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口元のほくろが妙に色っぽくて抗うなんて無理に決まってる。ねだられるままそっと唇を重ねるとぷにっと程よい弾力と甘い香りがしてあ、俺すごいキスしたかったんだって気づいた。今すぐ押し倒してナカをかき混ぜて滅茶苦茶にしたい衝動を抑えたのは、君を大切にしたいからで唇が離れると潤はふわっと微笑んだ。「ふふっ」「眠くないの?」「先生大好き」俺の頬に両手を添える。ちゅっ。ちゅっ。ちゅっ。子供みたいにライトなキスを繰り返して時々目を合わせてちゅっ。ちゅっ。右のほっぺと左のほ
其ノ一(家康)城を抜け出すのに、正信は伊賀者を数人付けて来た月明かりだけが頼りの静寂の中、すれ違う者も殆ど見受けられぬおかげで街並みをじっくり見て歩いても、怪しまれずに済む比較的新しく出来た建物の中に古い建物も見られ、新旧が上手く融合して見える本当なら昼間に見てみたいものじゃが…それは叶わぬ事と分かっておるだから出来るだけ目に焼き付けようと、あちこち見回していると、突然「どうかなさいましたか?」と、女子の声…驚いて振り向くと、そこには今まで出会ったことの無い、世にも美しい女
翔さんと僕に舞い込んだCMの話。結局、翔さんがノリノリで引き受けてしまったのだけど、残念ながら、海外での撮影ではなくて、「新発売するワインのコンセプトが〝和〟だからね。それもあって着物の似合う潤ちゃんと翔ちゃんにCMに出て貰いたい、って思ったんだから。」「なんだよ〜、そうならそうと先に言ってくれればいいのに、、、」「や、俺は話そうとしたんだよ?だけど翔ちゃんが、『分かった、分かった、引き受けるから、もう雅紀は帰れ!』って言って、俺を追い帰したんじゃな
翌日、いつもよりも早く家をでて、始業の30分前には櫻井の家に着いた。ところがインターフォンを鳴らしてもなんの反応もない。「・・・これって、上がっていいんだよね・・・」おとといから預かったままのカードキーを取り出し、エントランスを抜けて部屋へと向かう。玄関前のインターフォンも鳴らしてみたがやはり反応がない。仕方なく扉をあけてリビングに入ってみると・・・「なんでだよ・・・」昨日の朝、綺麗に片付けたシンクにはカップとグラスが置きっぱなし。調理台の上にも、チーズの
(翔)雅紀がいない……いっそ後を追おうかとすら考えた。だけど、一度だけ夢に出てきた雅紀が泣きながら俺をひっぱたいて激怒して『お願いだから生きて!』なんて言うから思いとどまった。その一度きりしか雅紀は俺の夢に出てきてくれない……夢でもいいから……逢えるなら雅紀に逢いたいって……ずっと想ってるのに。……でもそんな心の内は、誰にも見せない。あれからの俺は、機械仕掛けの人形のように毎日をただ過ごすだけ。適当に敷いたレールを何も考えず進む。このまま大学に行って就職して……でもこの場所には雅
神崎さんの話は俺にとって衝撃的だった。あの週刊誌の記事に翔さんが関わってたのか.......。翔さんの事だ、俺に顔向け出来ないなんて考えて姿を消したんだろう。馬鹿だね、今の俺は翔さんを失う方が数百倍辛いのに。確かにあの事件が起きて、最初に記事にした週刊誌を恨んだ。代議士が記者会見をした日から、家の周りに記者が常駐して俺は学校へも行けなくなった。でも母さんも俺も、父さんが悪い事が出来る人じゃない事は解ってたし警察が動いたからには真実が解明されるのは時間の問題だと思っていた。だけどど
「俺はもう数えてみると2ヶ月以上潤くんの相手をしていないんだよ。じゃあ解消ってなるでしょ。それがルールなんだから。」「でも潤は、」「もちろん知らないよ。事情があって来れないのは分かるけど。…ま、どっちにしろ今更来てなんと言おうがこの結果は変わらないからね。」「…ニノはこれ1本で稼いでたんだろ?これからどうすんだよ…。」「これでもアテはあるんだよ。顔は広いんで。」自慢気に笑ったニノだけど、俺は全然笑えない。潤がニノを指名しなくなったのは、俺が来たから。だから、、、俺のせい…だよな
しょおくん?ラテどっちにする?ホット?ん〜アイスラテがいいかな〜はいお願いしま〜すんふふ(笑)離してぇ〜やなこった〜(笑)清々しい朝ですね…小鳥がさえずって……バルコニーでしょおくんの膝に座ってホット?アイス?それともじゅん?とか聞いたりしてさ…朝からイチャイチャすんなよぉ〜あ、二宮さんおはよう〜カズと呼べ…そしてしょおくんの膝からおりなさい…おはようございます…二宮さんよく眠れました?眠れるわけねーだろっ!やっとウトウトしたら君たちのイチャコラ聞こ
何であの時、もっと確実な証拠を掴めるまで記事にするのはよそうと反対しなかったんだろう。あの時は正義の為なら多少の不幸は許されるなんて傲慢な考えを持ってたんだ。だけど大野さんの葬儀に行き遺影に手を合わせた後、遺族席に挨拶した。憔悴なさってる奥様とその横で学生服に身を包み唇を噛み締めながら前を見ている少年を見た時、自分の愚かさに気がついたんだ。多少の不幸って何?人の死より大切な正義なんてこの世にあるか?俺の書いた記事によってこの未来ある若者の人生を変えてしまったとわかった時、俺は報道記者
「待って、辞めたってどういうこと?」「そのまんまだよ。店からもういなくなったんだって。」「…なんで、、、」「簡単な話。潤に2ヶ月以上指名されなかったから。…別に専属解消されても続けられるんだけど、一般人相手するのは嫌だってさ。要は自分のプライドが許さなかったって訳だよ。」「…。それって、、、俺のせい、じゃん…。」目を伏せ、長いまつ毛が影をつくる。「違うよ。専属解消されたのはまぁ…仕方のないことだけど、辞めたのは100%ニノの意思だから。スタッフ続けられることだって出来たのに。」
新しいお話でーす♡これからお楽しみ頂けると何より٩꒰˘³˘꒱۶~♡社長翔×?潤です(*´σ꒳`)ウヘッ♡Nside挽きたてのコーヒーの香りが鼻腔を擽る。ひとつひとつ個装されているチョコレートを何種類か器に移し、コーヒーの入ったカップと共にトレーに載せた。トレーを手に、部屋の扉の前に立つ。1つため息をついて、扉をノックした。「入れ。」短く聞こえたのを合図に、ゆっくりと扉を開ける。N「失礼します。」部屋は大した広さでは無いが、高級そうな黒の革張りのソファーに、ガラス張りの
本日は翔くんのお誕生日最高にハッピーな日です誕生日を祝して一話完結の読み切りのお話を書いたので下手ですけど読んでいただけるとありがたいです。注意、翔潤です❤️💜赤つむぎよりいつもそうだ。雑誌の取材でもスタッフとの会話の中でさえも翔くんはさりげなく俺を褒める。「そう。そーいうのはさ?松潤がやってくれるから・・・」「松潤はすげーよ」「あそれ?松潤ならわかってるから。そういうの完璧なのって松潤しかいないでしょ!」なんでそんなにホイホイ褒める言葉が出てくるのか不思議・・・
潤に漸く気持ちを伝えられて、潤からも『好き』と言って貰えて、それからお互いの気持ちを確かめるように熱いキスもして、〝めでたし、めでたし〟だと思っていたら、潤の様子がおかしい、というかちょっと怒っていて、俺のキスがしつこ過ぎた所為に違いない、と思って、「潤ごめん。」「やっぱり翔、初めてじゃなかったんだ💢」「へっ?」「とぼけないでっ!誰としたの?」「えっ?『誰としたの?』って?」「だ〜か〜らぁ、キス!」「イヤ、イヤ、いや、嫌💦俺潤以外とキスした事ないし、」
あれから1週間が経った。なのに潤から連絡はない。あの日、今日会おうと約束はしたものの場所も時間も具体的なことは何も決めていないままだった。かといって俺から連絡するのもなんか楽しみにしているみたいでちょっと…。約束は約束なので一応予定は空けてあるけど。忘れてるのかな。それとも気が変わった?初恋の俺としばらくぶりに再会して盛り上がったけど、冷静になったらやっぱり冷めた…とか?うわ。ありそう。俺15も年上だし。試しにやってみたらイマイチだったからもういいや、的な?まぁ、それな
出会うはずの無い、僕とあの人。だけど・・・これは何かのいたずら?どうして、僕たちは出会ってしまったの?「こんな所には二度と来るな。」そう、冷たい言葉で僕を突き離すのに・・・・・・どうしても会いたくなる。「二度と会えないと思っていた。・・・俺だってお前に会いたかったよ。」そんな優しい言葉を囁いて、僕をぎゅっと抱きしめてくれる。「これで会うのは最後だ・・
ちょっと…ちょっとだけ…ね…潤、、ごめ……ね、、、、、老舗旅館に着いてすぐにそう言ってゴロンと横になるしょおくんお茶を淹れてる間にスースーと寝息が聞こえてきて…しょおくん…?寝ちゃいましたか…返事が無いから…早朝からの運転ご苦労様でした…ビール飲んだから眠たいよね?夜ご飯は18時過ぎだから少し眠ってね…めっちゃ可愛い……ふふ、、、お口、もごもごしてる………潤はぃ……………夢の中にも連れてってくれるの?…しょおくん大好きいっつも側に居たい………離さないでね
「ちょっと社長、この仕事どうなったんですか?」「はぁ・・・・」「しゃちょー!!しっかりしてください。」「あ、そのミュージカルは、SATOに決まった。」「へ?SATO?あんなに嫌がっていたのに?」「たまにはアイドルじゃなくて違う畑で修行して来いって言ったら、やるって言うから。それと、KAZUは、このドラマ。」「今、最高視聴率を叩きだしてるゴールデンタイムのドラマと、同じ枠の連ドラの主人公じゃないですか?!」「
sideJUNそろそろ撮休も終わり。新ドラマのキャストが勢ぞろいし、顔合わせが始まった。「主役の今野奏多役の松本潤さんです。」「よろしくお願い致します。」1人ずつキャストが紹介され、挨拶をしていく。今回は、俺は初めてのBLもの。このドラマの番宣の為に、翔さんの番組に出ることも決まっている。だけど、台本が何回も書き換えられて、やっと本稿が出来上がったのが、昨日の事。役を引き受けたからには、今更断るなんてこと
※このお話は個人の妄想(BL)であり、実在の人物・団体とは一切関係がありません。--J「……ふぅ」翔くんが小さく息をつく。4月10日から日付けが変わって深夜。怒涛の1日が終わり、、やっと家に帰ってきた俺たちは、ソファになだれ込むようにして座った。「お疲れ様。しょおくん、忙しいのに今日は、、いやもう昨日だけど、、ライブに来てくれてありがとう。嬉しかった」俺は翔くんの隣りに寄り添い、心を込めてお礼を言う。「何言ってんだよお疲れ様なのは潤だろ?俺はまぁ、、後輩たちの勇姿を見て
「うわっ、すごい量!誰か来るの?」「そういうわけじゃないけど」「もしかしてこれ1人で食べる気?しょおくんってポテト大好きだったんだね」「あー、まぁ…」失恋パーティーという名のやけ食いを始めたところだということは曖昧な返事で誤魔化す。「でもまぁちょうど良かったよ。1人じゃ食べきらないから潤も手伝って」「マックポテトってなぜか無性に食べたくなる時あるよね~」「あるある。コーラとメロンソーダあるよ。どっちがいい?両方俺の飲みかけだけど」「じゃあメロンソーダ。てゆーか2本飲んでたの?」
※このお話は個人の妄想(BL)であり、実在の人物・団体とは一切関係がありません。--「……なぁ潤……」潤の背中に両腕を伸ばした七之助が、後ろから潤の上半身を搦めとるようにバックハグをすると、周りにいる女子たちの色めき立った黄色い悲鳴のような叫び声が教室中に響き渡った。潤はどうでもいいとばかりに七之助にされるがままになっていると、七之助がバックハグの姿勢のまま後ろから潤の耳に唇を寄せて耳打ちをする。「……知ってる?俺ら周りから『付き合ってるんじゃないか』って言われてるんだぜ」
「…夜一切空いていないほど忙しいもんなのかね、俳優って。」「さぁ。俳優じゃないから分からないよ。」「あえて来ないようにしてるのかな…。」「なんで?」「…なんでって、、、まぁ。。。」ニノをごまかせるような口は持ち合わせていないが、それでも視線を逸らした。じーっと、隣から視線が突き刺さるのを感じる。が、すぐにスマホに戻ったのが横目で見えた。「えっと…ニノってさ、いつも潤にどんなこと言ってるの?」「…はい?それ今関係ある?」「うーん、まぁ…それなりに…。」「あんまり手の内を明かし
急かすエンジュを先頭にして、俺達は妖怪の元へと出発した。櫻井さんと潤の後ろをついて行く俺に、怖い妖怪じゃないといいなぁとマキくんは言ってそっと俺の手を掴んでくるから手を繋いであげた。妖怪は魔鈴横丁と呼ばれる飲み屋が列なる横丁の突き当たりのエンジュの店、魔鈴堂を覆うようにして大きく膨らんでいた。「うわ…マジか…」ずんぐりとした四角い体に短い手足、硬そうな髪の毛が生えた丸い頭、くりりと大きな目と口。そして耳と思しき丸い出っ張りが、顔から胸の辺りに無数にある。こんにゃくみたいに震えると
「お待たせ、潤。」「今日は、そんなに待ってませんよ。」今日は、翔さんは、早番で早く終わるはずでしたが、急患が入ったために、ちょっと待たされた俺。俺は、今日は研修で、院外に出ていたので、メッセージが仕事中に届いて、待ち合わせです。今日は、顔を合わせることは無いと思っていたので、ちょっと嬉しい。「今日は、絶対に焼き鳥食ってやるって思ってたんだ。」「それはどうしてですか?」「昨日、センター長が、ずっと焼き鳥が旨かったっていう
週末まで待ってもよかった。今夜は夜中の零時を過ぎた頃から雨の予報だったし。それでも、“今”なんじゃないかなと感じ、話しをしたいと思って外に呼び出した。潤はひとりで考え、ひとりで何かを我慢して、ひとりで答えを出しているように感じたから。この感覚の鮮度が落ちないうちに直に話しをしないと、時間がたってからじゃ聞き分けのいい言葉しか返ってこないんじゃないかと思ったんだ。甘えん坊の俺のイリス。お前には晴れた空の虹が、似合うんだよ。街の喧騒から学園を静かないち世界に隔離するように囲む林の
だから、俺の家に帰っておいで?だからって……や、ダメでしょ…つか、おかしいでしょ?おかしくないでしょ?おかしいよ……側に居させてよ…………けど良いでしょう…一緒に居たいんだ…マネージャーにも話しておくし潤くんはスタイリストだしヘアメイクだしそれに、いろんな事吸収するならマネージメントとかの勉強も出来るしぁ……その話…ん?アラシのツアー参加させてもらう時にTOKIOさんの楽屋にお邪魔して…うん…社長さんがいらして…YOUうちの事務所に来ちゃいなよ先方には話
S「立ち話もあれだから、社長室来ればいいのに。…松本。コーヒーと菓子、用意しておいて。」M「あっ、はい!」そして駆け出した…んだけど、腰が痛いから、どうも変な動きだ。…O「…無事にヤれたんだね。」S「ちょっと、こんなとこで、、」O「すごい腰痛そうだし、昨日はあんなに沈んでたのに、すっかり元気になって。」S「…。」O「俺は今日、これを聞きに早く来たんだよ。」…俺がコーヒーやらを用意している間に、こんな会話がされているなんて知る由もなかった。ーーー社長と智さんがお話していると
そんなある日。俺にとって、今世紀最大の難問がやってきた。「智、こちらは櫻井さん。」「お、おう。」「初めまして、櫻井翔です。」確かに会うのは初めてだ。だが・・・櫻井の話は、耳にタコができるほど、潤から話を聞いている。この男・・・スタイル抜群。顔もイケメン潤曰く、成績優秀、スポーツ万能、生徒会長で生徒からは慕われ、優しいようだ。そう、こいつが潤の初恋の相手。それも、
「...や、、ダメ...どこに行くの...?そばにいて...」潤はベッドのなかで俺にすがりついて足をからませてくる。2人とも裸だから、、お互いの体温を直に感じて...。潤は寒がりで俺は暑がりだからか、抱きしめているとひんやりとした潤の肌の感触が心地よい。水分たっぷりの、、泣きそうな目を俺に向ける潤。とはいえ、潤は目が大きくて泉のように深い瞳をしているから、いつでも潤んだような眼差しなんだけど。ああ、、本当に...可愛い可愛い、、俺の白兎ちゃん...俺は潤の顎をくいっ
倉庫に戻った俺たちは買ってきた物を袋から出して台所に並べ始めた。お揃いのコップ。お皿。お箸。全部色違いのお揃い。2つずつ並ぶとやっぱりめおと感がすげえな。浮かれてるのは俺だけかと潤をちらりと見る。潤は台所を整えるのに夢中になっていた。楽しそうに台布巾を濡らして絞り、その辺を拭き始めている。俺はその横でコップを洗って、買ってきたふきんで軽く水滴を拭った。冷蔵庫からやかんのまま入れられた麦茶を出して注ぐと、半透明のアクリルに麦茶が透けて美味しそうだ。「麦茶入れるピッチャー買うの忘れ