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お兄ちゃんの決意、覚悟は俺たちに取っては歓迎する決断ではある花の核を持ったまま人の世界で暮らすチビの行動範囲は制限されるかもしれないが人として生活は出来る最初のチビの望み通り紅玉の手伝いをしながらいずれは紅玉で二人で暮らしてくれたらと思うお兄ちゃんの体に起こる変化が想像できないがそこは大ちゃんが何とかしてくれるはず翔が言ったようにあの二人は楽園で生まれた子ども人ではないのだから、干渉しても問題ないはずそこは、都合よく考えさせて貰う「まだ起きてたの?」
〈O〉「すっげ~!」櫻井さんがお風呂から出るなり言った「え…何?」「俺が風呂に入ってる間にこれ作ったの?」「そおだけど…」「マジかぁ…!」そんなに驚く?オムライスとスープとサラダ…だけだよ?「あ…僕も一緒に食べて良かったかな…?」「当たり前でしょ!あ、食べていい?」「うん…どおぞ」櫻井さんは手を合わせて「いただきますっ」ってオムライスを食べ始めた…頬っぺたいっぱいにして…リスみたい…(笑)「…っ…何これ?」「え…不味かった?」「違っ…
チビたちが部屋に戻りリビングのベランダから空を眺めていた欠けた月はのんびりと東の空に現れるようやく5人が揃う・・・ずっと払拭できなかった罪の意識それがすっかり消えてしまうことはないが許されたような気がした(許して貰っているのだけど)都会の空は・・・明るすぎて星が見えないマザーの森の夜空が懐かしく思えた「地上の星が空の星の光を邪魔してるな」不意に声を掛けられて振り向くと大ちゃんが窓際に立ってた「チビの出した答え間違ってなかったでしょ?」あの
彼の名を聞く度に胸がチクっとしてザワザワした気持ちになるその感情の正体が何なのかよく分かっていなかった言葉として口にしたら胸の中にストンと落ちてきた僕の中に芽生えた『ヤキモチ』という感情それが当たり前の事だと言われてちょっとホッとした自分が思っているよりも僕は独占欲が強いのかもしれない「どこから始めましょうか?」「翔さんは仕事部屋の片づけをお願いします僕は1階を掃除しますから」掃除も分担した方が早いと思ったでも、翔さんが少しだけ戸惑った表情を浮かべた
仏蘭西に渡る時も、日本に帰国した時も結構高いハードルを飛び越えた向こうに行くときはまだ恋人と呼べる存在ではなかった書生の肩書が取れるまでは関係を深める気持ちにはなれなかったからだ美術学校に在学中、留学試験に挑むため書生を辞して先生の家に間借りした先生の助手とカフェのアルバイトで向こうでの生活費を貯め先生の推薦もあり仏蘭西に留学をさせて貰えることになったそれを機に翔君も以前立ち上げていた事業を再開したいと親を説き伏せ仏蘭西に渡った向こうでの生活は決して楽ではなっかたけ
日本に帰国することを決めた俺達は住む場所を探すところから始めた貴方は俺の実家に遠慮して東京に帰ることを頑なに拒んだ弟が事業を継ぐことになってはいるがまだ、櫻井家の跡取りは俺・・・父は首を縦に振ることはなかった勘当されても良しと思ってた俺を嗜め智君が父と話し合い同居だけは認めてくれた(まさに渋々)俺の知らない取り決めが多いことは後で知った二人で暮らす家は貴方の実家に近いのどかな田園風景が広がる仏蘭西のアトリエに似た景色の場所貴方はそこに有名な建築家に依頼し
庭から広間に戻ってお茶を淹れた時テラスの外に人が立ってたここが日本だと忘れてしまいそうなほど美しい金色の髪と蒼い目の美青年俺よりもかなり若い気がするどこから入り込んできたんだろう?視線を合わせているのに動じる事もなく人懐っこい笑みを浮かべて中に入っても良い?って顔をする普通、自分の家の庭に見知らぬ人が立って居たら警戒するし慌てるはずなのだが(翔なら箒とか持ち出して構えそう)全くの違和感を感じないのだまるで彼こそが、この庭の真の主みたいな錯覚を起こすゆっくり立
☆こちらの二人覚えてます?キスば~っかしてる中学生のお山です…忘れてる方もいると思うので1話アップさせてください…!◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇〈S〉夏休みが終わり、残暑厳しい9月が駆け足で過ぎていく……俺と智君は相変わらずで…同じクラスだから、(岡田君もいるけど)常に一緒にいるあ、2学期になってすぐ席替えは提案した隣同士はダメだったけど、俺は智君のすぐ後ろの席になった前を見れば智君がいる…後ろ姿だけど、授業中だろうと気兼ねなく見
本日エントリしたらポイント沢山つく日!!あいのり桃ちゃん、病人にバースデーケーキを渡していたねなかなか衝撃だったよ💦相手の事考えられないのかな?フリンジロングフレアスカートボトムススカートロングフレアマキシ丈ロンスカウエストゴムフレアスカートボトム裏地付きカジュアル秋冬服楽天市場ロングパンツ秋冬中綿パンツレディースワイドパンツ中綿ボトムスウエストゴムロング丈サルエルパンツ総ゴムハイウエスト長ズボン無地ポケット付きゆっ
画伯が連れてきたお客様はチーフの手には負えないようで分室を優先するチーフ班副チーフ、助手1、2と翔先生が担当することになったサクちゃんの件は大ちゃんが中心でエルフ3人が担当する「あおちゃん、さくちゃんのはなびはツアーにはならないの?」チーフがちょっとだけがっかりした顔をするサクちゃんと一緒に来ていた烏帽子しゃんと仲良くなったからだ「ツアー先になったらチーフはそこに行くの?」チーフには全員をお見送りする重要な仕事があるそれを放り出していく訳にもいかない
『泊まってくれる!!!』exclamationmark付きの言葉が頭の中で増殖中思わず鼻歌が出てくる始末♫Socan'tstopmylove!僕の心が心へ伝える今そっと愛してるのサイン~・・・君と僕と二人で・・・yeah・・・行けるさそう君となら♫臆面もなく口から零れる歌は今の俺の気持ち掃除に勤しむ貴方に向かってのラブソング埃取りを手にした貴方がその柄をマイク代わりにして俺の口元に差し出すイヤイヤそれをされた
パソコンで検索すると出てくるのは智君には無縁の物が多い先ず、アクセサリー類は除外(なんせそれを作ってる人だから)ネクタイ・・・あの店ノーネクタイだった腕時計(あまり高いと貰ってくれない)セーターとかマフラーとか手袋どれもありきたりな気もするが・・・PC画面と睨めっこしてると上田が着て行く服を持ってきた「ライブだからカジュアルにしました」クリスマスのデートの場合相当張り切った身なりをしてたけど・・・上田が選んだのは、ほぼ普段着のような・・・
和也にそれとなく着替えてくることを伝えたきっとそれを聞いた翔君は飛んでくると思ったからクリスマスプレゼント用に描いた翔君の絵油絵にしたから乾かすのが大変だった完成した絵を見た岡田が大笑いして何処にも翔君がいないと笑ったそれはそうだ、わざわざデフォルメしたんだからだけど、僕の大好きな瞳だけはそのまま喜んでくれると良いけど・・・『これ誰?』って聞かれたらちょっと淋しいかなまあ、岡田の反応を見れば推して知るべしなんだけどでも僕が描きたかった翔君だからそれで良いと思
燕尾服に身を包んだ翔君は当然の如く格好が良い外国の言葉を借りればどこからどう見てもGentlemanだ『ただし、僕の方を見なければ』と言う注釈が必要僕を見る度に眉尻を下げてニヤニヤするからGentlemanの欠片もない(笑わなければ男前なのに)残念な人になってた翔君の思惑通りにはいかないのが常僕は付き人であり招待客ではないどんなに一緒にパーティー会場に入りたいと言ってもそこは厳格な決まりごとがある付き人は控室に案内された(翔君は憤慨してたけど・・・それが当然)燕
頂いた珈琲(アイス)を飲んですぐ後部座席に座った画伯の寝息が聞こえてきた「ふふ・・・寝ちゃったな」ハンドルを握る翔兄がミラー越しに画伯を確認して愛おし気な眼差しを向けた人はここまで変われるのかな?と思いながら自分の事を顧みた考えたら、俺も相当冷徹な人間だったそれを変えたのが智君だ・・・「寝顔も愛しいって事でしょ?」「当然、どんな顔も愛おしい寝顔って無防備だろ俺の隣でスヤスヤ寝てる顔見てると愛しくて愛しくて」「翔兄・・・蜂蜜よりも甘い
海岸線を縫うように走る道路沿いにお洒落な洋館そこが気紛れなパン屋さんらしい中に入ると焼き立てのパンの匂いだけど・・・誰もいない(普通誰かいるでしょ)「おはよう!取りに来たよ」厨房に向かって叫ぶ画伯「おそようございますの間違いじゃねえの(笑)」くすくす笑いながら、全く急ぐ様子もない頭に手拭いを撒いた店員が出てきた「仕方ないよ、サクちゃんがお寝坊さんだったんだから」俺が原因?「サクちゃんって、その身なりの良い人?」「そう夏なのにビシ
このお店、中は少し迷路のようになってる奥の机は見えているのにすんなりその場所に辿り着けない気がするなのに、実体化した古の翔様はあっさりと大きな机の前に着いた「何をオロオロしてんだか?」翔兄が横目で俺の顔を凝視する「オロオロと言うか・・・相当無礼な事したからあの時の費用は全てお支払い済みだったそれも当然と、お礼する言わなかった」翔兄は長い指先で額掻きながら苦笑いを浮かべる「じゃあ、先ずはお詫びだなそんなこと気にする人ではないけど礼儀は
着替えを済ませて玄関に行くと画伯がTシャツに丈の短いパンツ足は靴ではなくビーサン姿で立って真っ青な空を眺めて「今日も暑い一日になりそうだ」そう言って帽子をかぶった翔兄よりも年上だと聞いてるけどどこからどう見ても俺より年下に見える今から都内に向かうのにそのスタイル?いくらなんでもラフ過ぎないか「あの・・・その姿で紅玉という店に行くんですか?」「そうだけど何か拙い?」言ってる意味が分からないって顔をする「お願いに伺うので・・・普通はちゃん
分室のメンバーが揃うのは夜副チーフは会社がある為だ基本、チーフと動くのは助手1の蒼ちゃんであるその蒼ちゃんが出掛けている間さとち一人を机に座らせておくのも不安だと四六時中、いつの間になったのか知らない助手3の和さんが大きな机の所に座る「和、過保護(笑)」助手1が苦笑いを浮かべる「何を言ってるんですいくらなんでも店番を一人で任せられません」旅行社への客は数えるほども来ていない来るのはアンティークショップへのお客(それも少ないが)「かずしゃん、おいらできる
窓を開けると庭の木々の向こうに海が見える夜の海は青くもなく鈍色に染まり月の光に照らされて所々銀色に見えたりする凪いでるように見えて波が有るのかもな…俺が間借りしてる家は小高い丘の上に建っていて街からは少し離れている昼間でも人通りが少なく夜になれば静寂がお友達と思うほど人が立てる音はない耳を済ませば波の音も聴こえるような気がするここの家主は絵を描き出すと寝食を忘れて籠るから本当に静かだもう一人の家主は仕事の関係で帰らない日もある俺のいとこだけど(居るときは賑や
翔兄に案内されたアンティークショップ明治時代に建てられた洋館らしい外観から見て骨董店だとは気が付かないしかしお洒落な洋館だと思う入り口の扉の横に真新しいプレートらしきものが掛けてある『(有)智翔旅行社分室』その下にチラシサイズのポスター?が三種類並んで貼ってある「骨董店なのに旅行社?」どうやったら繋がるのかが理解できないまあ、花火を見る為となれば旅行社も必要なの?「つべこべ言わずに入るの」翔兄に背中を押され扉を開けようとしたら中から開いた
初めて二人で見た花火を思い出した豪華客船に乗って船上から花火を眺めたあの時の智くんは最高に綺麗だった花火よりもだ(当たり前だけど)花火を見上げてた眼差し瞳に映る花火は空の花火より美しく感じたのも事実古の二人にも見せてあげたい初めて見る花火に感動するだろうなぁその顔を見たいと思うどうやったら叶えられるだろう?出来れば智くんへのサプライズにもしたいそんなことを考えながら広間に向かうこの家は古い洋館リビングと呼ぶよりは広間キッチンと呼ぶよりは台所って感じなんだ部屋に
鮫ちゃんとか蒼ちゃんとか・・・言われても分からない間の抜けた顔をしてると画伯さんがクスクス笑う「鮫ちゃん、知らなかったっけ?」翔兄に向かって聞いてるのか俺に聞いてるのか分からないけどフニャフニャっとした笑みが場の空気をいっそう和らげて行くような気がした「鮫ちゃんとは?」聞いた事もない相手「鮫ちゃんは鮫島グループの会長」鮫島グループの名前は知っているが会長には逢った事もない「存じ上げないです」「そうか・・・夏フェスに出てないから知ら
俺のをお直しした燕尾服では有るけど寸法を測り、智君ぴったりに誂え直してあるから着替えを終えて出てきた智君を見てため息が漏れた(あまりにも美しくて)見惚れてる俺を見て大きく咳払いをした智君は「翔様、準備は宜しいのですか?」と、いかにも仰々しい口調で話しかけてきたこの人、絶対役者になれる雅紀達が目指してる活動写真の主人公にだってなれるよこの前の公園の智君とは全くの別人なんだから「準備は済んでる」「では参りましょう」いかにも付き人(執事)って顔をする(執事の智
国費で留学が出来る人は限られている何の伝手もなく、夢を諦める人の方が多い仏蘭西に渡るまでの智君の姿を見て色々と考えさせられたあの人は留学の為の費用を全て自分で用意した(渡航費だけは学校から出して頂いたが)決して、櫻井家の支援を受けようとはしなかった学校に通わせて貰っただけで十分だと首を縦に振ることはなかったあの頑なさには、父も苦笑いを浮かべてたそもそも、父が認めた才能留学費用も支援するつもりでいたようだ父へのお礼のつもりで出展した絵が最高の賞を頂きやっと恩返しがで
大好きな人がいる場所で同じ空気を吸うその甘美な誘惑の前では俺の理性など簡単に吹っ飛ぶあの人の呆れたそして冷たい眼差しが目に浮かぶけれど要はバレなければ良いと開き直った屋敷に居たくないからじゃないそこ間違えると、本気で怒られる『僕を出汁に使わないでください』って絶対言われるそれもすごい怒った顔でだから、万が一ばれた時の理由『智君が生まれ育った田舎を見たかった』これは胸を張って言える言葉だと思ってるそうと決まれば宿を探さないといけない岡田からそれとなく聞きだ
全員で写真を撮って美味しい料理とワインを頂いた日頃の感謝を込めて親父が用意させてらしい屋敷で働く人たちへの慰労も兼ねていたようだその為に両親は遠慮したと後で執事岡田から教えてもらった弟の友人は泊まって行くらしく広間ではトランプ遊びを初めていた「翔ちゃん、飲んでる?」雅紀が上機嫌で話しかけてきた「ああ、飲んでるよ帰る必要がないから気にしないで飲めるな(笑)」「外でも気にしないで飲んでるでしょ?」雅紀に真顔で突っ込まれる「そんなことないだろ」「ああ、覚えてないや
翔君は学校に向かったさて、何処で待っていようか・・・ここの生徒の顔をして構内に入ってみるビクビクして居ない方が怪しまれない僕は此処の学生だと言う顔で歩いていれば誰も不思議に思わないそもそも、他人の事をあまり気にはしないからだ小さなスケッチ帳を持っていたので景色やここに集う人を鉛筆で描いていく美術学校と違い、本を抱えている人が多い一つ気が付いた事は相葉君と別れて学校に入った瞬間翔君は無表情になった誰かに声を掛けられても僕に見せる柔らかい笑みは全く見せない警戒
大ちゃんの苦悩・・・それは俺たちの苦悩でもある蒼の森から戻り、そのまま翔に電話をした「もしもし、もう寝てた?」「ううん、まだ寝てないよそれよりどうかした?」俺の声が尋常じゃなかったのだろう心配そうな声で訊ねる「カズとマサキと一緒に離宮に来てくれない?」「離宮にって、今から?」「うん、急を要する事なんだ先に行ってジュンにも来てもらう」「分かった、すぐに向かう」「お兄ちゃんは寝てるよな?」「寝てるかどうかは分からないけど今日は
私は営業職ですライバル社がいくつも存在しますでも自社の商品が好きだから自信をもって自社の商品を勧めます好きならその自信だけでいいじゃないですか他社の商品を悪く言っも自社の商品は上がらないそんな方法では自社の商品の良さは伝わらない大野さんが好きなら大野さんをいっぱい褒めればいいなぜ他メンバー貶めることを平気で言うのか我が物顔で発信するのかそんなことして大野さんが喜ぶのか大野さんの代弁者にでもなったつもりなのかベストアーティストでMCの翔君がピアノを