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薬剤師・アロマ&ハーブセラピスト椛島博子です。毎年この時期になると水いぼの対処法のご相談を多く受けます。水いぼの正式名は「伝染性軟属腫」伝染性軟属腫ウイルスが皮膚で増殖し隆起物ができる病気です。原因はプールなどでの接触感染。ウイルス自体の感染力は強くありませんが皮膚に傷があったり、乾燥して皮膚のバリア機能が低下していると感染しやすくなります。治療法としては物理的に専用のピンセットなどでイボを除去するのが一般的なようです。麻酔のテープやクリームを使うとしても、これは痛そうですね。
体に傷を負ってしまう原因はさまざまありますが、傷跡が残ってしまった時、多くの方が少しでも傷跡を綺麗にしたいと思うものだと思います。下の写真は、ストーブで火傷を受傷し、肥厚性瘢痕になってしまった3歳の女の子の治療前後の写真です。私が医師4年目、形成外科医となってから2年目の時にさせていただいた瘢痕形成の手術です。手術を行った後、アフターケアをしっかり行い、ここまでになりました。治療によってかなり綺麗になりましたが、傷が完全に消えたわけではありません。残念ながら、完全には傷跡を消す
そういえば術後の両腕左手↓↓↓固いのが入っていて、動きません。術後そのまま巻いたので取り外しできない(泣)右手↓↓↓傷口を押さえてあるだけだから、手首は動くウトウトしたりしながら7時になると朝食が運ばれてくる。お粥卒業、普通のご飯に。検温37度4分10時くらいに母がくる。肝心の痛みは、まぁ座薬を入れなくても我慢できる感じだから飲み薬のみで我慢。12時、昼食が運ばれてくる。母はおいしそうな蕎麦屋が近くにあるのを見つけ、食べに行った。食べ終わり、着替えをして、帰り支度をし
顔面は外傷にさらされやすい部位です。皮膚のみの損傷にとどまらず、顔面骨骨折や脳などの重大な損傷を伴うことも多々あります。軟部組織損傷は後回しになりがちですが、そのような場合でも、可能な限り愛護的に組織を温存処置することが将来の結果を大きく左右します。多く人が治療後に問題にするのは外観上の醜形です。シートベルト着用が義務化される以前は、フロントグラス損傷と呼ばれるU字型弁状創が、顔面に多発する症例が多く見られました。顔面からフロントグラスに突っ込み、戻るときに破損したガラスに
人の皮膚は一度損傷により瘢痕が生じると、消し去ることは不可能です。傷跡はなくならないと言うことが形成手術の大前提です。形成手術では、目立つ傷跡を目立たなくさせる事が目的になります。目立つ要因として、幅が広く面として存在する、傷の方向が不適当、凹凸がある、色が周囲と異なる、引きつれが見られる、などがあります。これらの要素を個別に作り替えることで目立たなくさせるのです。傷の幅が広い場合や凹凸が目立つ時は、単純縫縮と言って瘢痕部を切除、再縫合し一期治癒を促します。傷を離開させる
関節周囲の挫創や熱傷は瘢痕拘縮による関節可動域制限や成長障害を来たします。広範囲に瘢痕組織に置き換わった場合は醜状を残します。手指掌側の瘢痕は屈曲拘縮により日常生活に支障を来すほか、小児では成長障害をきたすため、全層皮膚移植による解除を行います。採皮部は何処でも構わないですが、色素沈着を残し外観が良くありません。この解決法として足底皮膚の移植を行うと、質感が良好でシワも再生し遜色なく仕上がります。そ
本来の傷の範囲を超えて大きく成長し、赤く盛りあがった状態をケロイドと呼んでいます。疼痛や掻痒感を伴うこともあります。瘢痕の盛り上がりが縫合部にとどまる場合は肥厚性瘢痕です。原因が分からずケロイドが生じる場合を真性ケロイドと呼んでいます。特にケロイド症例では外科的に切除すると再発し、以前より大きくなることが多いのです。治療はまず保存的治療を試みます。ステロイド徐放性懸濁液のケロイド内注射、ステロイド含有テープを貼布等です。即