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あんな翔さん、初めて見た。翔さんはいつも、品行方正の優等生。真面目で誠実、沈着冷静。どちらかというと、あまり大胆なことはしないタイプ。まさか他所の家の窓ガラスを割るなんて驚いた。「ちょっと翔ちゃん!」「翔さん、落ち着いて!」俺達の止める声も聞こえてないみたいだった。「モモ!!」モモ?潤くんのこと?中に入った翔さんは相手の男には目もくれずに潤くんの元に駆け寄った。俺と相葉さんで、男を取り押さえる。逃げようと暴れる男に手こずっていると、翔さんが戻ってきて思いっきり殴ったから
「・・・え?」いつの間にか、スーツに着替えたと思うと、その人は「仕事に行ってくる。」そう言って部屋を出て行ってしまった。僕に・・・ここに居ろ。そう言って。・・・というか、あの人誰?・・・というか・・・ここ何?!めちゃくちゃ広い部屋なんだけど・・・でっかいベッドとベッドサイドボード、お洒落な観葉植物が置かれているだけの部屋。だけど・・・10畳以上あるよね・・ここ。ベッドサイドに置かれていた、下着とTシャツ、パン
大阪には行かなかった。なんとなく全体像はみえたしーでも・・・潤が独立してー大倉がそんなに揺れるとは・・・どーするんだ、潤。昔の関係ならもっとストレートに聞けたのにな・・・
モモとキスをする。2度目の、深いキス。「…ん…。」舌が絡み合って零れる吐息に胸が高鳴る。さっきまで子供みたいに泣いていたのに急に艶っぽくなるからドキッとする。唇が離れると恥ずかしそうに俺を見上げた。「しょおくん…いいの?」「いいよ。」「ありがと…。」「ふふ、ほら、泣かないの。」「だって…。」可愛いモモ。唇を耳もとに添わせながらボタンを外す。あの時、目に飛び込んできたソファにかかっていた、このシャツ。そうだね俺にとっても最悪な思い出を塗り替えられる?自分
「じゅーん!じゅん、どこー?」パタパタパタ・・「あ!ここにいた!じゅん」「どうしたの?司。ママに渡すバースデーカードは書けた?」「うんあのね、『がんばって』って漢字でどう書くの?」「そんなの平仮名でいいのに」「やだよ!もう三年生なのにママにバカだと思われちゃうだろ」「ふふっ。ママにカッコいいとこ見せたいんだね」「そんなことないし!あっ、八重。今日のお寿司、ボクのぶんもうワサビ抜きじゃないのにしてって片桐さんに言っといてよ」「まだ司にワサビは無理だよ」「大丈夫だもん!こな
昼休みや、少し息抜きをしたいとか・・・そういう時に俺が行くのが、この11階にある、ラウンジです。ラウンジという名前がついてはいますが、あるのは自動販売機と数個のベンチだけ。ここは、ビルの中の、空中庭園の様な場所です。ガラス張りで、何もない、ただ広いだけの空間。窓際に沿って、プランターがいくつか並んでいて、季節のお花が咲いています。雨の日でも、ここでは穏やかにお花を眺めていることが出来ます。その傍に置かれたベンチで、お弁当を食べるのが、俺
「あのなぁ」小さく息を吐いてジョッキをテーブルに置いた。「そーいうことじゃないの」「なんで?」「別にそんなのプレゼントでもなんでもないだろ。普通に会えばいいじゃん」「ほんと?また会える?」「当たり前」「じゃあ指切りげんまんしてくれる?」そんなことしなくても…と言いかけたけど、満面の笑みで小指を出すから俺もそれに小指を引っかける。「ゆーびきーりげんまんうそついたらはりせんぼんのーます」「ふふ」「ゆびきった」「懐かしいね」「保育園の時よくやったよな。潤は何かっていうとゆびき
嵐さん、21周年💙❤️💚💛💜おめでとう!ありがとう!おまけの総括はニノちゃんにお願いしました(´∇`)ニノside潤くんが翔さんと付き合うことになったと、正月休みが明け1月のツアーが再開する前に改めて報告を受けた。実はそんなことはとっくに知っていたけど、本人達の口から正式に聞くまではとりあえず黙っていた。「そりゃそうだよね、病院で押し倒してたくらいだもん。でも、おめでと!よかったね、潤ちゃん!」相葉さんがちょっと拗ねたように祝福する。眠っていた潤くんにいの一番にキスをすると言っ
※このお話は個人の妄想(BL)であり、実在の人物・団体とは一切関係がありません。--Jしょおくんと出会ったのは。そろそろ東京にも雪が降りそうな、朝晩の冷え込みがだいぶ厳しくなってきた頃。突然、翔くんが俺の前に現れたんだ。ーー両親や親戚がおらず、天涯孤独だった俺は児童養護施設育ちで。中学卒業後俺は高校には行かず施設を出て、製パン工場でライン作業の仕事に就いていた。高校に、、行こうと思えば行けたのだけど、とにかく俺は早く施設を出て自立したくて。施設時代のことはあまり思い出したくは
「へぇー。綺麗にしてるじゃん」潤のマンション。モノトーンで統一されたシンプルな部屋は綺麗に整頓されていて、物は多くないがオシャレなインテリアがセンス良く配置されている。かつての教え子の部屋に入るなんて思いもしなかった。「先生が寄るかもしれないから、一応掃除しといたんだよ」「さっすが。読み通り」「ビールでいい?焼酎あるよ。あ、水飲む?」「喉乾いた。水飲みたいかも」「オッケー、その辺てきとーに座ってて」気が利くなぁ。そういえば小さい頃も、泣き虫だけど芯のしっかりある賢い子だったも
Sside駅の改札を抜けて、俺のアパートまで徒歩10分。ダッシュで走れば5分で到着。そこを今日は、更に加速して汗だくになりながら帰る。だって今日は・・・潤が・・・俺の可愛い潤が・・・お泊まりに来るんだからぁぁー!「ん?」アパートの前に見慣れない黒塗りの高級車が止まっているのが目に入る。こんなアパートには似合わない車だな・・・何となく違和感を覚えたけど、それより早く潤に会いたい。車を横目で見ながら走る速さは緩めず、自分の部屋まで急いだ。「たっだいまー!じゅーん!!」「
慣れないソファで熟睡できず、春休みに入って久々に朝早くから目が覚めた。せっかくだから近所で美味いと評判のパン屋に朝飯のパンを買いに行こうか(ついでに潤のぶんも)、と思いつく。・・となると、だ。クローゼットのある寝室のドアをしばらく眺めた。なるべく音がしないように、そのドアをそっと開けるとカーテンから漏れる朝日に、布団から半分はみ出した潤のシルエットが浮かび上がってる。起こさないように・・、と慎重にクローゼットを開けて、着替えを取り出してそのまま部屋を出ようとしたのについ潤の寝顔を
注意:こちらは翔潤小説です。翔潤が苦手な人はスルーしてください。次にフィッティングルームに案内された。「適当に、合いそうなサイズの服を事前に購入しておいたから。」「おっ♪まじかよー!助かる〜」「別に・・・あなたのため、とかではなく単に俺と並んで不釣り合いだと困る、と思ったから用意したまでのこと。」「そりゃあそうだな。ははっ・・・」その時の顔もなんだか睨みつけるみたいにして強めの目力を向けられた。「さっそく着替えていいか?」「ぉおう!もちろん!」別に男同士だしその場でチ
7年ぶりに再会して、やっとこうして恋人っぽい雰囲気になれたのにいきなり他の男の名前なんて穏やかじゃねえな。「・・あのカズって人さ」なるべく責めるような口調にならないように再会していきなり喧嘩だなんて、目も当てられない。「潤の、なんなの?」「・・・」無理だ。俺は感情を押し殺すのが苦手らしいこと潤に対しては。「・・お世話になってるんだよ、カズには・・」「お世話って、何の?」「仕事とか、いろいろ・・」「・・・」へえ・・言いたきゃないけど、潤は大人だ。しかもかなりの。そ
Jside「松本さんと櫻井さんは、恋人はいるんですか?」風間の隣に座った俺を、面白くなさそうな目で見る翔くんの機嫌を取るべく彼のグラスにビールを注いでいると、莉子ちゃんが唐突に聞いてきた。「こ、恋人?!」「こんなにイケメンなお二人ですもん。いない訳・・・ないですよね?」「えっ、いや・・・、」居るにはいるけど・・・相手が翔くんだなんて言えるはずない。嘘をつくのが苦手な俺は、どうやって誤魔化そうかと戸惑っていると「潤にはいるよ、恋人。すっごいラブラブなんだよな、潤?」「は?」「
ここからは、25話の翔さんsideの続きになります。潤さんsideの方が長くなっちゃった(^_^;)でも、これで話が繋がるはず続きをどうそ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~<Sside>「翔さんにお話があります。」そう切り出され、ビビったのは確か。だけど・・・切り出された言葉に、ただ驚いた。「潤さんは、いつになったら本当の家族になるのかしら?」いや、いつになったらって・・・っていうか、何の話?
前話はこちらです『『嵐23』letmedown⑱潤サイド【ルリさんとのコラボ】』妄想小説です。ご注意ください。BLの意味が分からない方はブラウザバックでお願いします。ルリさんの17話目はコチラ↓↓『『嵐23』「letmedown」…ameblo.jpSsideあーあ。せっかく名簿と写真を先に見て、2年生の顔と名前をあらかじめ一致させるようにしてたのになぁ、、。まぁそれくらいどうってことない。まだ4月。俺の教師生活は始まったばかり!なんとかなるさ。てか、、もう1人
Jside翔くんの手を引いて家に入ると、階段を上がり僕の部屋へと誘う。今日は両親も姉さんも帰りは遅くなると言っていたから、今この家には僕と翔くんだけ。「翔くん、会いたかった・・・んんっ・・・」そんな安心感と、ずっと触れたかった翔くんを目の前にして、いつもの僕にしては少し大胆に自分から唇を重ねる。会えなくて寂しかった想い、さっき目にした翔くんと並んで座っていた健人君への嫉妬心、僕だけを変わらず好きだと言ってくれた翔くんへの愛しさ。その全ての感情から僕だけの翔くんだって、僕の身体と心に
鬱蒼たる森の入口に二人で立つ。「さ、では…いざ!」「出発!」掛け声と共に草をかき分け、細い小道に足を踏み入れる。森の中は木漏れ日がカーテンのように差し込み揺らめいて、俺たちを歓迎しているかのようだった。「きらきらきれい…」「そうだな…」陽の光りを浴びた木の葉が気持ちよさそうに揺れる。大木が根を張り時おり俺たちがゆく小道を横断している。濃い緑の合間にサルスベリのピンクの花やヤマボウシの白い花が今が盛りと咲いていた。平坦な小道を鼻唄まじりにどんどん歩いた。しばらく行くと小
<Kside>『翔さん』という人からのLINEを受けると、潤君は、あっという間にスタジオを後にした。いつもだったら、編集の様子を見て行ったり、最後の片付けまできっちり見守っている人だ。それなのに・・・やっぱり、今の潤君にとって、翔さんという人は特別な人なのだろうか?そんな事を思っていると、潤君の座っていた椅子の下に、メモの様なものが落ちているのが目に入った。拾い上げてみれば・・・末尾に『櫻井翔』と書かれたメモ書きだった。綺麗な字が並んでは
「ここですよ。」「ここ…?」案内されたのは、都内の戸建てのスタジオ。なんか、さっきから体が怠い。こんな状況で撮影できるかな?イヤ、これでも一応モデルなんだから、きちんと仕事をしなきゃ。「さぁ、どうぞ。」中に入ると、大きな撮影用のベッドが1つ。「あれ…他の人…は?」ダメだ。なんかクラクラする。「効いてきましたね。」何?効いてきた?「さあ、立ってるのもやっとでしょう。ベッドに寝てください。」カメラマンが腰に手を回してベッドに寝かせた。あまり触らないで。気持ち悪い。「
「私、櫻井専務が好きなんです。」「悪いね。俺には好きな人がいるからね。」「でもっ・・・」ああ・・・ヤバい所に来ちゃったな。また、櫻井専務、告白されてる・・・。先週も、誰かが告白したって耳にしたばかりなのに・・・凄いな。まぁ、俺には関係ないけど。見つからないうちに、早く行かなきゃ。そう思って、その場面を背に向けると、何故か肩を掴まれ・・・???ふり返ると、すぐ目の前には、専務の顔のどアップ。そして・・・唇に
前回のお話⇒☆~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~潤の退院が決まった。それまでに、やらなければならないこと。それは、潤の仕事の事だ。松本社長から話を聞いて、何度か潤の勤める、事務所に行き、事務所の滝沢社長さんとも話をさせてもらった。やり手のproducerだった潤。だけど、流行り物商売だから、いくら敏腕と言われていたproducerでも、仕事を干されてしまうことがあるのが、この業界の性。だけど
※こちらのお話しは個人的な妄想を題材にした妄想恋愛小説です。ご理解頂ける方はお進み下さい。…あ~あ、やっちゃった。完全に怒らせたよね、俺跡がばっちり付いてたし、香りも消せなかったどうしてこう上手くいかないんだろ…俺はただ好きなだけずっとずっと憧れてたこの人をずっとずっと好きなだけなのにこの背中に憧れて、笑顔が大好きでやっと側にいられるようになったはずなのに夢のような時間は、夢のままだったってこと?付き合う時にお互いの事を干渉しないって言ったのは俺から、だってめちゃくちゃモ
その日は、午後からの撮影。しょおくんと一緒に出勤して見送った俺はいつものカフェテリアで本を読んで過ごしていた。「あ、いたいた。松本さん。」あ、この前のカメラマンさん。あの後何回か撮ってもらったんだ。やっぱりまだちょっと苦手だけど、まーが言うように、確かにキレイに撮れてた。「あの、どうしたんですか?」「撮影場所が急遽変更になって…もう皆さんお待ちです。急ぎましょう。」「あ、でも智…大野さんがここで待っててって…。」「大野さんに呼んでくるように頼まれたんです。大野さんも二宮さんも
サロンに飾られている時計を見ると、時刻は19時を回っていた。・・・これ、間に合うのかな。潤、時間を間違えてんのか?何となく嫌な予感を抱きながら念の為、自分の腕時計でも時間を確認する。うん、時計に時差はない。「お待たせしました。次の方、こちらへどうぞ。」もうそろそろ出ないと間に合わないだろ。ちゃんとこの後の予定を考えて、予約受けたんだろうな。「もしもし、今からですか?ええ、まだ大丈夫ですよ。お気をつけてお越しください。」嘘だろ?こっちは大丈夫じゃないんだけど。どこでもドアで
大あくびを・・・隠す事が出来ずにいると、職員室で相葉が松本に何か話しかけている様子が目に入った。「おはようございます。もう、校長まで寝不足ですか?いくら入試が終わったからって言って、気を緩めないで下さいよ。」俺も?まぁ、確かに松本が寝たのは1時間程度だろう。俺は一睡もできなかったが、寝る間も惜しいと思うほど時間は足りないと思っている。でも・・・確かにこの顔で授業は厳しそうだ。寝不足の原因は俺だけど・・・それを生徒が追求し
いつも寝ているベッドなのに…潤が帰ってしまった後は広く感じられる…潤がいた場所に、香りが残っていないかシーツに顔を埋めてみたりしたが…シーツの匂いしかしなかった。「俺…どんだけ潤に惚れてんだよ…」独り言を言ったところで、虚しさを感じるばかりだ…しかし…昨夜の潤は、本当に艶かしく美しくて…思い出すと心が乱れてくる…出勤まで時間があったが、目が冴えてしまったのでベッドから出ると服を着て、インスタントのコーヒーを飲む。潤のマンションで飲んだコーヒーとは比べ物にならないが、心を落ち着
嵐結成日記念✻ノンリアル結成23周年おめでとう💙❤️💚💛💜翔side目の前に差し出された一通の手紙。見慣れた薄紫の封筒に『櫻井先輩へ』とまるっこい字。俺はこれがラブレターだということをすでに知っている。「好きです!よろしくお願いします!!」はいはい、よくわかってますよ…。「……お前さぁ…」少々溜息に近い息を吐く。つか、コレ、何通目だよ。「好きなんです!僕と付き合ってください!!」手紙を渡す意味ある?言うんなら毎度毎度書く必要なくね?「断る。」「え〜!」「え
櫻井翔さん、42歳のお誕生日おめでとうございます。何もかもパーフェクトでみんなに優しくて、、そして帝王な翔くんが大好きです。翔くん、いつも潤くんを守ってくれてありがとう。嵐の両輪の2人、これからもずっと一緒に歩んでいってね。この1年が、翔くんにとって幸せな年でありますように。⟡.·*.𝑯𝒂𝒑𝒑𝒚𝒃𝒊𝒓𝒕𝒉𝒅𝒂𝒚⟡.·*.下記にお話が続きます。よろしくお願いします。※このお話は個人の妄想(BL)であり、実在の人物・団体とは一切関係がありません。⟡.·*.~prologue~