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久しぶりの書き込みが、ドラマロケ地ではなくて申し訳ありません。ちょっと気になった場所があったので探してみました。ファンやマニアの間では「大泉サロン」、「女性版トキワ荘」と呼ばれている、伝説のアパート。漫画家の竹宮恵子さんと萩尾望都さんがデビューしたての頃、萩尾さんのペンフレンドだった増山法恵さん(のちに竹宮さんのブレーンとなる方)の実家斜め向かいあった二階建ての二軒長屋の片方で1970年から1972年までの二年間共同生活を行い、同年代の他の女性漫画家やそのたまごたち、そしてファンや編集
大泉サロンの続きです。周辺を詳細に紹介しようと思ったのですが、大泉サロンについては、当事者同士のいろいろな事情があるので(詳しくは「大泉サロン」で検索してください。)場所が特定できた最低限だけを書いておきたいと思います。書籍やネットの情報からいくつかの場所にしぼり、1972年の住宅地図で確認したら、載っていました。「竹宮」そして、右下斜め向かいに「増山」とあります。地図の右上隅に鉄塔の記号もあります。「念願の共同生活の場は、増山さんの自宅から徒歩30秒。道を隔てた、斜
以前『少年の名はジルベール』について書いた。竹宮恵子さんほどの漫画家が「萩尾望都さんに嫉妬していた。それに耐えきれずに距離をおこうと告げた」と書いていたことに衝撃を受けた。『『少年の名はジルベール』』『風と木の詩』という漫画をご存知だろうか。私と同世代以上の人、もしくは下の世代でも本や漫画の好きな人なら読んだことはなくても聞いたことがあると思う。「か…ameblo.jp萩尾望都さん。大好きな漫画家だ。絵が美しいのはもちろん、ストーリーの奥深さや心理描写の豊かさに惹か
《深夜の時間》コロナ禍で初めて知ったジルベールのモデルとなったルパート・ウェブスターなかよしこけし堂@torakko222寄宿舎で思い出したけど、イギリス男子寄宿舎が舞台の「If...…もしも」って映画に出てくる、ルパート・ウェブスターってジルベールのモデルなんだよね。ルパートの役も上級生の小姓のような存在。https://t.co/0b53uoEA092020年03月30日22:09お友達にジルベールにモデルはいない!と言われ、調
この本と一度きりの大泉の話[萩尾望都]楽天市場1,980円この本の感想ね!少年の名はジルベール[竹宮惠子]楽天市場770円先に読んだのは萩尾さんの方なんですがこの時点で「わーこれはモーツァルト(萩尾)とサリエリ(竹宮)の話やんけ」という、レビューにも上がってるのと同じ感想を持ちそれは竹宮さんのを読んだ後でも変わらんかったな。お2人は大泉でわずかな期間同居し、切磋琢磨しながら漫画を描いていたのですが同居解消後はまるっきり交友が途
俺が、むかし買った単行本今朝、急に何故か昔の漫画を思い出した。「はみだし野郎の子守唄」ヤングコミックだったかな?真崎守は、俺が知った時は雑誌「COM」の新人の投稿ページ「ぐらこん」の編集の中心にいた人「峠あかね」と名乗っていた。高校生時代、俺はその「ぐらこん」に投稿していた。俺の同級生の、あだち充も、あの、竹宮恵子も、後年、フォークシンガーになった泉谷しげるも、、、たくさんの若者がCOMに漫画を投稿していた。峠あかね、は、その後真崎守(
先日、朝ご飯を食べるのにテレビをつけたらNHKのBSの「クラシック倶楽部」でウィーン少年合唱団をやってましてね。ウィーン少年合唱団演奏会-クラシック倶楽部クラシック界のアイドル的存在として長年日本のファンを楽しませてきたウィーン少年合唱団が登場。ヨハン・シュトラウスに加え日本の歌やドイツの合唱曲などを歌う。クラシック界のアイドル的存在として、長年、日本のファンを楽しませてきたウィーン少年合唱団が登場。ヨハン・シュトラウスに加え日本の歌やドイツの合唱曲などを歌う。【出演】ウィーン少年合
少女マンガの宇宙SF&ファンタジー1970-80年代(立東舎)Amazon内容:萩尾望都の70年代作品『ユニコーンの夢』をA5サイズで収録。少女マンガ家たちが描いたハヤカワ文庫のカバーイラストもカラー106点を収録。『11人いる!』『地球へ…』など、数多くのSF&ファンタジー少女マンガが生まれた1970~80年代。当時の少女マンガ家たちの魅力を、総数300点超という豊富な図版とともに紹介。おすすめ:★★★★こんな全容↓■萩尾望都
この本を読んでてまず思ったことは、エライもんを読んでるな、いいのかなということだった。そして読後は、読んで良かったという率直な思い。子どもの頃から多くの漫画を読んできた私が今も読み続けている限られた漫画家のひとりが萩尾望都であり、多くの人と同じく私も彼女は紛れもない天才だと思っている。その天才の、できることなら明かさずにおきたかったであろう、かつての個人的懊悩が記された本書のページをこうして繰っていってもいいのだろうか、でも知りたい。そんな相反する気持ちがぬ
※このブログにご訪問いただきありがとうございます。このブログの「風と木の詩」の記事はすべてコチラに引っ越しました。風木部溺愛「風と木の詩」kazeki.akirainhope.com風と木の詩竹宮恵子先生1976年~1982年私はこの作品を、叔母の蔵書で読みましたが、叔母によると「この漫画が週間少女コミックで連載された時は、とにかく衝撃的だった!それにジルベールの事が泣きたい位好きだった」とちょっと興奮して言っていました。衝撃的だったのは、今から40