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今日は、「虹の足」という詩をご紹介します。父の詩は教科書に採用されることが多かったと先に書きましたが、これもその一つなので、「有名な詩」と言えるかもしれません。この詩は第5詩集「北入曽」に収録されています。虹の足雨があがって雲間から乾麺みたいに真直な陽射しがたくさん地上に刺さり行手に榛名山が見えたころ山路を登るバスの中で見たのだ、虹の足を。眼下にひろがる田圃の上に虹がそっと足を下ろしたのを!野面にすらりと足を置いて虹のアーチが軽やかにすっくと空に立ったのを
ホーム≫学習補助教材≫虹の足国語の勉強に対して、苦手意識をお持ちの方も多いのではないでしょうか。特に中学生で国語の勉強をしようと思っても、「何を勉強したらいいかがわからない」と質問を受けることがあります。「入試問題対策や実力テスト対策をしっかりしたい」ということであれば、初見の文章を素早く読解し各問題に対応する必要があるために、それ相応の学習をしっかりとこなして慣れる必要があります。ですが、中学校の定期テスト対策であれば、正直そこまでの国語力は必要でありません。学校の授業
教育出版中2国語の1学期中間テスト範囲「虹の足」のポイント①構成「虹の足」は一つの連でできている詩ですが、大きく二つに分けることができます。1つめ:P14・L1~P15・L8バスから見えているものの描写虹がかかり、その下の村と家々を虹色に染めている風景⇒村の人や家の住人は気づかない2つめ:P15・L9~P15・L13自分だけが見えている幸福というものへの気づき②注意すべき表現(詩の本文1行目からカウントしています)擬人法:虹を人間の足にたとえている。⇒9行め