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6月19日、夫が退院しました。6月13からの1週間の入院費用は55000円ほど。ほんと、お金は飛ぶように出ていきます。1泊35000円のリゾートホテルの記事を読んだばかりなので、それと比べるとぐっと安いんだしと自分を慰めました。たんぱくの少ない食事をとり、毎日アミノレバンを点滴し、浣腸をし、それでも何かのきっかけで脳症を発症します。昨日から、夫の部屋はエアコンを入れっぱなしです。脱水を起こさないように涼しめに設定した部屋で夫はゆっくりとくつろいでいます。私の仕事は、できるものは午後か
愛媛大学で話をした先生の手元に、夫の通院記録がありました。最後に通ったのは2015年で、それからどうしたのかと思っていたそうです。ウルソを飲んでいましたが、肝臓の数値は良くなっていないという状況に、いら立ったり諦めたり変に安心したり、そんなので行かなくなったのでしょう。ちゃんと通っていれば、少なくとも今の肝性脳症は防げたのではないかと思います。後悔先に立たず、です。移植の他の選択肢、細胞治療のことを聞いてみました。山口大学が細胞治療をしていましたが今は積極的ではないとのこと。そして、
3月19日、夫へのラインは既読になりませんでした。かけてみたライン電話も、ラインじゃない電話も、コールの音だけがして、病室の他の人のご迷惑にならないように10コールまでで切りました。本当に悪いならば病院から電話が入るはずと、そう思うしかありません。テレビドラマ「100万回言えばよかった」のラストを見ながら、最後に1日だけでも一緒の時間を過ごせてよかったろうなと思いました。私なら、あんなに明るくふるまえるでしょうか。「ブラッシュアップライフ」を見ながら、もしやり直せるとしたら(ゼロ歳からで
最終回直前なんで今日は2回目の更新です!とうとう今夜が最終回のコードブルー。移植のあれこれ、真面目に語るときりがない…のでちょこちょこ描いていくことにします。作中の橘先生の息子、優輔くんは拡張型心筋症で心臓移植を待つ身。前回はやっとドナーが見つかり優輔くんを説得?しヘリで移植先の病院へ搬送するところで終わりました。他の臓器とちがい、一人から一人にしか渡せなくて脳死移植でないと移植できない臓器、心臓。私が携わっていたのは肝臓移植なので少し事情はかわりますが…
夜中アンちゃんの緊急措置が行われ、ICUに入りました。家族が面会できたのは朝の7時でした。心臓バクバクしながら、アンちゃんと対面。顔が腫れていてアンちゃんの顔じゃないみたい。酸素濃度100パーセント、かなりの圧がかかった人工呼吸器。いったい何が起こったのか、気が動転する。別室で話を聞くことに。「想定外のことが起こりました。昨夜心肺停止しかけて、肺に水がたまってます。」見せられた肺の写真は真っ白だった。「肺?」今まで聞いたことのないキーワードです。「なんでこんなことになっ
8月2日私の誕生日でもあり、結婚記念日でもある日です。サプライズで会社の女の子が来てくれ、手作りのお弁当、手作りのハンバーガー、美味しいケーキを持ってきてきてくれました。アンちゃんの寝てるベッドをテーブルにして、女子会がスタートしました。タイミングよくスヤスヤ眠るアンちゃん。束の間の楽しい休息…素敵な想い出になりました。この日の夜肝臓移植の話を聞きました。今の病院では移植手術は受けられず、担当の外科医の先生のボスにあたる別の大学病院の教授に来てもらいました。今の症状からすると10
夫の肝臓移植は、最初、私か息子の肝臓を提供できないかということで、息子は大学病院で検査を受けました。2日間でいろいろ調べて、結局のところドナーにはならなかったので、このたび数か月を経て請求がきました。約94000円です。もちろんこれは我が家で払いました。検査費用、帰省費用、けっこう色々とお金はかかるものですね。
なんだか、つたないブログですか、たくさんの方に読んでいただき、ありがとうございます。フォロー、いいねもありがとうございます!先生のお話では、アミノレバンは飲むとお腹がいっぱいになって、食事がとりにくくなるわりに、あまり改善されるとは感じられないから食事で栄養をとるほうがいいこと、点滴は腹水が増えてしまうこと、利尿剤は次の診察で腹水の増え方を見て考えること、病気は確実に悪くなっているけれど余命というのはわからないこと、明日静脈瘤が破裂するかもしれないし他のことがおこるかもしれないし、おこらないか
主治医と家族の話は、ロクな内容ではありません。今回の不吉な予感は、娘の眠い💤という話前の状況も、重なっておりました。しかし、私は肝性脳症から目覚めた自信がみなぎっておりました。不思議です。亡父が、肝性脳症から目覚めることなく亡くなった時、主治医が目覚める確率はほぼ無いと言っていたから。目覚めればいいけれど、と。異常なアンモニア値だったらしいです。でも、私は目覚めた‼️それが、何よりもの自信でした。まったく根拠はありません。約束の時間が近づき、夫と娘が病室に来ました。主治医の話も、3回目
2022年6月1日生体肝移植。2024年1月16日移植後1年7か月と15日。昨日は定期受診。MR、採血、診察と無事完了そして全て結果よし。脂肪肝もなし。血糖も正常。移植後、1年7か月比較的、順調な経過をたどっている。そしてドナーになった娘夫婦との週5日同居生活にもずいぶん慣れてきた。同居も1年6か月となる。目の前にドナーとなった娘がいるわけなのでわたしは規則正しい生活をせねばならない。もらった肝臓を粗末にはできない。娘はケーキを買うときもわたしの分
今日は夫の通院の日でした。最近、咳が出ていたので肺がんを疑い、エコーをとってもらいましたが、転移はしていませんでした。肝臓の癌は、ただいま20mmと13mmの2つです。このうち一つを治療して殺すか、現状維持か、市民病院と大学病院とで相談するそうです。完全に無くしてしまうと肝臓移植の点数が上がらなくなるし、大きくなったり増えたりすると移植ができなくなることもあるし、治療によっては腹水がたまったり脳症を発症したりするので検討課題が多そうです。まあ、本人がストレスなく自宅でのんびりしているので、現状
夫のバイクを、県外に住む息子に送りました。夫が入院している間は、エンジンをかけないとかからなくなると心配し、退院してからは、たまに夫が乗ると、事故でもしないかと心配していました。公園に着いて降りようとしたらふらついた、とも言っていましたし。万が一にもバイクで転んで怪我するのも困りますが、誰かに怪我をさせたら大変です。そんなときに息子が使っていないなら欲しいと言い出したので、あっさりと譲ることに決まりました。もしいつか肝臓移植手術をして元気になれば、新しいバイクを買えばいいです。それまで運
別室に移動し、パソコンで脳の画像を見せられる。医療ドラマで見る脳の画像は、シワがたくさんあり、出血している部分だけ黒くなっていたりする。アンちゃんの脳はシワが一つもなく、全部が腫れていた。初めて見る映像でした。「脳全体が腫れています。脳波もほとんど見られません。重度の障害は免れないと思われます。障害はどんな形で現れると断定することができません。今日は脳外科の先生が学会に出ていていないので、戻り次第もう少し詳しく見てもらいます」心肺機能の次は脳…?重度の障害…?アンちゃんは肝臓
2015年3月15日(日)手術から3日経った。弟は順調に回復し,一般病棟の個室に移った。痛みはまだあったそうだが,傷口を押さえながらも病棟をフラフラ歩けるようになったらしい。黄金糖が食べたいとか,冷えピタ君が欲しいとか,彼らしい要望も出てきて,夫に頼んで売店で買ってきてもらっていたそうだ。一方で相変わらず私は眠ったままだったが、時折まぶたをピクピクさせる時も出てきた。人工呼吸器をつけられて、体は点滴や管だらけだったがあまりにも気持ちよさそうに寝続けているので,「この人は本当に起
習近平問題で激怒の二階幹事長「ポスト安倍」仕掛けるも足元揺らぐ〈週刊朝日〉安倍長期政権を支え、自民党幹事長の連続在職日数最長を更新中の二階俊博幹事長が最大のピンチを迎えているという。4選支持まで一時は打ち出していたが、「次の改造で幹事長交代の可能性もある」と二階氏に近い自民党幹部は話す。昨年7月の参院選を巡って、前法相で衆院議員の河井克行被告と妻の河井案里被告が7月8日、公職選挙法違反(買収など)で起訴された。案里被告は参院議員となり二階派に入ったが、疑惑が浮上し、自民党を離党。しかし