが秀逸で、ついつい使いたくなるような表現がいっぱいです。ただ、このシリーズ、一つだけ問題があって、巻の順番がわかりにくいんです!!そこで今日は、西尾維新の戯言シリーズの読む順番をまとめました。戯言シリーズの読む順番はこれだ1巻目は『クビキリサイクル青色サヴァンと戯言遣い(講談社文庫)[西尾維新]>』戯言シリー
こんばんは、今日もガクブルで仕事をしてきた啄木です(あ、寒いってことね)今日は不登校気味な子が午前中だけでも登校できて一安心でした面と向かってしっかり謝れたし。トラブルの件はまだ様子見かな(彼もデリケートなハートの持ち主だから)表情も少し和らいだように見えましたさて、今日は別の本を紹介する予定でしたが、昨夜読み終わった作品が出てきたので、先にこちらの方を紹介したいと思います。タイトルが…長すぎる!以前、『西尾維新著『不来方百舌鳥の殺人まんがゼミナール』』こちらの作品は『小説現代