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はじめまして。kuromiです。私は、札幌市に住む30歳女性(2019年10月現在)で、2019年8月にすい臓の「体部+尾部」&脾臓を「全摘」する『膵体尾部切除術』という手術を受けました。2019年6月頃までは、全く自覚症状もなく、ある日突然、「すい臓」というよくわからない臓器の病気になり…、人生はじめての「手術」を受けることになって…。この数カ月間は、毎日が不安との闘いでした。とくに、最初に行った総合病院で、医師から十分な説明を受けることができず、転院先を探して手術を受けたので、
すい臓にできた直径6cmの”腫瘍”と”極度のめまい”、”発熱”、”背中痛”、”腹痛”etc...を抱えた私。前記事で触れましたが、外科の担当医や病院の対応に不信感が募り、手術日程が合わなかったこともあって、『転院』を決意します。…とはいえ、手術未経験の私には、”転院先を探す”のも初めてのこと。5分と起きていられない身体のまま、一から”転院先を探す”のは、かなり過酷な作業でした。とくに私は、転院に必要な段取りや転院先の探し方など、”予備知識”が全くなかったので、より大変だった
術後、後追いで始めたブログなので早々にリアルタイムに追いつくためにも、まずは入院日以降の事からなぜ腫瘍が見つかったのか入院日を迎えるまでの出来事は、また後々綴りたいと思います。私の手術日は、2024年7月11日(木)に決定しました罹っていた病院は、手術日前日の午後から入院手続きとのこと。当日シャワーが混み合うかもしれないからお風呂はご自宅で入ってきてくださいねとのお話でした。●7月10日(水)朝から家族で氏神神社さんへお詣り。(もうできる限りいろいろなパワーを
すい臓に直径6cmの腫瘍が見つかり、すい臓半分(体尾部)と脾臓全摘の手術を受けた私。まさか30歳になったばかりで、こんな大きな手術をするとは思わず…泣きたい気持ちでいっぱいでした。でも、「すい臓は手術ができるだけでもラッキー」という先生の言葉に励まされ、手術日を迎えます。手術が終わって目覚めたら4時間ほどの手術を終えて、看護師さんの声と、肩を叩かれる感触で手術台の上で目が覚めました。「大丈夫ですか?無事終わりましたからね!」と言われ、ぼんやりとしたまま頷くと、次に
マメじゃない性格を絶賛発揮中少し時間が経ってしまいましたが記録として残しますいつもご覧いただきありがとうございます●8月21日(水)今日は退院後の初外来予約の日。退院12日目。手術後1ヶ月と10日目です自動ドアが開いて中へ入ると、なんだか懐かしいにおい笑本日のオーダーは①血液検査②レントゲン(胸部・腹部)③T先生の診察検査が混みあう可能性があるからと、診察時間の1時間前の検査予約でしたが予約ありでスイスイ進み、到着後、約15分で検査終了診察も予定よ
●8月11日(日)術後1ヶ月ですつい先日、退院したばかりなので大きく状況は変わりませんが、記録として。昨晩、湯舟デビューをしましたおへそを含め、おなかの各傷口をおそるおそる湯舟に沈める。まだまだ手当が必要なおへそにも、特に沁みることはなく。お風呂からあがった後、おへそから水分や膿がドバッと出たらどうしようなんて想像もしていましたが、そんなこともなくー昨日までは、シャワー後のおへそからまもなく溢れ出てきていた膿交じりの液体も湯舟の後は大人しくしてくれていました
●2024年7月11日(木)いよいよ手術当日。6:00前、看護師さんのお声かけで起床。「昨夜は騒がしくて本当にごめんなさい、眠れましたか?」と聞いてくださりました笑熟睡ではなかったけれど、短時間で深く眠れたみたいで調子は良い歯磨きをして、手術前の最後のお水を大切に飲みました。朝からも関わってくださる方々が次から次へとご挨拶に。こちらこそ今日は何卒よろしくお願いいたします理学療法士さんも成功を祈ってますと応援に駆けつけてくれました。手術は9:00スタート。
膵臓に直径6cmの腫瘍が発覚してから、気がつけば1ヶ月以上が経過。転院、生検、そしてPET検査を経て、ようやく手術が決まった私。入院は意外にも「手術日の前日」で良いとのことでした。「手術=長期入院」というイメージでしたが、最近の病院は基本的に”2週間以内の退院”を推奨しているので、手術前の入院期間も短くする傾向があるそうです。今回は、手術日前日の流れと、私が受けた”膵体尾部切除術”の麻酔について書きますね。とはいえ、あくまで一例なので、参考までに・・・_(._.)_
●8月6日(火)ぐっすり眠れた…気がして時計を見たら、お決まりの2:30過ぎ。あれー??感覚と全然違うその後は4:30、6:00過ぎと3分割睡眠。ベッドから起き上がる前は、骨盤の左横のドレーン位置を確認する動作が習慣化していて、今朝もいつも通り位置を確認する。あ、そうかちょろっと出ていた相棒は卒業したんだなとまた実感笑(こんな感じでした)7:30看護師さんの朝ケア。今朝の血糖値は105と正常値。良かったおへそとドレーンの傷口をみて「ガーゼ変えておき
●8月8日(木)1:30、4:30、5:30の3分割睡眠。今朝は、なかなか起き上がる気になれず、7:00頃までベッドでだらだら6:15頃から看護師さんの朝ケア。検温、血圧、酸素濃度は異常なし。血糖値も103と問題なく。なんだけれど・・・「お変わりないですか?」と聞いてくださりドレーン痕あたりに、なんともいえない違和感があることをお話する。なんて言うか…鈍痛…というほどなのか?そうじゃないのか??よくわからない感じ一応、傷口を見ていただいたけれど、膵液が出ている
この度の震災でお亡くなりになった方々のご冥福と、被災された方々へのお見舞いを心よりお祈り申し上げます。微力ながら、出来る事をさせていただきたいと考えております。最近の状況報告です。膵体尾部切除手術後約1ヶ月間は、自分でもビックリするほど体調が良く過ごしておりました。年末になり、大掃除をしたり、デパ地下に買い出しに行ったり、お節の準備をしたりと忙しく過ごしていました。退院後は自分の作った食事を食べていたからか、胃が痛くなったりリパクレオン服薬する様な事にはなりませんでした。クリスマスケーキ
こんにちは。kuromiです。このブログでは、私が27歳の時に膵腫瘍(SPN)と宣告されてから、30歳で膵体尾部切除術をうけるまでの闘病記をアップしています。すい臓の病気を指摘されてからの経緯は初投稿の記事にも記載しています。少しでも、参考になれば幸いです。*******2016年10月。たまたま行った近所の病院で受けた”腹部エコー検査”により、すい臓に直径3cmの腫瘍が見つかりました。腫瘍が見つかってから、札幌市内の総合病院に行くまでの経緯に関しては、前記事に
夜、いつも通りエピから痛み止め投与をしてもらいましたが、投薬直後から不整脈が止まらなくなってきました。眠いのに不整脈がひどすぎて気になり起きてしまい、申し出て痛み止めをストップしました。するとじわじわと左脇腹と背骨が痛くて、今度はそちらが気になりあまり眠れないまま朝を迎えました。術後1番の痛みでした。点滴からカロナールかロキソニンの痛み止めをしてもらい、痛み止め投薬直後に洗髪したりしていました。洗髪とドライヤーが自分で出来るくらいならそこまで酷い痛みではないのかな。その後、痛み止めの副作
前記事に書いたように、すい臓にできた直径3cmの腫瘍が6cmに肥大化してしまっていた私。「手術しないとダメ。」という消化器内科のお医者さんの勧めで、外科を受診することになります。この時には、自分でも、「もう手術するしかない」と観念。体調も悪く、自律神経やホルモンバランスの乱れから、極度のめまいに襲われ、背中痛もひどくなっていたので、藁にもすがる思いで、外科を受診しました。・・・でも、ここからが地獄のはじまり。親と疎遠で、結婚もしていない。彼氏や親しい親戚などもいな
こんにちは、chame-choroです。今朝は比較的寒くはなかったですが、来週はまた寒波が来るそうです。大雪にはお気を付けください。さて、今日は二俣川、CT検査、抗がん剤治療でした。今月も腫瘍マーカーCA19-9が徐々に上がってきて嫌な感じです。24年11月〜25年2月CEA4.0▶4.8▶4.8▶5.0CA19-918.9▶27.3▶42.5▶53.1CTの結果は、主治医(内科)が見たところ特に変化がないとのことでした。次回3月の腫瘍マーカーの結果でオニバイトに変更す
●7月16日(火)毎日、朝昼夕夜、最低限でも看護師さんによる検温・血圧・血糖値測定、患部の確認ケアがあります。今日は血糖値じゃなく採血だと経過詳細を見るみたい。血糖値は採血の血で測ってくださいました。それと、ドレーンから出てる排膵液の検査。今朝の血糖値は98。お食事前は100前後がベストと教えていただいたので良き数値。ここのところ、血糖値ほか、検温も血圧も安定しています。痛みや不自由さが日に日に少なくなってきて、本当に元気になってきたなーと実感。今いちばん気になる
術後集中治療室にて眠り続け、少しずつ意識が戻ってきた時に、自分に管がいっぱい繋がれている事に気付きました。心電図、お腹のドレーン、尿カテーテル、点滴、エピ(硬膜外麻酔)等。脚にはポンプがついていました。術後1日はお水を摂取できない為、うがいをしたいと3.4回申し出てその度に氷を入れたコップでうがいをさせて頂きました。器官挿管していたからか、喉が少し痛く違和感でしたがそれよりも眠い。痛いとか、機器がうるさいとかではなく眠い。お酒が飲めない体質で、薬や麻酔が効きやすいとの自覚はあったものの集
とうとう入院しました。直近で手術日の変更があり前日入院OKになったから、かなりバタバタしました。明日の8時30分から手術。主治医の話しだと腫瘍がど真ん中にあることから、膵頭部十二指腸切除か膵体尾部切除のどちらかにするかは開腹してから決めるらしいです。膵頭部十二指腸切除のときは血流が少なくなっている血管も触らないといけないので結構大変らしい。肝臓は案外簡単だよって。笑自分は何もできないので爆睡してますが、家族や友人は気が気じゃないはず。本当に申し訳ない。まずは肝臓以外に転移がなく無
●7月15日(月祝)朝。点滴用の針が全然入らない入らないというか、入れた後に漏れ出るのか、痛くなったり腫れてきたりしちゃう。担当看護師さんが射せる場所を念入りに探して2回挑戦後、バトンタッチそのあと救世主として来てくださった看護師さんが揉んだり擦ったり、慎重に位置を確認していただきながら2回目で確保私の血管、細くて短いんだとか(後に、別の看護師さんから結構きわどいところに入ってますねと言われました笑)ずっと気になっていたことを聞いてみる。「あの…髪を洗ってもら
前記事でも触れましたが、私に膵腫瘍が見つかったのは、今から3年半前(2016年10月)のことでした。もともと事務系のお仕事をしていた時に、社内のピリピリした雰囲気に馴染めず、2年近く、1時間に2~3回トイレに駆け込まないといけないくらいの”腹痛”や”下痢”に悩まされていたんです。結局、別会社に転職したのですが、転職後も”腹痛”や”下痢”は続いてしまって…。困った末に、近所の病院(消化器内科)を受診したことが、まさかの”膵腫瘍”発見のきっかけでした。腹部エコー検査で偶然見つか
三ヶ月ぶりにEUS検査をしたのでその報告です僅かですが大きさが変わって6ミリが、1センチになっていました。ただこれは本当にミリ単位の事なので誤差の範囲になるのかな〜?消化器内科の教授は癌の確率が前回と比べて50%→70%位に上がったと言いました。内視鏡検査をしてくれた先生の見解は「膵体部癌」との事です。外科の教授は60%くらいかなと言いました。もうみんな意見違うやん膵臓の嚢胞って検索🔍するとアルファベットの色々な名称で出て来ます。
いよいよ手術当日。過去記事にも書きましたが、これまで手術の同意書の件で揉めて転院したり、転院先で追加検査(生検やPET検査)が必要になったり…と、なんだかんだ手術を受けるまで5週間近く待っていたので、人生はじめての手術に対する恐怖心よりも、「やっと手術受けられる~~~ヾ(*´∀`*)ノ」という達成感の方が大きいまま目覚めました。↑「手術待ち」のストレスって、結構つらいんです(泣)手術する時点では、すい臓に6cmの腫瘍があることはわかっていましたが、病名は”判別不
●7月12日(金)手術日翌日。せん妄のような状態は、明け方と共に和らいでいきました。もうほとんど、自分がどのような場所にいてどんな状態なのか、把握ができる。そして、痛い。とてつもなく痛い。肩が笑昨夜同様、腹部の痛みは硬膜外麻酔のおかげで、ほぼ感じない。痛くなるのが怖くて、夜中、何度もPCA装置を押したのもあるのかな朝、先生方の回診があり、寝たままレントゲンとエコー検査。ベッド上で専用の板に挟まれてレントゲン。エコーは傷口付近にむぎゅ
「わかりますかー?今ね、20:30でICUに居ます!」看護師さんらしき声。そして馴染みのあるT先生の安心する声。「手術はちょっと長くなったけれども、予定通り上手くいったからね!」「お母さん達にも、もう連絡したからね!」「あとね、脾臓は残せたよ!」脾臓は残せた・・・?朦朧とする意識の中で、ひとまず手術は無事に終わったんだ、と安堵。その後、すぐなのかどうなのか身体中の悪寒、ガクブルが止まらない。こんなになることないよという程、
●7月17日(水)9:00頃、回診。N先生ほか10名ほどかズラリ…ドレーンの排膵液を見て「お変わりないですか?はい、綺麗ですね」と一瞬で立ち去るご一行あ、確か今日から今週末までT先生は学会だ朝、食後のくるくるタイム。数年前からヨガを少ししていて、フロアの窓際のスペースで今の身体でもあまり負担なくできそうな立ち木のポーズ(片足立ちで身体を上に伸ばしていくポーズ)と椅子のポーズ(スクワットのような姿勢をキープするポーズ)をしてみる。バランスは取れたけど、ほんの少し
●8月4日(日)…あれ?また3分割睡眠に戻ってる。2:00過ぎ、4:30、6:30。なんでやそれでもトータルだと約7時間、いつもよりは眠れているからだいじょぶだぁ朝ごはん。白ごはんに変わってからは、この程度のアート?です笑朝食後のくるくるタイムにN先生をお見かけしてご挨拶前回の処置後、ドレーンに流れる膵液に少し血が混ざっていて痛みの有無などを気にかけてくださった。おそらく処置した際に少し出血したものだと思うし、膵液自体の色は特に問題ないとのこと。量も全然出
●8月7日(水)1:00過ぎに目が覚め、もう一度眠りについた後…空が明るい。この感覚は、もしや!…5:30まで眠れました!2分割睡眠です昨夜の側頭筋のマッサージが効いたのかな義姉に教えてもらったのですが、眠りづらい時は耳の上辺りの側頭筋をマッサージでほぐしてあげると良いみたいです7:00過ぎ、朝の血糖値測定。看護師さん「お、100ピッタリだ」食前の目安値通りです(100前後が理想)朝ごはん。運んでくださったお食事を受け取るとき、「お名前と生年月日を教えてくださ
●7月23日(火)4:30前、起きる。6:30、看護師さんの朝ケア開始。胸元の紅斑も大分良くなってきていました昨日、処置を受けたおへその様子を診ていただく。ちゃんと出るべきもの(たぶん膿)が出てますと。「おへそは今日きっと先生がお薬を塗ってくれるのではと思いますので」どきどき…7:40、サブT先生のご訪問。お変わりないですか?とドレーン確認。「おへそは今日また洗うと思います」どきどき…7:45、体調どうですか?とN先生も。お、首元すいぶん良くな
皆さんご機嫌ようもう師走ですね術後1か月初めての外来診察に先日行ってきました。病理検査の結果も聞くことになるので緊張の母娘。今日は主治医の若先生です。真面目で優しく中身はまるで松下洸平のような先生(安心して!外見もかっこいいYO!)入院中は心身ともに母を全力ケアしてくれました。先生本当にありがとう。洸平先生「ちょうど術後一か月ですね。血液検査は全てクリアでした。血糖値も問題なし。病理検査の結果なのですが…前がん病変でした。悪
●8月9日(金)ついに退院日を迎えました6:00過ぎ検温36.1℃異常なし。酸素濃度異常なし。血圧102/63良好。…100台に乗ってる血糖値103良好。1日4回の血糖値測定、卒業です。よくがんばった指先その証に赤いポツポツが残ってるところも。皮膚も厚くなったかなー笑昨夜、看護師さんとお約束した交換こっこ(←気に入ってる)のパックを持ってきてくださるまでに最低限、身支度をしておこうと起き上がるあ、すでに置いてくれてる・・・!テーブルの上に