人間の認識は主として、知覚と観察、直観と思考により行われる。直観と思考は唯一人間が自由を感じとれる機能である。思考による意識化(更新作業)に自由の可能性がある。(内科医の山本忍さんによれば、直観と思考、観察と知覚は心臓の4つの左心房左心室右心房右心室の形成と関連づけれるとのことで、興味深い。)そして、思考自体は身体組織から独立して存在している。(シュタイナーは思考は後で引用する「精神」の働きと考えていた。)思考は概念と知覚内容(対象)のセットで動かすことができる。知覚内容と概念の間に表象としての