ブログ記事28,716件
<Jside>「おはよう。」「おはようございます。」彼の声が聞こえると、その場に居た誰もがふり返るくらいの存在感。「おはようございます。」「おはよう。」それなのに、笑顔は爽やかで・・・「元気ないぞ、もしかして二日酔いか?」「あ、すみません・・昨日ちょっと・・・。」「まだ水曜日だぞ、程々にな。」「はい、すみません。」いろんな人に目配りがあり・・・優しく声を掛けてくれる。「先輩
「ちょっと外出ようか。」そう言われ、ニノと外へ出た。ビルの壁にもたれ掛かりながら、ふーっと煙を吐く。「いる?」「いや、吸わないから。」「そ。…最近潤くん来てなくてさ。最後に来たの、多分翔ちゃんが相手した時だよ。」「え?」…ということはあれだ。急用が入って帰ってしまった時。「でも来るのなんて気まぐれなんだろ?前に言ってたじゃん。忙しい人なんだし。」「まぁそうなんだけど…。」どこか歯切れの悪いニノに首を傾げた。「なんか、、、いや、ただの勘ではあるんだけど…。」「…?」「
翔さんの話題でまあ君と盛り上がっていたら、翔さんから僕に電話。まあ君にことわって電話に出ると、『潤、雅紀とまだ一緒?』「うん、一緒だよ。」『じゃ、写真のお礼言っといて。で、茶道教室終わったから今からそっち向かうね♪』「うん、待ってる♪急がなくていいから安全運転で来てね。」『はい、了解❣️』電話を切ってまあ君に視線を向けるとニヤニヤ笑ってて、ちょっと恥ずかしい。「翔ちゃんと潤ちゃん、相変わらずラブラブだね。ね、今まで2人の間に危機って無かったよね?今ま
松本君が転入して来てから半月。未だに松本君は大人しくて、「何か分からない事無い?」「大丈夫です。」「次の化学の授業は化学室だから一緒に行こ。」「初日に教えて貰ったからひとりで行けます。」「そぅ?、、、」朝登校しても松本君の方からは挨拶してくれないから、俺が気付かないでいるといつの間にか席に着いて本を読んでいて、『話し掛けるな❗️』というオーラをビンビンに出していて、話し掛けるどころか近付くのも躊躇してしまうほど。それに放課後は放課後で、サッと帰っ
♡潤くんハピバ記念♡この『花に月』は、『月に花』のパラレルワールド(並行世界)ではなく、、もし、潤くんが妖狐で、翔くんが人間だったら、、そんな世界のお話しです。*****月が冴え冴えと白い。丸々とした満月はぷかりと夜空にあって、白い光の輪を辺りに放っていた。コテージを背に湖の波打ち際に立つ俺は、月と月に照らされた湖面を眺めていた。夜更けのレポート書き。手が止まってから小一時間。気分転換に出てきた外。意味もなく足元の小石を拾い上げ、ぽーんと投げた。手から離れた小石は、ポチャ
妄想小説です。ご注意ください。BLの意味が分からない方はブラウザバックでお願いします。ちょっと!この状況は一体?ナンパ?ナンパ??って何なんですか!俺、今から患者さんの搬送に同乗するだけなんですけれど・・・?え?もう本当に意味が分からないんですけれど。翔さんは潤くんから睨まれているし、相葉先生は感情を表に出さないように努力はしているみたいだけど、俺から見れば十分に不機嫌なことが見て取れるレベルの顔をしている。この穏やかではない雰囲気に気が付いている
まさかクラスのみんなが松本君の事を魅力的だと思っていたなんて、、、なんかショック!😨今まで松本君の事をそんなふうに意識してなかったけど、みんなの話を聞いて、はっきり言って焦ってる。こんなふうに焦るのは、もしかして俺も松本君の事が好きだから、、、?イヤイヤ、そんな💦だって俺松本君の事全然知らないし、、、ただ物静かで、本を読むのが好きで、あと話す声がちょっと鼻に掛かった甘い声で、色が白くて顔が小さくて、いつも伏し目がちにしてるけど、偶に顔を上げるとド
Jおれはずうっとしょおくんのことがすき。しょおくんのことがだいだいだいすき。はじめて会ったその瞬間からずっと、ずうっと。子どもの頃は「僕の愛しのしょおくん!」「しょおくんはあげない!」って、自分の気持ちをオープンにしてきたけど。でも、大人になって。翔くんは、俺とは違う世界の人なんだって気づいた。もちろん、翔くんは年下の俺をいつまでも可愛いがってくれる。いつでも俺の前にいてくれて、俺を導いてくれる。同じグループとしてデビューして、関係性としては一応横並びになっても。俺は翔
次に目が覚めた時には、もう完全に朝だった。目の前には先生の寝顔があって、思わず見惚れる。長い睫毛が綺麗に揃って伏せられていて薄く開いた唇は色っぽいのに、どこか幼い寝顔。いつまで見てても飽きなくてじわじわと幸せが湧き上がってきて、堪らずぎゅっと抱きしめたら「んん、」五月蝿いとばかりに押し退けられた。あれ?恋人同士の朝ですよ・・?と、次は腕枕をしてみたら、気に入ったのか「・・ふふ」ちょっと笑って、俺の身体に手足を絡ませてきてちゅっと寄せた唇にも応えてくれる。「ん・・、」そ
「……翔くん……」「……なんだよ」俺が近付いても翔くんはそっぽを向いたままだ。正面に回るとやっと俺のことを見てくれた。俺はいままで悩んでいたいろんなことが思い出せなくなるくらいどうでもよくなっていた。ただ、目の前にいるこの人に想いを告げたいと思った。「俺、翔くんが好きなんだ」言葉に出してみると、どうしてこれまで言わなかったのかと考えてしまうくらい自然なことのように思えた。俺の気持ちは俺のもので、他の誰かが翔くんを好きだろうが、もっと言うと翔くんが誰を好きだろうが関係ないんだ。「
こちらは、しょおじゅんゆうちゃんさんの妄想ネタにある、(^^)だいまりぼん(^o^)さんのプロット(妄想(22))を元にして書かせていただいたお話です。お話は以下からです。よろしくお願いします。↓↓↓────────────雀の子を犬君が逃がしつる。伏籠のうちに籠めたりつるものを──(訳:雀の子を犬君が逃がしてしまったの。籠の中に入れておいたのに。)源氏物語「若紫との出会ひ」※犬君…若紫の遊び相手の童女の名前──────────S「…ここか」俺は目の前に立つそれほど新しく
ココ最近ヲタクを賑わせたネタです←言い方何が書きたかったのかはよく分かりませんが()、タイトルは気に入ってます✌️こんなに中身ペラッペラの1話完結は久しぶりかも。先に謝っておきます。すみません汗←Sside「っ、はぁっ!?」俺の叫び声にも近いような声が、オフ日ののんびりとした空気が漂うこの部屋を切り裂く。思わずスマホを落としてしまいそうになった。なっ、、、なんだよ。「、、、、じゅん?」「んー?」お互いに大河、ドラマと撮影してる中、神様が巡り合わせてくれたのか。2人のオ
「・・、ん」隣で眠る潤が寝返りを打つ気配に目が覚める。声が枯れるまで抱かれ、くたくたになって眠りについた寝顔はとても安らかで「・・ふ。可愛い」口が半開きになっていて、少し幼い。「んん、」無防備な唇にキスしたら、うるさそうに顔を顰めて肩にすり寄ってきてーー本当にいま、この腕のなかに潤がいる。改めて実感すると、説明出来ない感情が込み上げてきてこの2年間数え切れない程夢想した、その柔らかな身体を強く抱きしめた。「・・ん・・、しょ、さん?」「ごめん起こした?」「んん、・・だいじ
最初から目が離せなかった。理知的で常識的で穏やかで。なのに華やかな雰囲気があって。指先ひとつの動きも彼の育ちの良さと上品さをうかがわせる。憧れた。こんな大人がいるんだなって。そして、ずっと探していたひとは、この人なんじゃないかって。ーーーー「狭い家だけど、どうぞ」父さんがその人を家に連れて来たんだ。「お邪魔します」その人が入ってきただけで、まるで大輪の花束が届けられたかのようで。この狭いリビングが一気に鮮やかに彩られ、俺はちょっと圧倒されていた。そしてその人が持つ光の粒
<Jside>「じゅんちゃーん、お客さんいらしたよ。」「はーい。」ここ数日・・・というか、あの雑誌「月刊storm」が発売されてから、劇的に俺の客は増えた。それも、男性客ばかり。今までは、雅紀の3/4程度だったのが、新規予約が一気に倍に増えた。もちろん、男性のカットの方が圧倒的に時間が短くて済む。カラーリングやスタイリングを含めても、女性の半分以下の時間で終える人も中にはいる。だから、できるだけ予約を
潤に愛想を尽かされた、と勘違いして泣いた日から1ヶ月。潤のお弁当という〝ご褒美〟目当てで続けている乗馬と日本舞踊は、順調に上達していてもう筋肉痛になる事も無く、最近はレッスンのある水曜日が楽しみになっている。潤が褒め上手で、『しょおさん凄くカッコいいよ』って言ってくれるから、潤に褒められたい一心で頑張っている、とも言えるかも、、、潤とは勿論ラブラブ💕で、その点は言う事ないのだけど、ただ一つだけ寂しいと思う事があって、それは、潤の仕事が押してしまって、会え
それなのに。そのあと行った病院で「固定しておいた方が治りが早いですよ」などと言われて、ただの捻挫なのに大袈裟にギプスをされてしまって焦る。「・・こんなの、櫻井が見たら・・」絶対気にする。彼はそういう奴だ。どうしよう、これ以上俺のことなんかで気を遣わせたりしたくないのに・・仕方なく翌朝、登校してくる櫻井を待ち伏せてギプスについて説明した。怪我は大したことはない事、これは大袈裟な処置だという事。櫻井は納得していたようだけど俺は、動揺のあまり少し油断してしまっていたのかも知れない
Atomを再開させた。朝早く起きて、モーニングの準備をして…最初、客足はすっかり遠のいていて、老人達が詰めかけてくれる事もなかった。それでも、1人、2人と戻って来てくれるようになると、いつしか、以前のように店内が賑わうようになった。モーニングが過ぎれば潤くんが忙しい合間を縫ってやってくる。カランコロン軽快にベルが鳴る。「コーヒーにナポリタン?」『今日はオムライスにすんだよ!相変わらず可愛くねぇな!あっ!相葉さんソイラテ!』潤くんは俺を適当にあしらってカウンターに掛けながら奥に居
「うわぁ~!!」目をキラキラさせてご主人様が見ているのはファミレスのランチメニュー。「しょおくん!!連れてきてくれてありがとう!!」「ど、どういたしまして…。」ファミレスでめっちゃ感激してるからさっきから店員さんが不思議そうにこっちを見ている。「すごーい!どれも美味しそうだね!」「どれにしますか?」「たくさんありすぎて迷っちゃう!」「ふふふ。ゆっくり決めてください。」「選べないから、全部頼もうかな。」「そんなに頼んだら食べきらないですよ。」「え、だめ?」「あまりたくさ
Shostory会社の近くにある純喫茶Atom。そこを凄く気に入っていて、打ち合わせの前の資料整理や、昼休憩の食事によく利用していた。店主らしき背の高いモデルのような出で立ちの男性と、少し小柄で色白の中性的な顔立ちをした美人、まぁ、男の子だけど…が働いている。2人のビジュアルが良いせいで、ひっそりした佇まいの割に店はよく繁盛していた。味も名店並みに美味いから一度知った客は去ることを知らないようだった。混み合った場所はあまり好きじゃないが、それでも、どうしても居心地が良くて訪れて
以前から、雅紀の友達の中に〝じゅん〟という名前の子がいるのは、知っていた。雅紀の話の中に、『じゅんちゃん』というワードが出て来る事があったから。「ね、翔ちゃん潤ちゃん、てめちゃめちゃ可愛いんだよ。」「ふ〜ん、」「間近で見るとまつ毛がめちゃくちゃ長くてね、偶にすっぴんで会ったりする事もあるんだけど、すっぴんも可愛いくてね。」「そうなんだ(-.-)」その話の内容から、雅紀の話す〝じゅんちゃん〟は、女性だとばっかり思ってた。普段の俺は仕事柄、女性と接する機会が多い。
<Sside>空港で、それぞれの目的地へと別れた俺と潤。はぁ、こんなクソ暑い所で、仕事だなんて。せめて潤も一緒に居てくれたらなぁ・・・そんな事を思っていると、咳払いをした二宮から言われた言葉。「お言葉ですが、こんなクソ暑い所だからこそ、潤さんと一緒に居られたら、こっちが焼け焦げてしまいますから。飛行機の中で、只でさえ、胸やけしそうな位だったのに。」どうして俺の考えが分かるんだよ。というか、二宮だって相葉と散々いちゃついていただろ!
あぁ.........。もうダメだった。どんなに心にセーブをかけようとしても無理だった。本当に、本当にいいんだろうか.........。迷いが消えたわけじゃない。ただ、もうこの宝物を失う事は考えられなかった。もう幸せを掴んでもいいのかな。。。駐車場に車を停め、手を繋いで潤の部屋に向かう。暗いとはいえ大の男が2人、手を繋いで歩いてるというのは少し恥ずかしい。「なんか介護でもされてる気分だ」恥ずかしさを隠すためにそんな事を言った。「もぉー、翔さんってばー。雰囲気台無し(怒)」
※このお話は個人の妄想(BL)であり、実在の人物・団体とは一切関係がありません。--J「……ふぅ」翔くんが小さく息をつく。4月10日から日付けが変わって深夜。怒涛の1日が終わり、、やっと家に帰ってきた俺たちは、ソファになだれ込むようにして座った。「お疲れ様。しょおくん、忙しいのに今日は、、いやもう昨日だけど、、ライブに来てくれてありがとう。嬉しかった」俺は翔くんの隣りに寄り添い、心を込めてお礼を言う。「何言ってんだよお疲れ様なのは潤だろ?俺はまぁ、、後輩たちの勇姿を見て
「なんか今日、メチャクチャ機嫌いいよね。」「和子もそう思う?私も思ってた。」「智子も?」「うん。いつもみたいに、櫻井さんがいるからじゃなさそうだし。何かあったのかな?」「「キニナル・・・」」何だか、和子ちゃんと智子ちゃんの視線がコワイ俺・・・何かしたかなぁ?昨夜は、潤とは程々にしておいたし、今朝だって、動きは悪くなかったはずだ。・・・という事は?「翔さん、どうしたの?」和子ちゃんと智子ちゃんの視線に怯えている俺に気づいたのか、潤が声を掛けてきた。まぁ、2人は俺も見てはいるけ
顔を上げたその子どもを見て俺は驚く。なんて、、愛らしく、、綺麗な子どもなんだろう…俺の握り拳より小さいんじゃないかと思われる頭には、その小顔に入りきらないのではと思うほどの大きな輝くふたつの瞳が星のように瞬いていて。ふさふさとしたまつ毛は涙で濡れているのに下を向かずクルンと上向きに巻かれている。子ども特有の毛穴の全くないすべすべの肌は雪のように真っ白だけれど、ふっくらとした頬は僅かに薔薇色に染まっていてとても可愛らしい。泣いてかすかに震えているちんまりとした形良い唇は、子どもなのに朱で
「しょおさーん、そろそろ起きないと、遅刻しちゃうよ。」これは、味噌の香り?腹がぐ~っと鳴りそうなくらい、いい香りが寝室に漂ってきた。潤は、俺の寝るベッドのすぐ横にいて俺の頬をツンツンとしている。「潤がキスしてくれたら・・・瞼が開けられそう・・・」そんなことを呟くと、「もうっ・・しょおくんったら。」きっと、顔は真っ赤なんだろうな・・・そう容易く想像できる、潤の声。少し間があるけれど、チュッと潤の柔らかな
Sside「キミが、潤の、……息子ってこと?」「そうです。……松本潤、僕の父親がコレをくれたんです。」「なんで。…それは、その懐中時計は…」潤が俺に言った、どこに居ても二人の時間は変わらない。と。じゃあ、お前は、もう俺との時間は必要ないって事なんだな。本人を目の前にした訳でもないのにこんな間接的にフラれるとは。この歳まで独り身でいた俺は。俺の時間は。一体何だったんだろうか。「櫻井さん、その懐中時計、中を見てもらっても良いですか?」「中……?」「はい。」カチリと乾い
朝になり、俺は「やまかぜこどもの家」まで潤くんを送っていく。施設に着いて、繋いでいた手を離す時、「お兄さん…」と、潤くんは不安そうに俺を見る。俺は身体をかがめ、潤くんと目を合わせて微笑みかけた。「心配しないで…約束しただろう?ここで、、いい子で待ってて…」そして俺は潤くんの頭を優しく撫でる。潤くんは俺の手を取り、、自分のほほに頬擦りした後、やっと少し安心した笑顔を見せて…。施設の人に連れられて、振り返り振り返り建物の中に入って行く潤くんを見守り、俺は園長と話をするべく園長室のほ
♪ピンポ〜ン♪夜10時少し前、玄関のチャイムが鳴って、「あっ、きっと潤ちゃんが帰って来たんだ!」茶の間を出て、バタバタと玄関に向かう雅紀。イヤここ俺の家で、雅紀の家じゃないんだけど、、、(-_-)俺も玄関に、、、と思ったら、「翔はまだダメ!潤ちゃんの許しが出てから、それまで自分の部屋に行ってなさい!」と言われ潤に『お帰り』も言えないまま仕方なく自分の部屋へ向かった。潤、まだ怒ってるかな、、、?財布と鍵は、岡田さんと別れてから潤から渡して貰ったけど、「僕