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こんにちは!静岡農機情報センターの中村です。先日から故障診断をしているホンダマイティー13。・再始動が困難・しばらく放っておくと始動する・スローが効かない火花を制御するCDIが故障していました。メーカーに在庫を確認すると供給不可とのこと。(この先はお客さんと話をすることにして、故障診断はここで中断)。さて、電気系統の修理ではテスターが必須の道具です。以前はアナログ式(針式)のテスターを使っていましたが、最近デジタル式に変えました
”刈払機のスタータが重い理由”こんにちは!静岡農機情報センターの中村です。・スタータの紐を引っ張るのが重い・エンジンが掛かり難いという症状で入庫した刈払機。原因は、エアクリーナーがボロボロになってエンジン内部に吸い込まれてしまったこと。それにより、焼けてベトベトになってピストンとシリンダーの壁に、糊のようになって張り付いていました。スターターを引くときの抵抗が大きくなるんです。カーボンも堆積していました。シリンダーを外して、ピスト
”エンジンの調子は良いけど、土の中で負荷がかかるとローターが回らなくなってしまう・・・”こんにちは!静岡農機情報センターの中村です。写真は、ホンダのミニ耕うん機「プチな」のエンジンから下の部分です。固い土になるとローターが回らないという症状で入庫しました。店の前にある畑でテストすると「あれ?」普通に使えてしまいます、、、店の畑の土は、決してふかふかではありません。石があって少し粘土質で粘りがあります。「このお客さんの畑はよほど土が重た
”スタータの紐が伸びた刈払機を修理”こんにちは!静岡農機情報センターの中村です。「スタータの紐が戻らない」という故障で入庫した刈払機。リコイルスタータを分解してみると、、、紐を戻すためのバネが折れている。他にも、プラスチックの部品が一部折れていました。今回は、アセンブリー(リコイルスタータを丸ごと)で交換することにします。外観から察するに、使いっぱなしの様子。エアクリーナをチェックしてみるとスポンジフィルターが付いていませんでした。
”ミッションに泥水混入”こんにちは!静岡農機情報センターの中村です。「ギヤが入らなくなっちゃった!」と修理で入庫した耕耘機、三菱MMR50。ハンマーでコツンとシフトレバーを叩いても全く動きません。ミッションを分解しないと原因がわからないためバラバラになりました。開けてみるとびっくり、、、中が錆び錆び、、、泥水がドバッと出てきました。ロータリー軸のオイルシールが摩耗してそこから水が入ってしまったようです。ベアリングもガタガタ、グ
Q「庭木の裁断をしたいのですが、藁切りカッターでも大丈夫ですか?」おはようございます!静岡農機の中村です。「庭木をホームセンターで買ったガーデンシュレッダーで切っているのですがパワーが足りなくて、、、藁切りカッターで枝は切れますか?どれくらいの太さまで大丈夫ですか?」という質問を最近よくいただくのでお答えします。木をチップにする場合には、専用のウッドチッパーを使うのがベストです。「ウッドチッパー」と検索するといろんな種類が出てきます。
”トラクターのブレーキが利かないのなら、このプレートが磨耗しています、、、”おはようございます!静岡農機情報センターの中村です。写真は、イセキのトラクターTU237Fのブレーキを分解したところです。ブレーキの遊び調整では処置できないほどプレートが磨耗しています。パット部分が完全になくなっているプレートもありました。写真のようなプレートが片側に4枚、左右を合わせると合計8枚入っています。これらを今回は全て交換します。このトラクターの使用時間は
”またエンジン焼き付き・・・”こんにちは!静岡農機情報センターの中村です。今は草刈機の修理に追われています。この機械は使っていたらエンジンが止まってしまって、そのあとかからなくなってしまったという症状です。以前はお父さんが使っていて、そのお父さんが亡くなって、自分が使い始めてしばらくしたら故障。ピストンとシリンダをチェックすると深い縦傷が何本も入っていました。カーボンが原因の焼き付きです。ガソリンの混合比を間違っていたり、ガソリンが古か
”刈払機のチップソーがぐらつく”こんにちは!静岡農機情報センターの中村です。「刃が固定できないんだよ」と修理で入庫した刈払機。ホルダーが磨耗していました。刃の抑えボルトの緩んだまま使うとチップソーが空回りして、写真のようにホルダーがすり減ってしまいます。部品をメーカーから取り寄せて交換いたしました。刈払機の修理は、私たちにお任せください。静岡農機情報センター代表:中村真也----------------------------
”ウォーターポンプ交換”こんにちは!静岡農機情報センターの中村です。トラクターのウォーターポンプの交換をしています。ベアリングにガタがあり、このままでは近い将来、必ず冷却水が漏れるからです。作業している最中に漏れて気づかないと、最悪オーバーヒートしてエンジンを壊してしまいます。なので、トラクターを使わない間に”予防”として修理します。分解してみると、インペラの一部が少し腐食していました。冷却水が古くなると防錆効果
”ロータリーのカバー曲がり修理”こんにちは!静岡農機情報センターの中村です。曲がってしまったロータリーの整地板を修正しています。「シャコ万」という道具を使います。直線を出すために下に鉄の板を当て、バーナーで炙りながら少しずつ曲がりを修正しています。整地板を新品で交換するとなると、部品代だけで8万円くらいします。大きなものになると、もっと高い。修正なら工賃とガス、塗料などの部材代だけの負担で済むので出費を抑えることが
”ミニ耕運機のエンジンが掛からない”こんにちは!静岡農機情報センターの中村です。本日の朝一さんは、修理で入庫したホンダのミニ耕運機「プチな」。・エンジンから煙が出てた。・オイルが漏れている。・エンジンが掛からない・・・。という症状。スターターの紐を引っ張ると重たいのと、エアクリーナからオイルが漏れています。オイル量を確認すると多い。燃料コックが空いたままで入庫したので、ガソリンがオーバーフローしてエンジン内に回っ
”まさかの水漏れ!”こんにちは!静岡農機情報センターの中村です。昨日のことです。イセキのトラクターのウォーターポンプを交換しました。新しい冷却水を入れてから、最終チェックをするためにラジエーターテスターで水回りを加圧すると、ピューっとラジエーターから水が噴き出したからびっくり。まさかの、ラジェータ穴開きだったんですね。これは想定外でした。。。おそらく、錆か、水漏れ防止剤で穴がふさがってたんだと思います。ウォーターポンプを交換するにあたり