十九世紀後半における家具の様式について、満足できる叙述および分析を同時に提供している唯一のものは、ある種の推理小説である。それらの力学の中心にあるものは、住居の恐怖にほかならない。家具の置き方は、同時に、死をもたらす罠の配置図であっり、ひと続きの部屋は、犠牲者が逃げようとする経路を、あらかじめ定めている。まさにこの種の推理小説が、ポーとともに始まる。つまり、そうした住宅がまだほとんど存在していなかった時代に始まることと何ら矛盾しない。というのも、偉大な文学者は例外なく、自分の死後にやってくる世界