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このところ毎週目の治療の猫達を連れて眼科に通っています。昨年は眼科のお世話になる猫は幸いほとんどなくこちらで持ってる知識と技術で治せたのですが今年は無理ってやつが多くて専門医のお世話になっております。グロテスクな写真があります。苦手な方はスル―してください。目の障害についてクリックで過去記事に飛びます。この中に出てきた子たちの経過をお知らせします。1)マナ(癒着剥離2回)左目の癒着の下にはちゃんと綺麗な目がありました。
新しい年が明けて1ヵ月近く、ほおっていたら生きてはいけない猫たちの相談が日々舞い込んできます。公営アパートの住人が猫を置き去りにして引っ越したと近くに住む方から相談がありました、猫たちは行き場がなくお腹を空かして鳴いている、この寒空の下、保護することにしました。母猫ですさみしくてやり場のない悲しみが伝わってきます仔猫は4兄妹ですこの子は首のところを怪我をしていました治療して今はかなり回復しています可愛い茶トラの男の子ですどの子も懐こく
おはようございます。お久しぶりのブログになっちゃいました。今回は以前から計画していた犬連れ旅行の件をほんと当日迎えるまで『何も起こりませんように…』それだけをずっとずっと頭の中で念じておりました。笑前日もそんな話を職場のスタッフと話していて『でも、じっちゃんはわからないよね笑』って。その通り!!案の定、その直後カイカイしすぎて瞼から血がでてました…(眼を取った方)あ、でも大量にではなく、ちょびっとだったのでご安心を朝は9時前に出発。のんびり向かおうスタイルです。途
それはもんちゃんが3歳になる手前の2歳の終わりの頃でした。少し前より斜視のようなかんじがありもんちゃんの目を気にして見ていたのですが、ある日ふと右眼が光って見えたのです。もんちゃんを抱っこして右眼をよく見ると瞳孔が透けて見えました。ネットで「瞳孔が透ける」「目が光る」などで検索し、それが白色瞳孔という症状であること網膜芽細胞腫の疑いがあることを知りました。帰宅した夫と、カメラやスマホで撮ったもんちゃんの写真を確認すると、数枚右眼が白く光っているものが
受診してから翌々日、初めての入院病名は網膜芽細胞腫1日空いただけだったけど、この1日ですら不安だったたった1日だったけど、進行してたら…視神経まで腫瘍が広がってたら…とはいえ、きっと大丈夫。まだ、間に合う。良くなる。治そう信じるしかない検査入院では、全身麻酔をしての眼底検査。心電図やレントゲンもやった。麻酔なんて、私ですらしたことない…検査結果を先生から聞く。国際分類ではD(眼球温存率50%)温存の方向でいくなら、抗がん剤治療腫瘍があるせいで網膜剥離があって、視神経
クリニック受診後、紹介状を持って急いで大学病院に行きなんとかその日の診察受付けに間に合いました。大学病院では視力検査後、若い先生が眼底検査と超音波検査を行いました。もんちゃんは超音波の器具を目に当てられるのを嫌がって暴れるので、タオルケットを巻かれ、数名のスタッフに抑えられてしまいました。そして結局は専門医がいる日に再診するよう言われたのでした。その2日後、指定された日に大学病院を再診しました。超音波検査のため鎮静剤を内服して、なん
2017年生まれの我が家の一人息子は2歳で網膜芽細胞腫と診断され、闘病開始。2歳半に右眼球摘出。4歳9ヶ月に左眼球摘出して、全盲になりました。現在も治療を頑張っています。闘病の記録、入院生活、義眼っ子のこと、視覚障がい児の子育てetc...綴ります。《2022年5月の出来事です》眼球摘出して2週間後、病理の結果を聞きに再び東京を訪れました。『【眼球摘出】⑤手術後平常運転33回目の東京国がん入院24回目《2022.5/12~14》』2017年生まれの我が
2017年生まれの我が家の一人息子は2歳で目の小児がんの一種網膜芽細胞腫(もうまくがさいぼうしゅ)と診断され、闘病開始。2歳半に右眼球摘出。4歳9ヶ月に左眼球摘出して、全盲になりました。摘出後、視神経から浸潤があり、(全身転移等のリスクがあるため)追加で化学療法3クール、大量化学療法、自家造血幹細胞移植を終え、最後に放射線治療を頑張りました。現在できる治療はすべて終わり、振り返り記録として残しています。闘病の記録、入院生活、義眼っ子のこと、視覚障がい
長くなります。術前術後写真などは載せておりませんが文章の中で痛々しい描写があるため苦手な方はこのままご退出ください。私のブログは時差があったり時系列もバラバラでほとんどが予約投稿で自動更新されているため記事の前後の内容にバラつきがあります。読んでくれている方は前の記事はテンション高いのに急に暗くなったりと着いていくのも大変かと思います、、、先日、腫瘍では無かったというタイトルで記事をアップしたジャンガリアンハムスター♀(2歳1ヶ月)のキビのことです。『腫瘍じゃなか
右眼の白色瞳孔と見えていないことを確認し、網膜芽細胞腫を疑った夜、明日は近くにある大学病院を受診しようと決めました。ネットで調べたところ網膜芽細胞腫の治療ができる病院は限られているとのことだったので、近くの大学病院はそこそこ有名で大きいし、治療もできるだろうと思ったのです。次の日の朝一で大学病院に電話をかけて尋ねると、紹介状がないと受診できないとのことでした。急いで近くの眼科クリニックに行ったのですが、すでにもう患者さんがたくさん待っていました。なんとかその
おかんが左目眼球摘出することになった。心配だゎ…
相変わらず義眼が回ってしまい、保育園から呼び出される日々を送っていますが…昨日、担任の保母さんから、「スポイトを貸してもらえれば私たちでも出来そう…」と。初めて、義眼の取り扱いについて、積極的なお話をいただき…(復園前の面談で、受け入れは積極的でしたが、義眼の取り扱いについては園長先生が消極的でした)年配の先生の方は「うーん」と濁していたため、気が変わらないうちに!、と…「じゃあ、置いていきますね^-^」と、さらりと退室しました義眼が回るたびに、わたしの到着を待つ間アイパッ
様々な理由により、愛猫や愛犬が眼球摘出を動物病院で勧められることがあります。多くの飼い主さんは、「眼球摘出」に抵抗があります。大切な家族の目がなくなることはとてもかわいそうで受け入れられない気持ちがあるのは当然です。ただ、我々獣医師は眼球を摘出することによって、快適な生活が期待できる場合に眼球摘出を勧めています。当院で眼球摘出をすすめる原因として多い疾患犬・視覚喪失をした(眼圧がコントロールできない)緑内障・角膜に穴があいて改善見込みがない角膜炎・眼球や眼瞼の腫瘍猫