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20歳女性の眼瞼下垂症手術症例です。この患者さんは過去に2度ほど他院で埋没法による二重術を行っているのですが、もうすでに二重が消えかかっているのと瞼の開きに対して二重幅が広いため眠たい印象の目元になっています。そこで眼瞼挙筋を短縮して瞼の開きをよくして黒目が一杯見えるようにすることと同時にクッキリとした重瞼線の形成を行いました。厚ぼったい瞼ではないので眼窩脂肪の脱脂は行わず、一部の瞼板前軟部組織と眼輪筋の切除にとどめています。皮膚の切除も特に必要ないので行っていません。過去
グラマラスライン形成術の本質と目的は、下眼瞼(目の下のライン)を下げて、目を大きく見せる手術で、特に「タレ目」や「あゆ目」(涙丘の露出が少なく、下がった下瞼ライン)を希望する患者に人気です。◆経皮アプローチvs結膜アプローチ結膜アプローチ(過去主流)結膜側からの操作で下制。下眼瞼板タッキングが必要だが、後戻りや効果の不安定性があった。経皮アプローチ(近年主流)皮膚切開(睫毛下)から筋層・CPF(眼瞼支持構造)を操作。再現性・視野の確保・後戻りの少なさが評価され、2018年以降は