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表干支の天禄星は4つしかありません。全部子丑天中殺グループにあって、専気干支で、干も支も現実です。本元は貫索星。いかにも、足元を固めて現実を生きる天禄星らしいです。精神星は鳳閣星が二つ。龍高星が一つです。鳳閣星と貫索星の組み合わせは、周囲に左右されないマイペースで自分なりの人生哲学を持って現実を固めて行きます。貫索星単独も自分を曲げないので、人間視点の天禄星は、自分の意志を貫きやすいようにできています。任せて安心です。一方で、裏干支は星の構成は同じなのですが、天干も
胎児の時代から、7番目で頂上に到達します。それが天将星。古来より「皇帝の星」と言い伝えられています。イラストでどっしり構える大将や皇帝のイメージがないのは、ふと次の星をみると、「老人の時代」ってこともあります。陽極まりて陰転する分岐点にある、「極まる」エネルギーです。天南星のような勢いも、天禄星のような安心安全もありません。これが自然の法則の苛酷さです。天将星でなくても、それはいえる、人生の常です。金メダルをとって表彰台に上ったとしても、それで人生が終わる
54・丁巳丁巳はもっともノーマルな異常干支です。通常、異常干支は低エネルギー(この世ではないエネルギー)を持つものですが、辛亥と丁巳だけは現実世界のエネルギーを持っています。中でも丁巳は最大の現実を作る天将星エネルギーです。これで異常性がでると、誰もかなわないと思えるのですが、丁巳の異常性は本人でもどうにもできない、親先祖の因縁からくるといわれています。『もともと丁巳というのは家柄的に、たとえば先祖が非常に隆盛な家系といった強い運気の家系から生まれやすいのです。家系
五星算命学で、健康・寿命が分かります!サプリを飲んだり、ジムに通ったりウオーキングをしたり、皆様も健康には、気を使っていらっしゃると思います。人間には、本質的な物を備えています。根本的な自分を知って、健康に気を付けて生活すると、より丈夫になれます。その自分の本質は、五星算命学で分かります!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2023年は、癸卯年。癸は、五星算命学では、五行で身体は腎臓を現します。
37・庚子通常異常干支『これは実父母にさえ育てられなければ、なんでもありません。つまり養子とか養女にやられたとか、実父母以外の他人が育ててくれたという環境を持つとなんでもありませんが、実父母の愛情の中で育つと虚弱になります。』戊子は同じような環境条件で、精神面で変わった考え方をする人になるというものだったが、庚子は身体が虚弱になるというもの。自己責任ではないので、理不尽な宿命ということになる。過保護とは限らなくても、両親の愛情の中で育つと虚弱体質になるということだが、特にどこがどう
天禄星の世界は安定を望む心から生まれます。現実を生きる天禄星は、平和な時代を望み、安定した組織に所属することがエネルギーの発揮につながります。天禄星が壮年期のエネルギーということは、それなりの知識と経験の積み重ねが必要です。ひとつひとつ確認しながら、人生を歩みます。石橋をたたいて渡るイメージです。また、身強のエネルギーだからといって、現実世界だけが生き場ではありません。細かく積み重ねる質が精神世界で発動すれば、学問の世界では研究者に向き、記憶力がよいので、古来より「薬学の世界」
47・庚戌どのグループでも丑と戌は方向を変える働きをします。天堂星は天将星が陽で極まった後、退気の先頭を作るエネルギーです。庚も戊が頂点を極めたところから、陰転へ向かう空間を作る変化を与える精神です。すべてが矛盾なく、「変える」働きをするのが庚戌です。『伝統にとらわれず、改革的で常に時代の常識を超えたものをもっている』「庚」は鋼鉄。自分を曲げることはできません。概ね自分が正しい人で、融通が利かず、手加減するという中途半端さがありません。後退ができません。だからできるこ
★異常干支⑤18・辛巳暗合系の異常干支。インスピレーションが強く、霊能力もあると言われている。辛巳の異常が出る条件は、『貧しいとか非常に苦しいとか、底辺の家庭で育つと異常性が生まれます。大体において王侯貴族のような生活、といっても経済だけでなく、非常に知的な生活をすると正当になります』です。『庶民的な中で暮らすと、逆に異常性がでるのです。』王侯貴族という前時代的な言葉が出ているが、これが辛巳をよく表している。知的かつ優雅な生活が、赤い背景を意味する。正当にな
47・庚戌どの干支にも登場するのが、歌手、女優俳優というジャンルですが、名前を見ても有名ではあっても、いわゆる芸能人、有名人といった「華」を感じさせる人達ではありません。前回みたように、戌の蔵干の丁・牽牛星が良く働いている人という気がします。ブームにのって有名になったとかではなく、その分野の実直な職人さんでしょうか。干支意味でいうと『理知的で前進への努力は惜しまない。派手なことは嫌い。集団組織の中で自分なりの世界を見つける。底力のある人』地に足の着いた現実力を持ち、自分
なぜ、肉体のエネルギーが環境と一致しないようになってしまったのか・・・そのことを推測してみました。ちょっと長いですが、大事なところですから・・・それは霊魂と人間が乖離したということですが、問題は、自然の中で生きて居られた古代人が、どこで人間的に生きるようになってしまったのか、でしょう。人間の歴史は、自然から離れるという歴史なのかもしれません。それは霊魂が生き難くなったということであり、だから、霊魂は、人間を罰しているようにも思えます。罰するという言葉が悪いなら、霊魂は自
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。算命学の学習を始める方に向けての大切なポイントについて書いていこうと思います。今回も陰占の十干の性質・性情と陽占に現れた十大主星とを組み合わせて命式を深く見ていこうとする技法を紹介します。今回も三極構造を頭に置きながら進めていきます。心=壬水肉体=辛金精神=玉堂星心=壬水、肉体=辛金で現れた玉堂星は自然物では辛金は宝石、貴金属を意味し気品、プライド、鋭さといった意味がありま
これまで異常干支を観てきたが、算命学でいう異常性とは、既存空間からはみ出すことであって、おかしなことになるという異常性ではない。皆と同じ(緑地)になれない(赤地)。この背景には算命学のバランスと安定が自然の原理という考え方がある。人間もまた自然の一員として、バランスと安定を保つことが幸福につながると考えられている。異常干支は、バランスを崩し不自然な言動を起こす可能性があるという警鐘が込められている。しかし不自然さが世界を変化させていることも確かだろう。変革は算命学のいう「異常
天禄星ー壮年の時代壮年とは、辞書的には「心身ともに成熟して働き盛りの年ごろ」です。算命学的には「家庭をもち人の子の親となり、加えて年老いた両親を背負い、人生の荷物も多く役割も重くなった時で壮年期といえる頃です。おおかたの人達が安全、安定を第一に心がける時期であります」となります。天南星の怒りの時代から天禄星は飛躍が大きいですが、荒波を経験して、バランスのとれた安定世界を構築できる年代です。環境を含めて、自分と自分に属する人たちを抱えて、自力で世界を作って行きます。グ
算命学は自分を知る学問陽占の十大主星はその人の性格を表します。もし、あなたの人体星図に同じ星が2つ以上出ていたら本来の星の意味に別な解釈が加わる可能性があります。その星のエネルギーが倍加し星の持つ特性が協調されて極端に強く出たりあるいは逆転現象が起きて陰陽が逆になることがあります。ここでは簡単に基本的資質と同じ星が2つ重なった場合のエネルギーの変化について述べておきます。ご自分の性格を理解するのにお役立て下さいねご自分の星がわ
★異常干支⑦23・丙戌暗合系の異常干支。『非常に高い教養を身に付ければ付ける程、ものの考え方が常識から外れておかしな人になります』と言われている。『だからろくろく勉強しなかった人、頭が悪かった人というのが一番安全です。この場合はまじめで実直な人になります』と続く。頭が良く、知的生活をすると、それが緑の背景になって自分の赤が目立ってしまう。しかし異常干支は頭が良かったり、才能がある人が多い。理不尽な話だ。同じ説明が「戊戌」にもある。戊戌は暗合系ではないので、暗合が理由で
甲戌は以前「天中殺について」で多くの人を観たので、ここでは結婚がどうであるのかをまとめてみる。甲戌の解説文には「結婚運がよくない」「子供ができると特に波乱が生じがち」「家庭を持っていない、一人で住んでいて孤独であるなど、そういう場合はほとんど異常性の影響はない」「平均的な家庭をもつと、異常性がでる」などなど、完全な結婚ができない干支といわれている。これはそれなりに一つの理を持ってはいるので、傾向としてはあると思う。いつもいうことだが、算命学が定義している家庭観(子供がいてはじめて家
60・癸亥天将星干支のたびに出してきた一覧ですが、これが最後です^^天将星とは似合わない繊細な調舒星が干支の2/3に含まれています。癸亥では石門星が調舒星へと流れます。この形は丙午と同じ。石門星→調舒星は、こだわりが強くなって、よく言えば物事を完璧に成し遂げる精神ですが、ある種のしつこさが生まれて、人間的な偏りになることもあります。概ねは、好きなことに注力して、何事にもマニアックな能力を開花させます。また、日干癸(水性)と調舒星(火性)とは、水剋火と水性が火性を抑制す
乙亥は第一グループの最後に位置して、甲戌が現実を変化させて、乙亥は精神を変化させて次の丙子へとバトンタッチすると仮説している。図の矢印をみるとわかるように、現実から空間を作る第一グループにあって、乙丑と甲戌は現実を変化させる役割を持っている。乙亥は現実から空間と作るというこのグループの最後の役割を果たす形になっている。乙亥は1グループの最後という位置だが、実質は丙子よりになる。戌亥には共通干はなく、亥と子は水(種)の陰陽でつながる。日座天中殺の特殊性と甲戌と乙亥
天恍星は幼少期の次の世代、青少年期(思春期)のエネルギー。子供でも大人でもない中間世代で、自分がこれから進むべき道への分岐点にいる。ここでの選択が後々の人生を支配するほどの大切な時期になる。才能を発揮するきっかけが生まれたり、自分の本質と向かい合うことができたり、それが勘違いで軌道を外れるようなことも起こる。『神はこの時期に人間の運命を淘汰するような働きをするのです』と書かれている。淘汰というと、選別されて不適合者は滅びるような印象を与える。神が主語になっているところから推測
46・己酉60干支の中でも「いい人」と呼ばれる干支の一つで、実際、天貴星らしいまじめさと純粋さを持っていて、それが「己」の(一見)人の良さに表れると、いい人ができあがります。有名人の一覧をみても、まじめさと、人の好さは持っている人たちが多いように感じます。とはいえ、でも・・・という部分もあります。陰陽ですから^^日干「己」の人は、外面と内面はそこそこ違って、外面の良さには定評があります。笑顔のステキな己、でも、性格は案外難しいんですよね。己は田園を表す平らかな大地で
42・乙巳才能を活かす乙巳という意味では、有名人ですからそれなり以上のものはもっていると思います。半分を占める女優俳優歌手では、素人目では才能を見分けることも難しいです。それでも何か風変りな雰囲気を感じる人たちが並んでいるという印象はあります。霊能者・江原啓之さんや、霊感があるといわれている釈由美子さんもリストにあります。私論ですが、暗合しやすいのは日干陽よりも陰の方だと思います。中でも、乙巳は地支の暗合相手庚が丙によって激剋(空化)されています。空の気が引力を
8月18日★仙人になるための基礎知識⑤自然の法則と欲望の法則この図は実にたくさんのことを語っています。通常はこれに数理法の数値を入れて、偏りや傾向をみたり、自然との違いを論じたりするのですが、ここでは、自然と人間の方向と剋線の違いという観点から二つの図を比べています。これはそのまま、自然の生き方、社会的人間の生き方、という違いの対比になると思うのです。自然の流れは、自然界の火→土→金で一つの完結をみます。これは自然の流れには剋線がないという考え方からきています。
次は石門星ですが、自分と陰陽の気が命式にある場合、石門星になります。これは日干が陽干と陰干では構造が違います。甲←乙同性の陰陽の場合、気は陰から陽へと流れます。乙を引き付けて自我に取り込む事が石門星の働きです。乙→甲日干陰干の場合は逆に、自分が自分よりも大きい存在へと向かいます。兄を頼る弟の姿です。石門星はどちらの場合でも、別人に変身するという可能性を含んでいます。役者が役柄を演じる時に石門星を使うこともあります。また、占い師のように、別のキャラクターを仕事に
表干支が4つで、裏が6つ。全部主観星で、石門星だけ例外的に目立ちます。自分の命式の中に、裏のエネルギーがあるかどうかは、日干が陽干なら、月干年干が陰干の場合、裏干支エネルギーです。番号だと、日干が偶数なら奇数番号の月干年干が裏です。で、今思いついたのですが^^裏干支のエネルギーがある人は、裏干支=霊魂なので、そのエネルギーは霊魂が使いやすい、というのはどうですかね・・・僕は全部偶数なので、羅状干支はたくさんできますが、裏干支はないので、霊感ゼロはその通りですね。ただ、羅状
42・乙巳日干支乙巳女性の結婚検証の続きです。石川ひとみさんは歌手、女優。生家環境は不明ですが、月支の辛は、偏夫よりも、母系の祖母かなと思います。正配偶者干一つと子供干(丙)で家庭を持てる日支です。『1987年に初めてのミュージカル「はだかの王様」で主演するも、リハーサル中にB型肝炎が発症して入院した。スタッフとして石川を支えていた山田直毅は、発病前と変わらずに接して精神的に支えた。1993年、ミュージシャンでデビュー以来バックバンドを務めていた、作・編曲家の山田直毅と結
54・丁巳『これだけが一番ノーマルな異常です。しかし異常の中では、ということですから普通から見たらやはり異常なのです。』暗合もなく最身強の天将星で動く干支。それが異常なら天将星はみんな異常干支に入れてもいいと思えるが、そういうことではなく家系的な異常性が潜んでいるという。『もともと丁巳というのは家柄的に、例えば先祖が非常に隆盛な家系といった強い運気の家系から生まれやすいのです。家系そのものの流れの弱いところでは、なかなか生まれにくいのです。』これは宿命生月中殺にもいわれること
一口ではくくれない多彩なメンバー。丁卯の不安定さや危うさを持った人も散見できるが、いずれも才能と個性豊かな存在感を持つことは共通している。その中で、突出した形で異彩を放っている太田光さんを取り上げてみた。太田光さんはタレント、司会者、漫才師、作詞家、文筆家。田中裕二さんとの漫才コンビ・爆笑問題のボケならびにネタ作成を担当。『テレビ番組やラジオ・ライブなどの公の場に出演する際には無鉄砲な言動・行動・ボケ・意見をすることが多く、それが批判されることが多いにもかかわらず、あまりに
★宿命生月中殺+日月干合+日月害の女性の結婚成り行き上、横道に入って、調べてみた。算命学のさまざまな技法・占技は現実にあてはまっているか、調べることが大事だろう。当たりはずれでいうと、50%より少し上というものが案外多いことがわかる。という認識をもつと、占うことに緊張感が生まれるように思う。全部で17名。若い二人を別にすると、15名。1/3は未婚。約1/3は結婚して離婚していない人、残りは離婚経験者。離婚死別や結婚?を別にすると、明確に結婚生活を維持しているのは2名になる。数
十二大従星を時間の順に観て行きます。★天報星従星の中でも最も理解しにくいのが天報星です。天報星で動く日干支は6つのうち5つが異常干支です。最初の図でもわかるように、天報星は前世からの霊魂が現世へと転生する時のエネルギーです。具体的には、母体の中で受精卵が前世の気と今世の気を混在させながら、人間の胎児として成長していく時のエネルギーです。前世という一つの時を終えて、現世という新しい時へと転生する姿。これがこのエネルギーの最大の特徴です。「出発と終結二