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退院して約10日、退院後初の診察日。この日は傷と顔面神経麻痺の具合を見てもらって摘出した腫瘍の病理検査の結果を聞く予定でした。しかし結果を聞くことはできませんでした。摘出した腫瘍は「悪性の疑いが残る」「もう少し調べなければならない」と言われてしまったのです。さらに2週間後に診察の予約を入れました。「悪性の疑い」・・なんとも気分の晴れない言葉です。どっちつかずで先が見えない、心配が募る状態。こんな精神状態が長く続いたら身が持ちません。ただ、なんとなくですが悪性の可能性
私の手術室の準備ができて、担当のスタッフさん2人が迎えに来た。指示されるがままに靴を脱ぎ、ベッドに横になる。バジャマの上着のボタンを外し布を被せられパジャマを脱がされる。脱いだパジャマと靴は病棟の看護師さんが部屋に持って行ってくれるようだ。あれ、ズボンは脱がなくていいのかな?なんて考えている間にベッドが動き手術室に運ばれる。寝たまま移動なんて初めてで変な感じ。酔いそう。部屋の中央に置かれて少し待つと麻酔科医が来て酸素マスクを装着される。「麻酔のお薬入れますね」(全身麻酔
手術後3日目の朝、H先生の診察内容です。血液・滲出液が減っているのでドレーン抜いちゃいましょう!と言われ、その場で針を抜かれました。抜いたところには白く大きなパッドが貼られました。やった〜、これで体から管がぜんぶなくなった!スッキリ!ドレーンが抜けたことで、シャワーの許可もおりました。シャワーを浴びたらパッドが濡れちゃうから看護師さんに張り替えてもらってねと言われました。わ〜い、わ〜い!早くサッパリしたいなぁそしてなんと、明日退院と言われました。き
入院した翌日に腫瘍摘出手術を受け手術の4日後には退院です。嬉しいけれど、あまりのスピードに思考が追いつきません。入院中は上げ膳据え膳でラクチンだったし他の家事に追われることもなくのんびりできてもうちょっとここにいてもよかったのに、なんて思ったりして・・。退院前日は「今日が最後なんだから」と同室のFさんに誘われて病院に入っている喫茶店でお茶を飲みながらおしゃべりし、夜になったら売店に行ってお菓子を買い、人気(ひとけ)のない待合室のベンチに座り込んでまたおしゃべり。おしゃ
3日連続で今日もがんセンターの診察でした。一昨日はPET検査を受けて、急遽呼び出されての転移がんの告知。つらく重苦しい日でした。昨日は、消化器外科の診察および面談、耳下腺がん手術と転移がんの抗がん剤治療のどちらを優先するか。結果、耳下腺がん切除術を優先し、それに次いで、転移がんの抗がん剤治療、を進めることを決断しました。今日は、その方向で進めるとして、頭頚部外科との確認の診察の予定でした。入院日、手術日はGW明け早々、それぞれ5月7日、8日と決定していましたが…まず頭頚部外科の診察。