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低容量ピルの副作用で血栓症になった私。病気が分かった時には両足の下から上までの静脈に血栓が詰まり、肺の二股に分かれている部分の太い血管が通常の半分程度に狭まっている状態でした。そのことで体内の酸素供給量が足りず、心臓の動きが早まる「心不全」状態になり、頻脈が起きていました。血栓が出来る要因はいくつかあり、私の場合の原因はピル。ピルは排卵を止めて身体を妊娠しているのと同じ状態にする原理だそう。妊娠中も血栓ができやすく、注意が必要だということをこの件で初めて知りました。ピルは婦人科系諸症状緩和
ある日、職場で疾病情報のメールが届いた。◯月◯日、某支店の某現場で勤務していた◯◯歳の方が突然倒れ、救急搬送されました。搬送時はすでに意識不明、一時間半ほど蘇生措置を行いましたが亡くなりました。死因は肺塞栓血栓症で、当日倒れるまで体調に問題はなく、既往症等もなかったとのことです。少し変えているが、概ねこの内容だった。死因を見て私はえっと声が出た。自分がかつて患ったのと同じ、肺塞栓血栓症だったから。おそらくこのメールを読んだ人の多くがこの病名をよく理解していない気がする。自分も病気になるま
皆さん、こんばんは!昨日、12/11に無事に退院することが出来ました!入院中、皆様からの励ましや応援コメントに大いに救われました。本当にありがとうございました!退院と言っても…僕の肺塞栓の元になった弾丸(血栓)はまだ右足にあります。なので、何かのトリガー(衝撃?)で再発射!…ってことも有り得るそうです。右足に弾丸を抱えた男…次に発射されたら…今度は心臓に飛ぶかも…ヘヘヘッ…でも、どうすりゃいいの?オシエテー!今は家で血栓を溶かすイグザレルトというお薬を飲んで
いつもブログを見てもらってありがとうございます!!こんな不定期な更新だけどこんなにたくさんの人が見てくれてるコメントもメッセージもすごく嬉しいです応援や質問のメッセージに気付かずに返信が遅くなってしまっていてごめんなさい(;▽;)でも必ず返すので待っていてください・急性骨髄性白血病・抗がん剤・放射線・臍帯血移植・シクロスポリン脳症・うっ血性心不全・アントラサイクリン心筋症・肺炎・肺塞栓症・低酸素血症・HHV6脳炎・腎障害・肝機能障害・膀胱炎(BK
2015年3月24日火曜日私は深部静脈血栓症および肺塞栓血栓症(いわゆるエコノミークラス症候群)と診断され、緊急入院する事になりました。「病室の用意が出来ましたので移動しましょう」と看護師さんに言われ、車椅子に乗せられて外来から病棟へと移動しました心エコーでの診断確定後から私は歩行禁止となったのです。エレベーターに乗り、移動して着いた先はICU。集中治療室でした。てっきり一般病棟だと思い込んでいたので、えぇ…マジ??と驚きました。その中の個室に通され、ベッドに横になり
皆さん、おはようございます!前回のブログで僕を入院へ追い込んだ犯人(病名)ってわかりました?『緊急入院①』皆さん、こんばんは!前回のブログに皆さんから沢山の応援コメントが!皆さんの気遣いや優しさ、励まし…とても嬉しかったですよし!ポジスケ復活だ~!…っと意気揚々…ameblo.jp↑脳天気ダイスケに立つ数々のフラグ…悪い予感しかしないよ!3つのヒントだけじゃわかんないよ~!そんなアナタ…安心してください最後にスペシャルヒントが出てきますよ!それでは、前回の続きをどうぞ
初心者ブログにお立ち寄りありがとうございます7月30日主治医のS先生から、家族同席で病状と今後の事について説明があった。実家の姉にしようか迷ったが、成人なら良いという事で、20歳の息子に同席してもらった。心配で駆けつけてくれていた母と姉は、コロナのため駐車場で待機。看護師長も同席の元、CTやレントゲンの画像を見ながら説明を受ける。「先月の大腸内視鏡検査では異常ありませんでしたし、胃からの転移の可能性は念のため確認しなければなりませんが、ほぼ原発は卵巣癌と言って間違いありません。そ
(前回からの続き)下肢静脈血管超音波検査で、両足に血栓があることが判明し、検査後循環器内科へ。予約外だったのですが、緊急事態?ということで診てもらえることに。循環器内科の待合で待っていると、間髪入れずこれから血液検査に行けと言われ、そそくさと検査室へ。待合に戻ってみると、診察室に呼ばれました。循環器内科の先生が、エコー検査の画像を見ながら説明して下さいました。私の血栓は両足の膝辺りまであるそうで、太腿より上には無く、心臓の状態も問題ないとのこと。ただし、肺動脈に血栓があると肺塞栓症に
肺塞栓症は怖い病気である。かつての大学院時代の恩師もこの病気で倒れた。性格はちょー細かくてめんどくさい男で、眼光鋭く頭脳明晰、体力充実昭和のパワハラセクハラの権化しかし業績は地上の星のごとく煌めきまんま、天才であったがフランスはおパリへ招聘講演の演者として招待されその凱旋の帰路に、不意の病でその志が絶たれた。私とは非常に相性が悪く彼にトイレに行って帰ってくるまでの時間をストップウオッチで測定されたりしていたが(まあ、つまり、さぼっているのではと疑われたんだね)その人
深部静脈血栓症深部静脈に血栓ができる病気です。症状足に多く見られ、腫れや痛み、皮膚色の変化などが主な症状です。下肢静脈瘤では、血流の停滞のため皮膚の血管が太く蛇行して見えます。肺塞栓症血栓が足から肺に流れていくと肺塞栓症となり、呼吸困難やショック状態となることがあります。肺塞栓症で発見されることがほとんどです。①血栓ができる(血栓ができやすい場所・腸骨静脈・大腿静脈・膝下静脈)→②血流で血栓が移動→③血栓が肺に詰まるエコノミークラス症候群
低容量ピルの副作用で血栓症になった時の記録。ここまでの流れをざっくり振り返り。ある日の帰社時に突然死にそうに苦しい思いをした私。その翌日に行った近所のクリニックで本当の病気を見つけてもらえず、パニック障害との誤診をされました。そのため両足に血栓がぎっしり詰まっているという事に気づかず、年末年始に予定通り台湾旅行を決行してしまいます。その数ヶ月後、再びすごい頻脈が起こり、必死の思いで総合病院へ。そこの駆け出しのような若い先生の診察で病気が見つかり、何とか命拾い。治療は早くて一週間、長くて一
4回目の抗がん剤治療。この治療は1日目に数時間だけ大量のメトトレキサートを投与します。その後はロイコボリンって薬で副作用を抑えるというか、そんな感じで一週間かかります。月曜日から始まって木曜日あたりから調子が悪くなり、まともに話せなくなってきました。全身状態が良くないので、きつめのせん妄が出てました。医師からの説明があり、抗がん剤治療の副作用である骨髄抑制がかなり深刻なレベル。ここで、万が一急変した時の対処法を聞かれました。「昇圧剤は使ってよいか」「気管挿管はしてよいか」「
血栓症の治療を終えて退院後、私は身体を労って一週間ほどのんびりと自宅療養してから復職しました。腕に残る点滴針の跡、首元に残るカテーテルの跡以外は普通に健康体。歩いても階段を上がっても息苦しさはなく、平和な日々を取り戻せたように感じました。退院後の治療は服薬のみ。再び血栓が出来ないよう、血液をサラサラにする効果のある「ワーファリン」という薬を服用し、それが効いているかどうかを月一回の通院で検査します。薬の特性上、身体が出血しやすくなってしまうので、貧血になっていないかどうかも合わせて確認してい
肺塞栓血栓症および深部静脈血栓症(いわゆるエコノミークラス症候群)で入院した私。ICUにいた際はずっと「ヘパリン」という血液凝固を防ぐための点滴を受けていました。一般病棟に移動した際に点滴の投与は終わりましたが、太い点滴の針を一週間も刺していたので、注射針の跡が腕に残り、それは数ヶ月間消えませんでした一般病棟ではこれといった治療は無く、朝晩の服薬のみ。血栓症の治療の薬は「ワーファリン」という物を飲んでいました。抗凝固薬、つまり血液が固まるのを防ぐ作用がある薬で、心臓疾患のあるお年寄りなどがよ
7月29日(入院2日目)出産以来の入院4人部屋に3人私以外の2人は整形外科の患者さんもちろんコロナで家族すら面会禁止ゆっくりする間もなく、今日はMRI、足と心臓エコーの検査S先生から説明を受ける「病名は卵巣癌です。卵巣が肥大化していて、抗がん剤で小さくしてからでないと手術ができません。でも、今一番注意しなければならないのは血栓です。腫瘍の影響か、足に血栓が出来ており、そこから肺に飛んで、肺の血管の一部が塞がっています。重要な血管に血栓が飛ぶと、呼吸困難になりそのまま命に関わります。
深部静脈血栓症及び肺塞栓血栓症(いわゆるエコノミークラス症候群)のカテーテル治療の処置を終え、再びICUに戻りました。処置が終わったのは夕方頃。点滴、検温等で看護師さんたちが入れ替わり立ち替わりやってきて、バタバタとしていました。この日の夕食は食べたかどうか覚えていません。消灯前に歯磨きをしたり、熱いタオルで軽く体を拭いて着替えた事は記憶しています。あちこちに管があるので看護師さんに着替えを手伝ってもらいました。着替えといえばこの日の朝、前日夫にお願いしておいた下着や寝巻などの荷物を
肺塞栓血栓症および深部静脈血栓症(いわゆるエコノミークラス症候群)で緊急入院した私。入院初日にICUに入り、翌日にカテーテル処置を受け、全力で体内の血栓(血の塊)を溶かす治療を受けていました。万が一の出血の際は助からないほど血液をサラサラにする薬が投入されており、ベッドから降りられない日々が続きます。入院5日目、この日は土曜日で外来や手術がないせいか、ICU内はいつもより落ち着いていました。この頃の私は諦めの境地に達し、お風呂に入れないこともトイレの世話をしてもらうことも慣れつつあり
何で私が毎日バタバタしてるのに1人涼しい顔して寝てるの?13日の朝、私がいつもみたいに朝6時に起きて、眠りについたのはいつだと思う?14日の夜11時だよ?何時間起きてたと思う?41時間だよ!41時間!!私の人生で1番長い日で私の人生で1番辛い日になったよ1人で葬儀の手配や弔問客への対応をやってるけど、ちゃんと出来てるのかな…私達の結婚式は家族だけだったから、葬儀は一般葬にして夫婦でしたって皆んなに知って欲しかったんだ…会った事のないあなたの友人や知り合い達に、私が妻でしたって…
8月3日血液検査、CT、足・心エコー血栓溶かすヘパリンを24時間点滴し始めて7日、相棒の点滴スタンドにも慣れてきた。シャワーの時は点滴外してもらうのだが、それを忘れて、繋がれて無いのにスタンドも一緒にシャワー室に行こうとした事が何度かそんな相棒のおかげで、血栓の指標となるDダイマーの値が7まで下がった❗️*正常値1.0以下、前回35.5もうしばらく点滴は継続だが、エコーでも、随分改善されていて一安心。主治医のS先生と循環器科のI先生と話をして、ヘパリン点滴しながら、化学治療を開始する事
肺塞栓で入院し、ICUから一般病棟に移った数日後。体内の血栓の溶け具合を確認するため、CTの造影検査を受けました。CT造影の際は同意書を書き、造影剤投入用のルートを事前に腕に打たれます。太い針なのでただでさえ痛いのに、それを担当する若い女医さんがまだ不慣れなようで非常に痛かったです。同室の方も似たような検査や処置を受ける方が多く、その都度同じ女医さんが部屋に来ていたんですが、皆一様に彼女の注射を恐れていました。何事も経験を積まないと上手くなりませんけど、注射だけは上手い人にやってほしいです…
色々書いてはきましたが、結局、悩んでいる方の最大のポイント、それは「手術のリスク」かと思いました。手術を受ける前に主治医による説明があります。リスクの説明は、本当に殆ど全く起こらないような事まで細かく仰いますので、中には、怖くなるような話も入ります。不安な場合は、適宜「それは、どのくらいの確率ですか?」とお聞きになって下さい。私も先生に、「殆どないですから」と言われどんなに安堵した事か…。一応、説明された事を列記しておきますので
4月23日CAPIRI療法43クール目2W服薬おわり今日の朝で14日間のカペシタビン飲み終え今のところ、口内炎が痛み出した程度血圧についての記録を残します内容はつまらないです、申し訳ない癌になる前から血圧が高かったことはなくアバスチンを点滴していた間も(半年位)血圧は低いままでした(毎日計測していた)それが、去年の夏頃から上がり始めましてちょうどハイパーサーミアの3クール目位8月に全24回を終えても戻りませんでした血圧の推移・・2023年3月から7月まで上が
2015年3月24日肺塞栓血栓症および深部静脈血栓症、いわゆるエコノミークラス症候群で緊急入院した私。訳もわからぬままICUに入り、血栓溶解の処置などを受け入院すること二週間。流れた血栓をキャッチするフィルターの取り外しも終わり、治療も終盤に入りました。翌週に再度CTと心エコー検査を受け、問題がなければ退院となります。この頃にはすっかり入院生活に順応し、食事も普通に食べていましたし、病院一階のコンビニへもたまに買い物に行っていました。仕事を辞める決心もして精神的にもスッキリしていたように思