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智と翔さんが挨拶して以降、俺と翔さんはドンドン親密になっていった。それまでは翔さんが『BigField』に顔を出すのは、俺が学校から帰ってバイトに入ったすぐの午後5時頃だったけど、今は俺がバイトが終わる8時頃になった。今日のコーヒーを飲みながら終わりを待っててくれて、そのまま翔さんのマンションか俺のアパートに帰る。2人で買い物して簡単なツマミを作って食べたり、瑠美奈さんがおかずを持たせてくれたり。智の家で4人でご飯を食べたりもする。もう「翔くん」「智さん」と呼び合って仲も良い。バイ
『大丈夫かな、バレないかな』野点の始まる時間にはだいぶ早いけど、家にいても落ち着かないし、早く行って翔さんが準備する姿を陰からそっと覗いちゃおう、とちょっとドキドキしながらホテルに向かった僕。ホテルに着いて、ロビーを通り抜け野点会場となる庭園に向かうと、そこは、周りを木々に囲まれ小さな小川も流れていて、大都会の喧騒の中とは思えないほど静けさ。そんな中で、野点の準備が沢山のスタッフによって進められていて、その中にいる筈の翔さんを探すと、、、『いた‼️』既に着
「ど、どうしたの?」いきなりの登場に、思考も身体も固まってしまい動けない。動揺からか、返事の声が小さくなった自分に驚いた。「潤、大丈夫?」翔君は大きめな声。この辺りは閑静な住宅街だし、感情に響くんじゃないだろうか?って心配するほどに大きくはっきりした声だった。「翔君、もう少し声小さくした方が…あと大丈夫だよ。ってか、なにが『大丈夫?』」心配されるようなことは何もない。だけど翔君が血相を変えてる理由が、もし俺の心配なら。そうならすごく嬉しいのだけど。縁側から入ってこようとしてる
※このお話は個人の妄想(BL)であり、実在の人物・団体とは一切関係がありません。--スマホが振動している無視しようと思ったが翔はコール画面に表示されていた名前を見て考え直し、躊躇うことなくスマホをタップした。「……もしもし……七之助くんかい……?……ああ、これは間違いなく潤のスマホだよちょっと俺が、、潤をひどく無理させてしまってね、、……起きられそうにないから、、代わりに俺が電話に出たんだよ潤に何か用かい?急ぎなら、、潤が目を覚ましたら俺が伝えておくけど……そう?じ
個人の妄想です前回のお話『コイゴゴロ24』個人の妄想です前回のお話『コイゴゴロ23』個人の妄想です『コイゴゴロ22』個人の妄想ですご理解いただける方だけどうぞ前回のお話『コイゴゴロ21』個人の妄想…ameblo.jpザブンと湯舟から立ち上がり「お先に」とあの人が浴場を出ていったえ?今俺に言った?あ、しまった動揺して背中を見れなかった慌てて自分も湯舟から上がり脱衣所に行くと、あの人はとっくに着替え終わっていてアニキ失礼しますおう気をつけてな番台に一礼して彼は帰ってい
結局僕は、ずっと楽しみにしていた野点には参加しないままホテルを出て、一旦は、マンションに帰ろうとしてマンションのエントランスの前まで来たものの部屋に戻る気にはなれなくて、そのままマンションの前を通り過ぎた僕。あてもなくただひたすら歩いて、頭を空っぽにしよう、と思うけど、どうしてもさっき見た翔さんと女性の姿が頭から離れない。2人はただ単に、打ち合わせをしていただけかもしれない。けど、、、僕には2人の間に甘い空気が漂っていたように思えたから、、、だ
※このお話は個人の妄想(BL)であり、実在の人物・団体とは一切関係がありません。--「……なぁ潤……」潤の背中に両腕を伸ばした七之助が、後ろから潤の上半身を搦めとるようにバックハグをすると、周りにいる女子たちの色めき立った黄色い悲鳴のような叫び声が教室中に響き渡った。潤はどうでもいいとばかりに七之助にされるがままになっていると、七之助がバックハグの姿勢のまま後ろから潤の耳に唇を寄せて耳打ちをする。「……知ってる?俺ら周りから『付き合ってるんじゃないか』って言われてるんだぜ」
はぁ、緊張する。マスターに閉店後に挨拶させて貰えるように潤に頼んだ。.........こういう時はやっぱりスーツで行った方がいいんだろうか?あんまりかしこまるのも変かな?でも、やっぱり少しでも良く見られたい。店に着く頃、潤に連絡した。直ぐにドアが開いて潤の姿が見えた。「翔さーん!」俺に気がついて手を振ってる。はぁ俺は緊張MAXだよ。「仕事、お疲れ様」「翔さんも。」挨拶した潤が俺を見る。頭の先から足の先まで視線が動いた。やっぱり気張り過ぎたかな.........。「
個人の妄想ですご理解いただける方だけどうぞ前回のお話『コイゴゴロ26』個人の妄想です前回のお話『コイゴゴロ25』個人の妄想です前回のお話『コイゴゴロ24』個人の妄想です前回のお話『コイゴゴロ23』個人の妄想です『コイゴゴロ…ameblo.jp帰り道、すでに後悔していたなんであんな態度とっちゃったんだろう戻って謝ろうかとも思ったが、そうしたらあの人のことを元ヤ◯ザだと疑ったことがバレてしまうもしも本当にそうだったら、どんな顔して接したらいいのか迷ってるうちに家に着いたひどく
「あのー。僕、そろそろお暇しますが・・・、えっ?!」ベッドヘッド側に回って顔を見て、と思ったところなんだか様子がおかしい。「か、かちょー?」「あ゛、ばづもどがぁ・・・」「どーしたんですか!」「ん゛、だんが、がらだ、あづい」声もがらがらなのだが、傍目でも発熱していることが見て取れる。「熱!体温計!」「ばい・・・」「ええ?!じゃあ、冷えピタ!」「ばい。いままで、でづ、だじだごと、ばい・・・」「そ、そんな~」熱を出したことがないと言い切る櫻井もスゴイとおもう
💜5月2日は潤翔の日💖この記念日を祝して、お話をアップしたいと思います今回のお話は、ルリが読者さまからプロットをいただきまして、そちらを元にして書いたものですプロットを送っていただき、本当にありがとうございますとはいえ潤翔ではなく、いつものように翔潤のお話なのですがプロットの中に潤攻め要素があったということもあり、せっかくなので潤翔の日からお話を始めることにしました登場人物は翔潤と七之助くんで、全員同い年高校生の設定なので、潤くんのビジュは沢田慎のイメージでお願いしますおそらく6
櫻井の部屋に戻り、暖かいタオルを3本作ると寝室へ入る。櫻井は眠ってはいなかったが、先ほどよりもぐったりとして目を開けることもつらい様子だ。「課長、ホットタオル作ったんで、顔とか拭きますね」顔や首筋を拭ってやると、少しだけ険しい顔つきが緩んだように見える。別のタオルに変え、背中や足、脇などを順に拭いていくが、呼吸の粗さまで和らげることはできなかった。「もっと熱が上がるかもしれないから」ポカリを氷と水で少し割ったもので薬を飲ませ、ベッドへ横たえる「・・・はぁ
個人の妄想です前回のお話『コイゴゴロ25』個人の妄想です前回のお話『コイゴゴロ24』個人の妄想です前回のお話『コイゴゴロ23』個人の妄想です『コイゴゴロ22』個人の妄想ですご理解いただける方だけど…ameblo.jpちょっと待ってえ?番台の彼はちょうど他のお客さんと話していて、その隙に帰ろうと思ったのに呼び止められたずいぶんと早かったけれど、ちゃんとあったまった?ついさっき、おじいさんにも同じことを聞かれたと思いながらも頷いたそれならいいけどそうだ、さっき貰った水飲んでみ
コンコンコン「櫻井課長?」昨夜自分が使わせてもらった風呂場を丁寧に洗い、カーテンレールにかけておいた自分のスーツを着る。かろうじて洗濯に必要なものはそろっていたので自分の下着類は拝借したビニール袋に入れ、バスタオルや課長の服などを洗った。(選択干しに必要なハンガー類は見当たらなかったのとドラム式洗濯機だったので、乾燥までセットした)ノックをしても一向に返事はない。「・・・しつれーしまーす」まだ眠っているかもしれないので少し声を抑え気味にかけて寝室へと入っ
あぁ.........。もうダメだった。どんなに心にセーブをかけようとしても無理だった。本当に、本当にいいんだろうか.........。迷いが消えたわけじゃない。ただ、もうこの宝物を失う事は考えられなかった。もう幸せを掴んでもいいのかな。。。駐車場に車を停め、手を繋いで潤の部屋に向かう。暗いとはいえ大の男が2人、手を繋いで歩いてるというのは少し恥ずかしい。「なんか介護でもされてる気分だ」恥ずかしさを隠すためにそんな事を言った。「もぉー、翔さんってばー。雰囲気台無し(怒)」
※このお話は個人の妄想(BL)であり、実在の人物・団体とは一切関係がありません。--「……そうか……そんなことが……」翔は何も言葉を挟まず潤の話に耳を傾けていたが、やがてゆっくりと口を開いた。「……潤、、ごめんな……気づいてやれなくて……」「……そんな!どうしてしょおくんが謝るんだよ……!」話しながらいつのまにか潤は涙を流していて。「……いや、俺が悪い子どもの頃から俺は潤のことを見てきたのに…………潤は仕事を始めたばかりで色々忙しいかと思って、、とりあえず今はお互い
妄想小説です。ご注意ください。BLの意味が分からない方はブラウザバックでお願いします。ルリさんの14話目はコチラ↓↓『「潤誕2022♡DRIVE」14(コラボ企画)』前話はこちらです『【潤誕2022♡DRIVE⑬~翔サイド~♡ルリさんとのコラボ】』妄想小説です。ご注意ください。BLの意味が分からない方はブラウザバックでお願…ameblo.jpそんなカフェでのバイトの中で知ったんだけど、潤ってば料理が趣味の一つなんだって。・・・それと、超意外な所では盆栽だって・・・渋すぎ
※このお話は個人の妄想(BL)であり、実在の人物・団体とは一切関係がありません。--話を振られた七之助はベットにいる潤に向き直る。「……ああ、、うん。。何かあったっていうか…………あのさ……歌舞伎の、、舞台でのことなんだけど……」七之助は潤に気づかれないようにこっそりと上唇を小さく舐め、慎重に話し始める。考えていたことを実行するために。ここからが勝負だ……「俺、、舞台で女形を演じる時、、最近すごく葛藤することがあって……」「葛藤?」「……うん。俺の女形はあくまでも『
※このお話は個人の妄想(BL)であり、実在の人物・団体とは一切関係がありません。--ニノがおもむろにカバンから取り出したもの。それはA4サイズが入るファイルで。「……この絵、いかがでしょう?とても、、素敵な絵だと思いませんか」ニノがファイルを広げ、指し示したそこにあった絵は。「「「わぁ……!」」」俺と翔くん、相葉さんの声が重なる。それは緑豊かな森の中で、、5人の男性が小さなカクテルパーティを開催している絵で。みんな笑顔で、、とても楽しそうで、、絵から幸せな笑い声が聞こえてく
ナラタージュロス…仕方なし…だって好き…好きなの……ナラタージュなんですもの…この冬…パタパタと数々の出来事があって今、ナウナウで絶賛風邪っぴきこのミヵさんが風邪とか…なん年ぶりかなぁ…《ミヵは風邪ひかない》って、ことわざ有るでしょ?あ、ミヵじゃないの?《バカ》なの?知らなかったです←ぉぃ何年か前のお正月…実家から帰る時車で10分くらい走ったら寒っ…急にゾワゾワと背中が寒くってヶィジ君にもっと温度上げたい…つって…こんなの初めて…つって家に着いた途
2024/05/06追記短い期間でしたがアメンバー申請下さり、ありがとうございました承認完了しております熱いメッセージも嬉しく読ませていただき、書く励みになりましたこれからもよろしくお願いします新しくアメンバーになられた方はこちらもお読みくださいアメンバー様へ大事なご連絡最新|このままもっと❤️櫻井翔くん応援ブログ*翔潤fullofloveameblo.jpアメンバー申請したのに承認されないという方は再度↓をお読みくださいこの記事にいいねを押してあるメッセージに④が書
今日から新しいお話しを始めます。【愛しいひと】のあとがきでもお知らせしていたように、Miamorの続編で、全編潤君目線のお話しになる予定です。それから、これまで毎日更新していたお話しですが諸般の事情により、これから暫くの間は、月・水・金・土の更新とさせて頂きたいと思います。週4回となりますが、これからも変わらずお付き合い頂けたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。〜優海〜それではどうぞ〜MiamorⅢ[Jside]漸く、役者として
♡潤くんハピバ記念♡この『花に月』は、『月に花』のパラレルワールド(並行世界)ではなく、、もし、潤くんが妖狐で、翔くんが人間だったら、、そんな世界のお話しです。*****月が冴え冴えと白い。丸々とした満月はぷかりと夜空にあって、白い光の輪を辺りに放っていた。コテージを背に湖の波打ち際に立つ俺は、月と月に照らされた湖面を眺めていた。夜更けのレポート書き。手が止まってから小一時間。気分転換に出てきた外。意味もなく足元の小石を拾い上げ、ぽーんと投げた。手から離れた小石は、ポチャ
Miamor完結しました。読んで頂きありがとうございました。最終話は私にしては、かなり思い切った内容のお話になりましたが、どうしても愛し合う2人を描きたくて、妄想全開で書き上げました。楽しんで読んで頂けていたら嬉しいのですが、、、このお話の中には、入れなかったのですが、翔君は今料理を始めとして家事全般を修行中。勿論それは潤くんと一緒に住む為に。家事全般、全くやって来なかった翔君は、潤くんに迷惑を掛けたくなくて、『ある程度家事が出来るようになるまでは潤くんと
翔さんの話題でまあ君と盛り上がっていたら、翔さんから僕に電話。まあ君にことわって電話に出ると、『潤、雅紀とまだ一緒?』「うん、一緒だよ。」『じゃ、写真のお礼言っといて。で、茶道教室終わったから今からそっち向かうね♪』「うん、待ってる♪急がなくていいから安全運転で来てね。」『はい、了解❣️』電話を切ってまあ君に視線を向けるとニヤニヤ笑ってて、ちょっと恥ずかしい。「翔ちゃんと潤ちゃん、相変わらずラブラブだね。ね、今まで2人の間に危機って無かったよね?今ま
俺は言葉通り今夜は早く寝ようと潤くんを待たずに布団に入る。確かに、今日は疲れた…。ほとんど稽古場にいたし…。俺がうつ伏せになって布団でうとうとしていると、いつものように潤くんがやってきた。「…お兄さん…今日は僕に、、色々教えてくれてありがとう…。お兄さん自身のお稽古もたくさんあったのに…。…疲れたでしょう…?お礼にマッサージしてあげるね…」俺の返事も待たずに潤くんは俺の肩から二の腕をさすり、リズミカルな動きでマッサージを始める。そんなことしなくてもいいよ、と言いたいのだが。
「ただいまぁ」夕方になり、潤くんが中学から帰って来る。「おかえり。今日は学校はどうだった?」俺がいつものように尋ねると、潤くんがうふふと笑う。「大丈夫!そんなに毎日聞かなくたって学校は楽しいよ!お兄さんは心配症だなぁ!」「だって俺は潤くんの保護者みたいなものだからさ。心配でしょうがないんだよ」「…保護者…?」一瞬笑顔が消えた潤くんに俺は尚も心配になって尋ねる。「どうした潤くん?やっぱり不安なことでもあるのか?」するとすぐに潤くんは笑顔に戻って。「…ううんそうじゃない
一旦俺は浴衣を置きに離れに戻り、今度は母家の稽古場へ直接行く。しばらく1人で練習していたらやっと智くんがやってきた。「翔ちゃんおはよう」「おはよう智くん。遅いぞ」「おや?師に向かってその言い方はなんだ?」「…すみません」俺が謝ると、智くんがふにゃんと笑う。「冗談だよ。こっちこそ遅れてごめん。てか翔ちゃんこんな朝から大丈夫なの?大学は?」「今日は休み。俺もう4年だからゼミくらいしかないし」「ふーんそうなの?大学のことは俺よく分かんないけど。あっ俺、高校も3日しか行っ
翔さんが僕の身体中にキスマークを付けてから一週間後、今日は久しぶりに僕の一番の親友で、翔さんの幼馴染みで、僕と翔さんの理解者でもあるまあ君と一緒にランチ、、、というか僕のお疲れ様会。「まあ君、わざわざ僕の為にお疲れ様会を開いてくれてどうもありがとう」「いや、いや、全然。ホントはもっと早くにしたかったんだけど、なかなか翔ちゃんの許可が降りなくて、」「えっ?しょおさんの許可?」「うん、ほら潤ちゃんに対してやたら独占欲が強いから、あの人。」「そぉ?///」『独占