蕨とは
蕨(ワラビ)は、シダ植物の一種です。かつてはイノモトソウ科に分類されていましたが、現在ではコバノイシカグマ科に分類されています。日当たりの良い草原、原野、谷地などに群生しています。山菜のひとつとして数えられ、春から初夏にかけて生える若芽を採取して食べることが多くあります。ただし、毒性があるため、生のままでは食用にできません。熱湯によるアク抜きや、塩漬けにより毒を抜くことが必要です。毒・アク抜きをした蕨は、おひたしやサラダ、漬物、味噌汁などに入れて食べられます。また、根茎から取れるデンプンを利用した「ワラビ粉」などもあります。蕨を使ったレシピを紹介する記事があります。また、蕨が採れる時期を紹介している記事もあります。