褥瘡とは
褥瘡(じょくそう)は、寝たきりなどにより、体重で圧迫された皮膚の一部が赤みを帯びたり、ただれたりして傷ついてしまう症状です。一般的に「床ずれ」とも呼ばれます。本来、人間が眠っている間は寝返りを打ったり、長時間座っているときは腰を動かしてお尻を浮かせたりして、同じ部分が圧迫されないようにしています。しかし、病気などを患い自力で動けない場合、この体位変換ができないことから症状が出てしまいます。特に、栄養不足になっている人や皮膚が弱くなっている人に出やすいとされています。予防にはまめに体位を変えることが有効です。治療は洗浄・消毒をしながら塗り薬やドレッシング材などを使って行われます。褥瘡に関するブログには、看病・介護などの経験やそれに基づく対策などを綴った記事があります。