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「血管肉腫の可能性があります」と言われた時、どう思います?何じゃそれですよね?でも案外多いので。特に脾臓に腫瘍が見つかった、血腹を起こした、心臓に水が溜まった、という状況でこの病名が出てくることが多いです。今回は犬猫の血管肉腫(hemangiosarcoma:HSA)について、まずは病気そのものを整理していきます。血管肉腫は、その名の通り「血管の内側を作っている細胞(血管内皮細胞)」から発生する悪性腫瘍です。この腫瘍の厄介なところは、血管そのものを作る
さて血管肉腫について話をしてきました。血管肉腫はHSAとしています。脾臓HSAと並び、犬で非常に重要なのが「心臓血管肉腫」です。特に右心房〜右心耳に発生することが多く、突然の心タンポナーデで発見されるケースが少なくありません。昨日まで普通だった子が、・急に呼吸が苦しそう・失神した・立てない・ぐったりしているという状態で来院し、検査すると心嚢水が大量に溜まっている。これが典型的な初発パターンです。心臓HSAでは、腫瘍から出血した血液が心膜内へ貯留し