ブログ記事1,217件
以前お買上げいただいた片鎌槍ですが、パッと見綺麗なのですが、表に目立つ深い傷があったので、研ぎ直しをして納品させていただきました。(beforeの写真撮り忘れ)かなり変わった片鎌槍で、類を見ない形です。鎌部分が小烏丸っぽくて格好良いですよね。鎌の先端は、掃きかけの様なものも見えます。聞いていた通り鎌槍はかなり研ぎにくいです。何度か手を滑らせて事故りそうになりました…ちょっとまだ甘い部分がありますが、私の今の力量ではこれが限界です、深追いすると指が無くなってしまいます。師匠が、十文字
今週は今までの遅れを取り戻すべく、研磨を頑張りました。まず研磨依頼を受けている無銘の刀です。やっと仕上げまでいき、昨日刃取りは終えましたので、今日はナルメです。私の個人的好みで白鞘ももうちょい薄く削ってから、明日梱包して発送予定です。そして、時代短刀拵の兼元と豪脇差の清秀です。写真が分からずらいですが、刃取りはシンプルに直刃調です。瓦ノ目は、本当は差込で仕上げたいんですけどね…腕がまだまだです。かなりごっつい清秀の脇差は、所々錆びていたので継ぎ研ぎをしてから、刃文に忠実に刃取りをしま
刀剣-武器から読み解く古代社会-Amazon(アマゾン)↑両刃剣は古墳時代にはたくさん作られているのですが、飛鳥時代からほとんど作られなくなりました。なぜ日本では両刃剣が使用されなかったのか?個人的な自論ですが、仏教が理由だと考えています。もちろん素人の私見です。・・・・・『両刃剣が欧州でだけ残った理由』海外の歴史愛好家の方が「なぜアジア人が片刃の刀しか作れなかったか?それはスキルがなかったからだ」という論を展開しており、どうやら欧米の歴史好きの
当店の場合、拵の注文が非常に多いです。常時5振りから10振り前後の拵の注文をいただいています。その時、偶に、問題点として浮き上がる事に、目釘穴の位置の問題があります。ちなみに、大刀の場合、もともと太刀として打たれた刀身は、目釘穴の位置が、刀として打たれた刀身に比べ茎の中央より、つまり鍔からやや遠い位置に開けられている場合が多いです。次の2つの写真は一般の刀として打たれた刀身の目釘穴の位置です。よくある感じだと思います。下の2枚は、太刀として打たれた刀身に、打ち刀の柄を付け
納品が伸びてしまった打刀の研磨と白鞘の作成が昨日やっと完了しましたので、昨日発送させていただきました。所々小錆や刃先にかかっているものがあったので、その部分の錆は落として仕上げました。私のコンパクト研舟では長物を研ぐのはかなり大変なので、研磨途中の写真はなしです。研ぎのクオリティは…ですが、確約は出来ませんが最低限日刀保の保存は通るかなと思います。(過去に研いだものも保存審査に通っています。)白鞘は、合わせですが鞘部分は長さと反りがほぼ合っていたので柄だけ割ってから中掻きをして合わせま
日中は外で鞘の削りと塗装を行いました。段平脇差です。短冊を切り出していたので、貼り付けてから黒く塗装しました。栗型も一から作りましたので装着して、鞘も塗膜を厚くするがてら再塗装です。つや消しの黒を切らしてしまったので、注文しました。目釘穴の関係で、柄糸は細い木綿の柄糸を使おうと思います。(こちらも注文中)---三条吉則のゴツい脇差です。粗方外形の削り出しが終わりましたので、厚みを薄くしています。明日明後日で塗装する予定です。夜は柄巻です。金具は外国製の合金金具ですが、柄糸を
祖父の件で色々ありましたので、久しぶりの業者市となります。私も亜州さんと同様バックオーダーを抱えているので、中々出品出来ませんが直ぐに出せそうな刀を何振りか仕入れてきました。①まずは、久しぶり?の豊後刀の大脇差(55.0cm)です!!藤原高田の在銘品です。『豊後住藤原』以下切れ元幅2.8cm元重7mm545g目釘穴が3つも空いているので、結構擦り上げて藤原以下が切れてしまったのかと思います。反りが浅めなので寛文新刀っぽい姿をしています。目立つ傷も無さげでかなり綺麗な詰んだ肌で