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茶花をする人の必需品、古材の薄板、味が出てます。これは欲しいでしょう。岐阜のおちょぼさんの近くに早川漸庵とおっしゃる貴族院議員にして近代数寄者のお屋敷があります。表千家と所縁の深いお家柄です。そちらの古材で作られた薄板を熊本大震災被災者支援の寄付付きで販売します。画像をクリックして拡大してご覧ください。素敵な古格でしょ。二枚張り合わせになってお手間いりの作ですよ。漸庵の焼き印アリお使いになる時は会記に岐阜早川家漸庵古材薄板敷キテと書けますね。大棟梁です。
利休さんのお命日利休忌は菜の花忌とも言われています。利休さんが菜の花がお好きだったとか、最後の日に床に入れられていたのが菜の花だったからとか、聞いています。ですから利休忌が終わるまで床に菜の花は遠慮して入れないのが決まりのお流もあります。ちょうど旧暦のひな祭りの頃なのでお雛さまの趣向の床に菜の花と桃を入れたいな~って、毎年思うんですけどねぇ。他に利休さんの好きな花は「利休七選花」七種類あげられていて白侘助シロワビスケ茶花と言われればこれを連想する方が多いでしょう。茶花
庵主が全力でおススメしていた「まちなか寺子屋茶道体験」無事終了しました。いや~、贅沢なお稽古でしたよ。まずは三千家の成り立ちから興味深いお話がはじまり、このお話が面白いんですけど内容をここでご披露することはできません。イロハ組の実技ではお茶盌の持ち方から教えていただきました。ですよね!お茶盌が危なげなく持てなくてはね。空のお茶盌で持ち方、先礼の仕方、お茶のいただき方などなどじっくりと習い、次はお扇子を持っての席入(お茶室への入り方)。自分勝手にずんずん入っていってはいけ
お茶会シーズンですね。この春にお茶会で点前や運びデヴューの方も多いのではないでしょうか。茶室に入る時は右足からとか左足からとかお茶盌をどっちに何回まわすとか、そういうのはお稽古場でおさらいするとして、心構えとしてまず、「先生のお茶会を手伝う」のではなく、「先生のお茶会でお茶会の裏方の勉強をする」と考えます。裏方(水屋・おもてなし側)の仕事は思いの外にたくさんあって、それが出来なければ自分で茶事茶会を開催することは不可能。茶の湯のお稽古の最終目標は自分で茶事茶会が開けるようになる
名古屋でお茶をしているとよく聞く名前「又日庵」ゆうじつあん聞いたことあるでしょ?とくに裏千家の方でしたら又日庵~知止斎~玄々斎、このあたりは聞きますよねぇ。お道具も手作り茶盌など拝見することもありますね。数年前に拝見したお軸です。又日庵賛花の舎画ふりつもる雪に迷いて鳴くからす夜が明けたか~日が暮れたか~降りしきる雪で一面真っ白の景色、烏が夜明けなんだか~日暮れなんだか~と鳴く。「ふふっ」なのね。又日庵こと渡辺規綱尾張藩家老(養子)又日庵の18才年下の
2010年から自宅で茶の湯の手ほどきのお手伝いをしています。現在の名称は紅雲庵あかね塾、他のお稽古場とは随分違った内容ですのでここであらためて概要のご案内をします。【日時予約制・チケット制・夜のお稽古OK・座学あり】あかね塾のお稽古は日時予約制です。ヘアサロンやデンタルクリニックと同じで「お稽古したいときに出来る」システムです。詳細はこちら『日時予約制のお稽古です』紅雲庵のお稽古は日時予約制です。一般の教室は「毎週〇曜日の〇時から〇時まで」といったようにあらかじめ先生の都合に
一年で一番暑いころにする大仕事があります。「炭洗い」と「灰作り」茶の湯とはただ湯を沸かし茶をたててのむばかりなる事と知るべしただ湯を沸かし====湯を沸かすには熱源が必要、茶の湯の熱源は炭です。炭と言ってもどんな炭でも良い訳ではなく、茶の湯の炭は道具炭とも言うように決まりの寸法のきちっとした炭が何種類も必要です。(お流での違いはあります)そして炉と風炉では寸法が違いますから合計十数種類の炭を用意しなくちゃいけない。切り口が菊の花みたいなの
利休さんのお命日利休忌は菜の花忌とも言われています。利休さんが菜の花がお好きだったとか、最後の日に床に入れられていたのが菜の花だったからとか、聞いています。ですから利休忌が終わるまで床に菜の花は遠慮して入れないのが決まりのお流もあります。ちょうど旧暦のひな祭りの頃なのでお雛さまの趣向の床に菜の花と桃を入れたいな~って、毎年思うんですけどねぇ。他に利休さんの好きな花は「利休七選花」七種類あげられていて白侘助シロワビスケ茶花と言われればこれを連想する方が多いでしょう。
茶事、茶会に招かれました。お伺いしました。愉しかった。やれやれ~。きものを脱いでごろ~んとしてちゃいけません。はい、後礼しなくちゃね!お礼、お礼、礼に始まり礼に終わる茶の世界です。前礼後礼でセットになっております。文字通り茶事、茶会の前に伺いますよとご挨拶するのが前礼終わった後のありがとうが後礼。もちろんお客さまから亭主へ向けてです。ただし大先輩をお呼びした時などは亭主からすることもあるでしょうね。不特定多数向けの大寄せ茶会では必要ありません。このごろ小寄せ