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翌朝、登校した和也が自分の席に座るや否や、雅紀が駆け込んできた。『かずちゃん既読スルーなんて冷たくない?オレが可哀想と思わないわけ?』和也を羽交い絞めにして文句を言う割に顔は嬉しそうだ。――なんでオレがオレ以外とまーくんの幸せを喜ばなくちゃいかんのよ?朝からやるせない気持ちでいっぱいだ。昨晩はあれから"智さん"とメールのやり取りをしていた。LINEよりまどろっこしいが、スマホの番号を教えるにはまだ警戒心があったし、なんとなくメールのレトロさがしっくりと
アタフタオロオロドギマギキョドキョドしてるのを見ると、こう胸の奥がきゅーんとなるんですよね。お互い過去の二人の距離感を忘れられずにいるからこそ、今現在それをやってしまうのは年齢的にどうなんだという気持ちもあり、実際距離感というのは年月とともに変わるものだろという気持ちもあり、いやいやかと言って急によそよそしくなるのも変だろという気持ちもあり、だって俺らはにのあいみたいにはなれないという気持ちもあり(完全斜め妄想である)だからわたしは翔潤のお二人が大好きです。っていう話です。(え)お久しぶ
キャンペーンは大成功だった。町の至るところにポスターが貼り出されると同時に新商品のシャンプーはヒット商品となった。「ただいま。」「しょおくん、おか…。」腕をぐいっと引っ張られて答える間もなく抱き締められる。「…んっ…。」深いキス。強引なしょおくんも好き。「潤…話がある。」唇が離れるともう一度強く抱き締めて、耳もとで言った。何を言われるんだろう。良いことかな?まさか、別れ話とか…?いや、そんなことはないよね。なんかニコニコしてるし。機嫌は良さそう。「いただきま
潤誕話のつづきです。全4話。0時に1話ずつUPします。「ありがとうございました〜」夏の陽射しがキツいのと慣れない接客なんかして身体はクタクタだ。そんな俺に潤が冷えたアイスコーヒーを手渡してくれた。客もいないしそのまま地べたに座り込んで氷ごと喉に流し込む。「こんなに繁盛することないんだよ。翔くんの売り込みすごかったね」「俺、売上に貢献した?」「したした。お給料出させていただきます」「いいよ。誕生日祝いってことで」「……誕生日なんて、よく覚
※こちらのお話しは個人的な妄想を題材にした妄想恋愛小説です。ご理解頂ける方はお進み下さい。…それからも。「…駄目だと言ったら、駄目だ」「えっと……本当に駄目?」「ああ…駄目だ」「うう……」…そして別の日も。「何度言ったら辞めるんだ?マネージャーに専念しろよ」「…あのさ、あひなちゃんの時だけはお願い、許して下さい」「それが一番厄介なんだよ、…まあアイツも含めて全員が駄目だけどな」「もういい!ふんっ……べーだ」「お前……覚悟してろよ」そんな攻防を繰り返すこと凡そ一年その攻防
(注)今回は『潤翔』です。潤一と翔次郎だけなので、色分けと記号は無しになっています。最近、潤がますます艶めいてる気がする。なんて言うか、色気が増してきているからその分普段の可愛さが際立つし、普段可愛いから不意に見せる大人の男の色気がヤバイし。幸せそうで、翔のやつと一線を越えたんであろう事は容易に想像がつく。この前、潤たちの幼なじみが遊びに来て泊まっていった時も、お構いなしにイチャついてたもんな。翌朝の食卓で小栗くんが楽しそうに、「そういや夢を見たんだよね〜。幽霊の夢。なんかさ、うう
今頃、潤と真由理さんは何の話をしてるんだろう?今更、潤を真由理さんに会わせたくなかった。だけど、何を思って連絡して来たのか気になるのも本音。折角の2人の休日を邪魔された怒りも少しあり、何となく心配でじっとしてられなくて様子を見に現場に行ってみる。ま、行ったところで様子がわかる訳でもないけど、側にいるってだけで俺が安心出来る。.........要するに、ヤキモチを妬いてるんだな、俺。なのに、真由理さんが指定したカフェはガラス張りで中から外が丸見えだった。ヤバっと思ってUターンしようと
翔side収録も順調に終わり、足早に楽屋に着いた「よーしっ今日はとことん飲もうね」と張りきる雅紀に「あなた明日も仕事でしょ?程々にしておきなさいよ?」と突っ込むにのとの二人のやり取りで騒がしいでも、不思議とそれを心地よいと思えるんだよな智くんは…この騒がしさの中でも変わらず携帯を覗きのんびりとしていた朝、一瞬でも渦巻いてしまった嫉妬心それを打ち消してくれたのは、潤の事を俺に委ねてくれたこの人の大きな想いと、まだここに戻って来ていない潤の熱だった収録中、時
出会って2ヶ月が過ぎ、8月に入った。日曜の午後、近所の公園で散歩デート。公園を一周して木陰のベンチに座る。今月は潤の誕生日がある。プレゼントは何にしようかな。「夕御飯、何にする?」「ん?そうだな…。潤は何がいい?」夕御飯を何にするか決めているうちに、好きなパスタランキングの発表になる。ひとしきり会話が弾んで、くだらないことで笑いあって、あっという間に時間がたっていた。ふと辺りが急に薄暗くなっていることに気が付いた。夕立かもしれないから帰ろうって歩き出した途端、ポツポツと雨が降っ
※こちらのお話しは個人的な妄想を題材にした妄想恋愛小説です。ご理解頂ける方はお進み下さい。「よし、…これでいいかな?ふふふっ♬♪」窓から入るたっぷりの日差しを受けて、綺麗になった部屋を見渡した白を基調とした家具が配置されているリビングに、使われた形跡がほぼほぼないキッチンと…寝室と///…と、とにかく!全ての部屋を綺麗に磨き上げ、溜まった洗濯物も一気に干して終わったところなんだ夕飯は俺の手料理が食べたいと言われて、食材も買い込んだし、帰るときには連絡をくれると言っていたからまだ大丈夫か
ーコン、コン「どうぞ~」ーカチャ「こんばんは。ご注文の品物お持ちしました、…翔さん」「ありがとう、どうぞ…中に入って?」「…はい」「もう少しで終わるから、そこに座って待ってて」優しく微笑む彼は今日も素敵だ眉間に皺を寄せて、ちょっと唇を尖らせて指先を唇につけて何かを考える姿も、此処に来るようになってから知った彼の一面大学で日本史を教える翔さんと、付き合い始めたのは先日のこと、『JOURNEY』に来店した翔さんに一目惚れをした事が始まりだった俺に会うためにお店に来る翔さんに
……初めて好きと言われてキスした日のことは鮮明に覚えてる。両思いだと知った時の喜びも。長い思い出話しに晩酌の手もいつしか止まり、翔くんは感慨深い目をして座卓の真ん中に飾ってある白磁の器を見ていた。「その器が僕達を出会わせてくれたんだよね」「うん…そうだな…」「友達にキャンドルもらって、でもキャンドルスタンド持ってなくて探してて…あのバザーでそれ見つけた時、大きさも丁度いいし色も白くて何色のキャンドルでも合うと思って…バザーの中を3回くらい回って悩んで、やっぱりこれだと思って買ったんだよね
にのみーから始まるぅっ*'◇')ノノ`∀´ル).゚ー゚)´・∀・`)`・з・´)嵐妄想LINE!(´・∀・`)今年最後だぞっ今日の妄想LINEは昨日のめざましから!復習はいつもの通り、おまめみやさんのブログにて!ノノ`∀´ル「誰かこの人を止めて」の巻作:まめみ屋画:櫻蹴られて終わるリーダー(笑)この人たち一緒にいてこのLINEやりとりしてます(笑)(´・∀・`)気持ち悪いでしょ←お前がな!!!またスプリングがきてしまう!(意味が分からない人は過去らいん
Jside「翔くん、スクールやめるの……?」「……今すぐじゃないけど、夏まで、かな。たぶん」スクールからの帰り道、いきなり翔くんから告げられた内容に頭が真っ白になる。翔くんが、いなくなる。考えてもみなかったことだった。俺の中では、なんとなくこのまま一緒にいられるような気がしていた。うまくいけばデビューできて、そうしたら芸能界という場でふたりで頑張っていけるんじゃないか。そうなったらいいな。そうなるんじゃないかな。そんなふうに、漠然と思っていた。「元々、親と約束してたんだ。高校まで
sideSHO「ちょっと・・・仕事して下さいよ。」「あ・・・ああ。」「顔がもう・・・ニヤケすぎです。」「ん・・・?そうか?」「自覚無いんですか?手が付けられませんね・・・まさか、初恋のキミと、何かあったんですか?」「潤と・・・ふふふふふふ・・・・」「・・・・翔やん、キモイ。」「そうかぁ~」「重症だ・・・今日はダメだな・・・使い物にならん。」潤が俺に、キスしてくれたんだぞこれが、落ち着いてい
TABOO☆95あらすじ完結のつもりだったけどしれっと更新してみた。「俺は今、猛烈に感動している…」「なんのセリフでしたっけ、それ。アニメ?」「違う!本当に感動しているの!俺が!」「何にですか?」松元がトマトを切っている手を止めてこっちを見た。「写真撮っていい?」「やですよ」「いいじゃん。俺の夢だったんだから」「ふふ、そんなことばっかり。ほら、このトマト、農家直送のお店で買ってきたんです。朝採りですよ」「朝採り?ってことは今朝収穫したトマトってこと?」「食べてみます?」
Jsideそんな俺が、翔くんと再会したのは25歳の時だった。「……櫻井翔……?」「そうそう。お前仲良かったじゃん?高校の時とか」思わず髪を切る手を止めてしまった。そんな俺に構わず、鏡の中から斗真があの頃の思い出話をべらべらしゃべり出す。斗真はスクール仲間かつ俺の高校の後輩で、もちろん翔くんとも面識があった。斗真とは気が合って、昔から何でも言い合える間柄だった。斗真は爽やかなルックスと磨いた演技力で徐々に演技仕事が入るようになり、今はドラマで3
休日の朝。いつもより少しゆったりとした空気が流れている。でも一日のスケジュールをきちっと詰めるのが好きな翔くんと、ダラダラするのが苦手な僕は、やっぱり目が覚めると早々にしとねから出た。でも、ダラダラとゆったりは違うんだと翔くんと過ごしていると思う。あさげをゆったり味わいながら、ゆったり休みにやりたかったことを思い返すこの時間。「うまっ。この味噌汁の貝うまっ」「んーっ。出汁加減も絶妙だね」朝のなんてことないひととき…。幸せ。「今日の体の、調子はどうだ?」「今日は、絶好調だよ」「じ
Jside翔くんは待ってていいと言ってくれたけど、はたして何時から行ってていいものか、優柔不断な俺は散々悩んで、結局自分の家で番組を見終わった後に向かうことにした。「おじゃましまーす……」小声で挨拶しながら部屋にそろりと入る。ふたりで会うのは大体翔くんの家だから、もう何度も来たことがあるけれど、家主がいない中ではどうしても所在なくて、何をして待てばいいかわからない。いつも座らせてもらっているソファーに腰を下ろしてスマホをいじっていると、ドアの開く音がした。
そろそろ本腰を入れて書き進めないと不味いのは分かっている。締め切りは容赦なくやってくるし、担当編集者を困らせるのは俺だってしたくない。けど…けどもよ?時折聞こえてくる楽しげな笑い声が、やっぱり気になってしょうがない。そりゃあね、だったらドアを閉めればいいじゃないかという話しなんだ、け、ど、も。それは無理ってもんでしょうよ…俺は開け放したドアをちらりと見た。煮詰まってキーボードを叩く手が止まるのは、もう何度目か。「はあ…ブッキーめ…」いや、ふらりと遊びに来た親友は悪くない。
…俺の気持ちをバカにすんな!は?え?今なんと仰いました?俺の気持ちとは…なんぞや?彼が言った言葉に驚いて振り返れば、瞳を潤ませて俺を睨む彼が立っていた君が気に入ったのはこの顔だろ?皆そうなんだ、この顔だから好きって…この顔じゃなかったら君みたいにキラキラ輝いてる人が、俺に優しくするはずないんだそれなのに何でそんなに怒って、悲しい顔をしているのか…俺は何かを間違えた…?教育者一家『櫻井家』の長男として生まれた俺は、教師として教壇に立つのは自分の使命だと思っていた幼き頃より
「、、、あの、」「俺、翔さんのことが好きなんだ。」「…。」「ごめん。」「謝らないでよ。なんつーか…知ってた…?」「え、?」「『愛してる』って言ったのは流石にまずかったかなって。だって潤、すげぇ辛そうな顔するし。だから…もしかしたら…って、」「…。ごめん。」「だからなんで、」「だって…俺が好きになっちゃったせいで、翔さんはもうこの仕事を続けられないんだよ?」「そんな真剣に続けようとは元々思ってないよ。そもそもニノに誘われてなんとなく、仕方なく始めてみたものだから。てか、最
「しょーちゃん」すっかり季節は冬になって、縁側も寒くてパーカー1枚では座ってられない。慌ててダウンを羽織ると、さっきから一生懸命火起こししてる翔ちゃんに声をかけた。「ん?なに?」翔ちゃんは返事をしながらも、真剣な眼差しを炭から離さない。「・・今日もバーベキュー?」「そう。せっかくいいグリル買ったから、使わねえと」「翔ちゃんって花火とかバーベキューとか、中庭で何かやるの好きだよねえ」「せっかくこんないい庭あるんだから、使わないと勿体ないじゃん」「でもスイカ割りはイマイチだったね」
潤side「潤くん、大丈夫?」「…っ、なにがっ?」どうしよう……。「顔。スマ〜イル。」「で…、できてない?」「うん、引きつってる。」どうしよう……。隣からコソコソとニノが肘打ちしてくるから、耳を傾けた。パシャパシャとカメラのフラッシュが飛び、眩しさのあまりにくらくらする。どうしよう……。多分それだけじゃない。咄嗟に受け取ってしまった名刺と久しぶりのショウさんの声と表情。自分でもわかるくらいに動揺してる。でもここはカメラの前。このどこか近くに櫻井さんもいるはず。
二人とも服を脱ぎ捨ててキスを繰り返すそのまま唇を下に下に降ろして行く途中の胸の尖りにもキスをして口に含んだまま舌先でクリクリと刺激する「はぁ…。しょおくん…。」気持ちよさそうに吐息を漏らした指で刺激を与えたままに唇を下へずらして行く潤の中心に到達したら潤のソコをペロリと舐めるチロチロ舐めながら指を尖りから離して先程のボトルを引き寄せた「まず、ここを軟らかくするらしいよ。」潤にそう言ってボトルから粘度のある液体を掌に出して指に絡ませるそのまままた潤自身をパクリと咥えながら中指
月曜日、俺の足は『JOURNEY』に向かっているあの店がとても気に入った、初めて訪れてから一週間、大学の休みを除けばほぼ毎日通っている事になる一時間弱の癒やしの刻、至福の時間を愉しむためにーカラン~、「…いらっしゃいませ、」俺に笑顔を向けたその人に目が奪われ周りの音が消え、時が止まったように感じたのは気のせいか?いつも通りに長めのカウンターの前を横切り、一番奥の席に着いた「ご注文は、」「カフェラテ、アイスで」「…はい」…男…?だよな…黒く大きな瞳が綺麗に弧を描き、鼻
櫻葉小説です苦手な方はこちらで回れー右、お願いします最初の設定として、にのあい・翔潤からお話は始まりますまた、今後少し読んでいて辛い場面も出てくるかもです…こちらは櫻葉妄想のお話のお部屋なので、最後は必ず櫻葉又は相櫻が着地点となりますそれ以外の担当の方は、もしかしたらご納得いかない点もあるかも…ですごめんなさい他のメンバーも何とか幸せにしたいとは思ってますそれでも大丈夫だよという方、お付き合い頂けたら嬉しいです☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆「はぁ、はぁ、ニノちゃんっ...
Sside『純名、お前・・・』『待たせてごめんね、翔。私、やっぱりあなたをずっと忘れられなかった。あなたとやり直したい・・・』驚きを隠せず戸惑う俺に、純名は駆け寄り涙を流しながら抱き着いてきた。もう、俺の元に戻ってくる事などないだろう・・・そう思い、終わった過去にしようと覚悟をきめたはずなのに落ち着いた声のトーンも大人びて見えるのに童顔な顔立ちも口の下にあるホクロも何も変わらないままそこにあってずっと待ち焦がれていた彼女にあの頃の想いが瞬時に蘇り咄嗟に純名を強く
豪華なシャンデリアの輝く室内。その、きらびやかな光とは相反したような・・・そんな強面の人たち。強面の男性が周りを囲むこの室内で、翔さんは向かい合う男性に笑みを浮かべていた。翔さんが「大丈夫。」そういうのならば、大丈夫なのだろうけど・・・でも、やっぱり心配。そう思っていると、向かい合う相手の男性も、ふにゃっと急に表情を和らげた。「悪いね、翔ちゃん。」「ホントだよ智。こんなところまで呼びつけてさぁ。」・・・え
(Jside)翔さんの部屋に越してしばらくたったある日機械に詳しいカズに、新しく買った自分用のパソコンの初期設定に家まで来てもらった。珍しく早い時間に翔さんも帰ってきて「おう、ニノ。わざわざありがとな」「残業につけさせてもらいますよ」なんて和やかに話していて、俺も思わず「ねえカズ、せっかくだから一緒にご飯食べていかない?」と気軽に誘ったんだ。カズは一瞬翔さんの方を見て「・・ありがたいけど、これ以上の残業は遠慮します」やんわり笑顔で断わり、そのまま帰って行った。「残念