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「やっべぇ…」額に手を当てて呟いた。やっちまった。そう、文字通り。ヤッてしまったのである。もうこの際、酔った勢いだとか、どんなに美形でも相手が男だったとか、そんな些細なことはどうでもいい。よりによって、15も年下のかつての教え子と一線越えてしまった。酔いと興奮が醒めてしまえば、今度は背徳感が襲いかかる。という割に、不思議なほど後悔はない。その代わりにあるのは妙な満足感だったりして、さすがに鈍感な俺でもその理由にはうっすら気づいている。昨日はめちゃくちゃ気持ちよかった。ソファ
金曜日、当日「緊張するなぁ。どんな物食べるんだろう。酔わないように気をつけなきゃ。」櫻井さんから今日行くお店のHPがLINEに送られきていた。多国籍居酒屋らしい。色んな所を旅してる櫻井さんらしいお店だ。「.........。」多分、朝から同じ様な事ばっかり言ってるんだろう。雅紀は何にも言わなくなってスマホを見てる。「はぁ、緊張する~」「何で大人の男なのに、潤にちょっかい出してくるのかな。確かに潤はそこらの女の子より綺麗だと思うけど、、、、。潤の気持ちを知ってて悪い事に利用しようと
「あの人、俺の専属になって欲しい。」「…は?ま、待って、どういうこと?」焦って焦って、潤くんの前を防ぐように立った。彼が…翔ちゃんが潤くんの専属になったとして、俺はどうなる?俺の立場は?まさか自分が半ば強引にスカウトして連れてきた奴に、自分の立場を奪われるとか…そんな皮肉なことがあるのだろうか。「…俺は、」「まさか。カズを手放すつもりはないよ。」そんな潤くんの言葉に、俺は内心ホッとため息をついた。""人気若手俳優松本潤の専属スタッフ""こんな素晴らしい肩書きで俺はここでやっ
突然番号交換しよう、だなんて松本くんは驚いてないだろうか?そして、35にもなろうかというオッサンが21の青年の番号を知りたいだなんて引いてないだろうか?でもさ、話したいんだ。もっともっと松本くんを知りたいんだ。そして彼の友達の1人として数えて貰えるようになりたいんだ。友達なんて厚かましい、知り合いという所か(笑)わかってる。自分の気持ちが高まってるのは、十分わかってる。それがどういう類の気持ちなのかも。ただ、それをおしつけるような事はしないよ!きっと彼にはそれ相応なお相手もいる
「こら、なに1人で終わらせようとしてんの?」「…いや、なにって。。。俺にはこんなところ不向きだし、そもそも1回だけって約束だっただろ?」「ふふ、残念。それが翔ちゃんはここで働くことが決定したんだよ。」「はぁ?!なに言ってんだよ。そんなこと許した覚えはない。」「だろうね。」次第に眉間にシワが寄っていく俺とは違い、ニノからは楽しそうな雰囲気がダダ漏れで隠しきれていない。心底嬉しそうな表情を浮かべながら続けた。ーーーNsideピピピッ、ピピピッと断続的にタイマーの音が部屋に鳴り響
お話一覧最新版ですこちらのブログのお話はほとんどが「翔潤」です。基本的にアメンバー限定記事にしてますが、アメンバーさんでなくても読めるお話は「通常記事」と示してますので、初めての方はまずこのあたりから読んでみてください。アメンバー希望される方は以下の記事を必ず読んでから申請してください。アメンバー募集について改良点メンバーが出てくるお話にをつけました!お話が多いので、先に幾つかピックアップしてます!誰でも読める通常記事は、この3つです(全
停電は復旧したらしいのが雨はまだ止まないらしく、雨脚の強い中再びずぶ濡れになる覚悟ができなかったのと、「夜遅くなったから泊まっていけよ」という課長の言葉に甘えることにした。「さすがにベッドをお借りするわけにはいきません。僕はソファで十分です」「シーツは変えるから大丈夫だって。それとも、一緒に寝る?」「寝ません!」クリーニングされていた毛布を渡され、恐縮しながら「クリーニング代は払う」と伝えても、「将来有望な部下が遭難しなくてすんだから気にすんな」と言って課長は寝室の扉
いやぁ~やっぱり私を元気にするのは嵐さんだわ(❁´ω`❁)新しいお話をわくわくドキドキと拝読してどっぷりハマるのも(*´﹃`*)続き楽しみです♪初めて訪問するお部屋で投げかけられた質問にアレコレ脳内検索するのも2015新春超特大号TVガイドの翔潤♡嵐さんが頭の中をウロウロしてるだけで←いいかたにやにやにまにまこんなに元気になれるヾ(*´∀`*)ノってコトで脳内ウロウロしてた
「へぇー。綺麗にしてるじゃん」潤のマンション。モノトーンで統一されたシンプルな部屋は綺麗に整頓されていて、物は多くないがオシャレなインテリアがセンス良く配置されている。かつての教え子の部屋に入るなんて思いもしなかった。「先生が寄るかもしれないから、一応掃除しといたんだよ」「さっすが。読み通り」「ビールでいい?焼酎あるよ。あ、水飲む?」「喉乾いた。水飲みたいかも」「オッケー、その辺てきとーに座ってて」気が利くなぁ。そういえば小さい頃も、泣き虫だけど芯のしっかりある賢い子だったも
潤に漸く気持ちを伝えられて、潤からも『好き』と言って貰えて、それからお互いの気持ちを確かめるように熱いキスもして、〝めでたし、めでたし〟だと思っていたら、潤の様子がおかしい、というかちょっと怒っていて、俺のキスがしつこ過ぎた所為に違いない、と思って、「潤ごめん。」「やっぱり翔、初めてじゃなかったんだ💢」「へっ?」「とぼけないでっ!誰としたの?」「えっ?『誰としたの?』って?」「だ〜か〜らぁ、キス!」「イヤ、イヤ、いや、嫌💦俺潤以外とキスした事ないし、」
一度告白するチャンスを逃してしまったら、次のチャンスはなかなかやって来ないまま時は過ぎ、今は2人きりで会える機会が全くない状態。潤くんは、連続ドラマで主演する事が正式に決まり、、、(勿論、潤くんが前に話していた茶道の家元の役)俺は俺で、その潤くんが主演するドラマのプロデューサーから茶道指導のオファーがあって、、、勿論とても嬉しい事なんだけど、潤くんも俺も過密スケジュールとなってしまって、プライベートでは会えない。本当は2人きりで会いたいけど、恋人同
今日は久々に5人で飲み会をした。大体最後は俺たちの中で一番広い部屋に住んでいる翔くんの家で飲んで終わることになっていて、今日も2次会から彼の家にみんなで来ていた。翔くんの部屋はモノトーンでまとめられていてかなりカッコいいんだけど相変わらず物がとっ散らかっていて、みんなで荷物を部屋の端に寄せることから始まるのもお決まりで懐かしかった。今日はこのまま朝までという流れになったので買い出しジャンケンをすることになって翔くんが負けた。彼はこういう時の勝負にめっぽう弱い。そういえばあの
「あのなぁ」小さく息を吐いてジョッキをテーブルに置いた。「そーいうことじゃないの」「なんで?」「別にそんなのプレゼントでもなんでもないだろ。普通に会えばいいじゃん」「ほんと?また会える?」「当たり前」「じゃあ指切りげんまんしてくれる?」そんなことしなくても…と言いかけたけど、満面の笑みで小指を出すから俺もそれに小指を引っかける。「ゆーびきーりげんまんうそついたらはりせんぼんのーます」「ふふ」「ゆびきった」「懐かしいね」「保育園の時よくやったよな。潤は何かっていうとゆびき
俺って宇宙一幸せ♡俺の車の助手席=潤くんの指定席、そう考えただけで、嬉し過ぎてニヤニヤが止まらない。そんなテンションのまま、茶道具のお店に着き、お店に入ったら、いつもは物静かで余計な事は言わないお店のご主人に、「翔先生、今日はなんだかご機嫌ですね。お綺麗なお連れ様がいらっしゃるからですか?」と言われてしまった。「いやぁ(〃ω〃)」照れる俺とは対照的に、不思議そうな顔をして周りを見廻す潤くん、自分の事を言われているとは全く気付いていないみたい。当の潤くんは、
個人の妄想です『コイゴゴロ22』個人の妄想ですご理解いただける方だけどうぞ前回のお話『コイゴゴロ21』個人の妄想ですご理解いただける方だけどうぞ前回のお話『コイゴゴロ20』個人の妄想です…ameblo.jpごめん、笑ったりして彼は弟じゃないよキョトンとしている俺に番台から彼が謝った勘違いしてごめんなさいてっきり弟さんかとまぁ兄弟の様なもんだけど実はね、昨夜、彼が君を……はい?あ、なんでもないそろそろ混みあう時間だから早く入った方がいいよありがとうございますふっ
翌朝。カーテンの向こうに朝の気配を感じて目が覚めた。・・・しかもずいぶんと陽が高くなっているようだ。いつもの自分の部屋と違う方向から感じる外の気配に、ここ、どこだっけ・・・?とぼんやりした頭で考える。昨日の会社からのできごとを順を追って思い出し、ああ、課長の家だ・・・と納得した。・・・そろそろ起きないと、ね。おれがぐっすり眠っていたから、気を使って起こさなかったかもしれない。自分の使っていた毛布をたたんで、リビングのカーテンを開けると、嵐の過ぎ去った後
潤くんが主演するドラマは、茶道界の若きプリンスと呼ばれている主人公(潤君)と、ちょっとドジな高校茶道部に所属する女の子のコメディの要素も含んだ恋のお話で、第一話がオンエアされると、俺の茶道教室の生徒さん達は大騒ぎ。ドラマのエンディングのテロップに、俺の名前があったから。「実物の松本潤さんて、どんな人ですか?」「カッコいいですか?」「先生が潤君に茶道の指導をしてるってどうして教えてくれなかったんですか⁉️」「先生も台本貰ってるんですよね?私にもチラッとだけで
生憎の雨で視界は悪いけど、俺にとっては恵みの雨。雨が降っていなければ、潤くんとのドライブは、実現していなかったのだから。「俺今日は安全運転で行くからね。」「えっ?『今日は』って、、、いつもは運転荒いんですか?」「ん〜、自分ではそうは思わないんだけどさぁ」「ふふふっ(o^^o)自覚はないんですね。あ〜、どうしようかな?やっぱり助手席に座るの辞めて、後部座席に座った方がいいかなぁ、、、」「え〜〜💦大丈夫だよ〜。俺まだ一度も事故った事ないし、違反
ごくせんの慎がめっちゃ可愛かったから急なSJ。なんの計画もないが降ってきたから出しておきます。短編の予定です☆「もしもし。たいよう先生?」電話から若い男性の声がした。「はい、そうですが…」「オレだよ、オレ!」「オレ…?」と、言われても。確かに、たいよう先生というのは俺の愛称だ。大きな笑顔の太陽がプリントされたエプロンをずっと身につけていたこと、さ行の苦手な子供達にとって「しょう先生」という単語が言いにくかったことから、子供たちからも周りの先生たちからもたいよう先生と呼ばれるよ
キスは未遂に終わったけど、まだ心臓がバクバク言ってる。そんな中俺の中の黒い翔が、『こんなチャンスなかなか無いのに、何でキスしなかったんだよ、お前ダメ過ぎだろ?』って俺を責める。「そんな事言ったって寝ている隙にキスするなんてあとで潤くんが知ったら,どう思うか、、、」『バカだなぁ、お前が黙ってたら分からないだろ?』「それはそうだけど、、、」『もっと積極的に行けよ、こんなチャンス二度とないぞ!』確かに、黒い翔の言う通り、一度チャンスを逃したら次のチャンスが来
以前から、雅紀の友達の中に〝じゅん〟という名前の子がいるのは、知っていた。雅紀の話の中に、『じゅんちゃん』というワードが出て来る事があったから。「ね、翔ちゃん潤ちゃん、てめちゃめちゃ可愛いんだよ。」「ふ〜ん、」「間近で見るとまつ毛がめちゃくちゃ長くてね、偶にすっぴんで会ったりする事もあるんだけど、すっぴんも可愛いくてね。」「そうなんだ(-.-)」その話の内容から、雅紀の話す〝じゅんちゃん〟は、女性だとばっかり思ってた。普段の俺は仕事柄、女性と接する機会が多い。
やっと言えた潤くんへの想い。これまで2回〝好きだ〟と伝えたけど、2回とも潤くんには届かなくて、3回目にしてやっと届いた俺の想い。自分自身、めげずによく頑張ったと思うものの、一難去ってまた一難、というか今度は、肝心の潤くんの答えが分からない、、、なんたる不覚「しょおさん、あのね、、、」「ん?」「しょおさんの気持ちは、とっても嬉しいけど、、、」うわ〜、やっぱりダメだったか、、、胸がきゅ〜っと苦しくなって、鼻の奥がツンとする。涙が出そうになるのをなんとか堪え
スーパーでの買い物を済ませて、今俺がいるのは、潤くんのマンション。夢に見たシチュエーションが今現実に、、、。「しょおさん、ごめんなさい💦7時には夕飯食べられるように、と思っていたんですけど、、、」申し訳なさそうに謝る潤くん。「ううん、全然大丈夫だよ。それより図々しくお邪魔しちゃってごめんね。」スーパーで買い物を終えて、『今日付き合って頂いたお礼に家で食事を、、』と言われた時、本当にビックリした。勿論夕飯を一緒に食べに行きたいな、とは思っていたけど、
「……翔くん……」「……なんだよ」俺が近付いても翔くんはそっぽを向いたままだ。正面に回るとやっと俺のことを見てくれた。俺はいままで悩んでいたいろんなことが思い出せなくなるくらいどうでもよくなっていた。ただ、目の前にいるこの人に想いを告げたいと思った。「俺、翔くんが好きなんだ」言葉に出してみると、どうしてこれまで言わなかったのかと考えてしまうくらい自然なことのように思えた。俺の気持ちは俺のもので、他の誰かが翔くんを好きだろうが、もっと言うと翔くんが誰を好きだろうが関係ないんだ。「
今日から新しいお話を始めます。主人公は勿論、翔君と潤君。翔君••28歳、茶道の家元で茶道界の若きプリンス、潤君••26歳、若手で今最も注目されている俳優、そんな2人のお話です。楽しんで頂けたら嬉しいです。それではどうぞ♪「ねぇねぇ、翔ちゃん俺たち友達だよね?」「ん?どうした?急に。俺は友達だと思ってるけど?」「あ〜、良かった」雅紀が俺に藪から棒に『友達だよね?』って聞いて来るなんて、悪い予感しかしない。そりゃあ確かに俺と雅紀とは、家が隣同士で、小さい
茶道具のお店を出て、再び潤くんの車に乗ると、「しょおさん、時間が掛かってしまってごめんなさい。あの、それで、、、」「ん、何?」「もう一ヶ所、行きたい場所があって、しょおさんに付き合って貰えたら、嬉しいんだけど、、、。」「うん勿論いいよ♪どこでも付き合うよ。」「良かったぁ、ありがとしょおさん(≧∀≦)」潤くんから『付き合って』と言われたら、たとえ予定が入っていたとしても、そっちをドタキャンして、絶対潤くんに付き合う方を選ぶ。(でも今日は元々予定な
先程のスタッフルームのような部屋に戻り、俺には到底似つかないギラギラと輝く衣装を脱いで元着ていた服に着替える。無断で帰ろうとも思ったが、「待っていて。」と言われていたので、ソファーに下ろしていた腰は中々持ち上がらなかった。情事が終わるのを待っているのもいい気分ではないが。まぁ、それが彼の仕事なんだから仕方ない。ーーーそれから大体1時間ちょっと経った頃だろうか。おつかれー、と言いながらニノが部屋に戻ってきた。「…長い。」ソファーで座って待つこと小1時間。ちょっと店の中を歩いてみる
Miamor最後まで読んで頂いてありがとうございました。周りの人達からの愛に包まれて、仕事がどんなに忙しくても弱音を吐かないで全力でお仕事を頑張っている潤君ですが、ただ一人翔さんにだけは、「昼間デートしたい」とか、「会えなくて寂しい」などと言って、翔さんを困らせます。翔さんは、そんなふうに自分にだけ甘えてくれる潤君の事が可愛くて堪らなくて、潤君が望むなら〝たとえ火の中水の中〟といった勢いで、どんな事でも頑張っちゃいます。茶道教室で教えている時は、凛とし佇まいで
「うわっ、すごい量!誰か来るの?」「そういうわけじゃないけど」「もしかしてこれ1人で食べる気?しょおくんってポテト大好きだったんだね」「あー、まぁ…」失恋パーティーという名のやけ食いを始めたところだということは曖昧な返事で誤魔化す。「でもまぁちょうど良かったよ。1人じゃ食べきらないから潤も手伝って」「マックポテトってなぜか無性に食べたくなる時あるよね~」「あるある。コーラとメロンソーダあるよ。どっちがいい?両方俺の飲みかけだけど」「じゃあメロンソーダ。てゆーか2本飲んでたの?」
車に戻ったものの、まだ心臓がバクバク言ってる俺。いくら〝頬に〟とはいえ、潤くんからキスされるなんて、全くの予定外、、、しかも屋外で。車に戻って、俺の方からキスを、と思っていたから、潤くんからの思いがけないキスにプチパニック。俺からも潤くんにキスしたいけど、どうやってキスまで持って行こうか?『キスしていい?』って聞いた方がいいのかな?それともさっき潤くんが不意打ちでキスしたみたいに、俺も不意打ちでしちゃっていいかな?でも、、、助手席に座る潤くんとの距離は近い