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・国宝は4点。「法然上人絵伝」、「阿弥陀二十五菩薩来迎図(早来迎)」、「綴織當麻曼荼羅」、「當麻曼荼羅縁起絵巻」。実は、京博、九州博でも「法然展」はやるようで、展示物の比較対象一覧表が出ている。list_3venues.pdf(yomiuri.co.jp)子細に見ていくと、京都のお寺の所有なのでだと思うが、三会場のうち、京都だけで展示される国宝は、「山越阿弥陀図」(永観堂・禅林寺)、「山越阿弥陀図」(京都博物館)、「阿弥陀三尊像」(清浄華院)。(来年の秋だが、九州博で「山越阿弥陀図」は見られ
三鷹市の禅林寺にある森鴎外の墓の向かって左隣りに鴎外の妻・森志げの墓があります。森志げは、美人として評判で、小説家としても活躍しますが、世間的では悪妻として有名な人物でした。明治13年(1880)に、大審院判事で大地主でもあった荒木博臣の長女として生まれた志げは、海産物問屋を営み金融業も経営する大地主・渡辺治右衛門の息子、渡辺勝太郎と結婚します。しかし、結婚後、勝太郎と関係のあった日本橋の芸妓が新聞に告白した事から、志げの両親が激怒し1か月もしないうちに離婚しています。明治
永観堂を拝観して庭園もぐるりと歩き、門から帰ろうと向かっていたら売店がありました。売店の女性から声を掛けられて…このくるりと巻かれた輪っかは「三鈷の松」の葉です。普通の松葉は二本ですがこちらは三本ある珍しいものです。この松葉を差し上げますよ、とお声を掛けて下さったのでした。ありがとうございます!三鈷は智慧、慈悲、真心を表し、この松の葉を持っていると三つの福が授かるといわれいるそうです。私はお財布に入れてます☆「みかえり御守」を拝受しました。みかえ
学生時代の友人が登りたいといので、奈良県葛城市の二上山に行ってきました。5月の快晴の日、新緑が気持ちよかったです。道の駅ふたかみパークに車を止めて雄岳、雌岳をめぐりました。久しぶりの山だったので、2日ほど足に筋肉痛が残りました。彼が二上山に登りたがったのは、若い頃によく読んだ折口信夫の作品に二上山を題材にした「死者の書」(1939年)があるからです。藤原南家郎女(いらつめ)=中将姫が二上山に現れる大津皇子の亡霊にひかれて当麻に赴き、曼荼羅を縫い上げる話です。言葉が難しい上に
紅葉真っ盛りの永観堂、赤いだけでなく黄色や青モミジもあってカラフルで形の違う物も有ります。以前通れた狭い通路は通行禁止になっていて残念。(撮影11月27日)