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先日〔7月11日(火)〕、『第51回高良山書道展』の結果通知が届きました。今回展で7回目の出品になります。本大会の開催場所である「高良大社」は、先日の大雨で被害を受けた福岡県久留米市にあるので、テレビ報道を見ていて、大きな被害がないことを祈っていました。被害に遭われた皆さまは、今、とても暑い中、後片付けに追われていますが、お体に十分気をつけて作業などなさってください。また、早くもとの生活に戻れますことをお祈りしております。さて、本大会は、福岡県内を中心に、毎年県内外か
ここのところ忙しく、筆を持つ時間がなく、ブログの掲載も止まっていました。先日、久しぶりに筆を持ち、半紙の練習をしましたので掲載します。すべて臨書で1枚ずつ書きました。久しぶりに書いたものや、初めて書いたものもあります。ここ最近は、特に臨書の練習をほとんどしていませんでしたので、これをきっかけに、また書いてみたいと思います。空海「風信帖」(810~820年頃)(躋攀彼嶺)空海「灌頂記」(812~813年)(胎蔵灌頂)(太僧衆數)褚遂良「雁
先日、王羲之「蘭亭序」を5枚臨書し、以下は、そのうちの2枚です。あまり書かない題材ですが、けっこう書きやすかったです。以前教えていただいた「俯仰法」という書き方を、ほんの少しだけ意識して書いてみました。自然な流れとかすれが出て、余白もまあまあ生きているかなぁという感じになりました。ただ、もう少し線質を考えた方がよいと思います。「俯仰法とは、筆の進む方向に筆の軸を倒して書く書き方です。直筆や側筆では手首をほぼ固定して書くので筆は立てたまま、あるいは寝かせたままですが、俯仰法では書い
Kさん(中1)が、蘭亭序神龍半印本の臨書をちょこちょこ書きつづけていましたが、人生初全臨を半切に書きました…あんまりじっくり見ないでね(Kより)蘭亭序は文字数少なめなので「ワンチャン全臨」と言っていたKさんですが、なんとか書ききりました。・とにかく書く・失敗したと思っても書く・あきらめずに書く・(誤字脱字しないようによく見て書く…)なんとか通しで書けました~ちょっとギチギチに書きすぎたかと心配しましたが、先生いわく大丈夫のようです途中で、Rさん(中3)も「すごい進んでるじゃ~ん
忍者ブログのときに蘭亭序の和訳を書いたが、アメブロの「いいね」に当たる「拍手」が最多。私にしか読めないコメントで感謝が多く述べられている。ネットで検索すれば全訳はいろいろ載っているが、それも参考にし総合したと言ってもいい。原文に忠実な日本語を選んだつもり。内容は深い。永和九年,歲在癸丑,暮春之初,會于會稽山陰之蘭亭,修禊事也。群賢畢至,少長咸集。此地有崇山峻嶺,茂林修竹,永和九年癸丑の歳、三月初め、会稽郡山陰県蘭亭に集ったのは禊(みそぎ)を行うためである。賢者がことご