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ゆっくりと、怒りに支配されていた理性が櫻井の中に戻って来る。とは言え、櫻井の身体は、ざわついたままだ。心と身体が切り離されたような感覚。誰彼なく、牙を突き立てたい剣呑な気分と、今すぐ相葉を優しく抱きしめたい気持ちとが入り混じる。何故なら、心の中にいる櫻井は、目の前にいる相葉の存在に歓喜の声を上げているのだから。だが今は、得策ではない。今、彼に触れてしまったら、きっとその剥き出しの肌を突き破ってしまうだろう。……彼を傷つけたくない。
日曜の夜。帰宅時間がいつもより遅れた相葉は、自転車をアパートの駐輪所に置くと慌てて階段を駆け上がった。不思議なモノで、櫻井と番になった身体は、あらゆる制約から解き放たれたかのように軽い。二階までなんて、あっという間だった。本当なら、二時間近く前には帰っているはずだったのに、遅れたのには訳がある。櫻井と早めの夕食を共にし、後片付けを済ませ、いざ帰ろうとした時に手を取られた。すぐさま、ベッドへと運ばれて、貪るようにそのまま求められた。番となった身体はそれを拒
お互いに温もりを分けあい、呼吸が重なる。これは親愛のハグなんかじゃない、愛情を求めあう抱擁だ。二宮は、うっすらと目を開けて、日常に溢れた部屋の壁を見つめる。「今夜から、……一緒に寝てもいい?」相葉のカタチの良い耳朶に、性的な意味を込めて吐息を注ぎ込む。「……俺、番持ちだよ?」返ってきた答えは、思いがけなく平坦だった。二宮は抱きしめる腕に力を込める。どんな言い訳にも耳を貸すつもりは無い。この関係は約束されたものだ。それは、母親の葬式の日、相葉
向井からの相葉への提案は、こうだ。自分が買い与えるマンションに住むこと。もしも子供が出来なくとも、一生の面倒は見る。今の仕事は、続けられるうちは続けても良い。絶対に、他のアルファと関係は持たないこと。聞くのも馬鹿馬鹿しいとは思ったが、相葉はあえて尋ねる。「番にもなれないのに、こんな拘束が可能でしょうか?」すると、向井は薄く笑みを浮かべて見せた。優しい面立ちに、微かな酷薄さが滲む。同じハンサムな男でも、櫻井なら絶対浮かべない表情だ。ふと
それは、思いもかけない言葉だった。相葉は愕然とし暗い気持ちになる。しかし、頭を垂れることはしないと決めた。だって、俺にはこの子がいるんだもん……。相葉はそっとお腹に手を当てる。「お、……おかしいですね。私は番持ちです」「うん、そのようだね」社長は少しも動じていないようだった。相変わらず、射すくめるような眼差しで相葉を見やる。その眼差しだけで、アルファの持つ力に、威圧されてしまいそうになるのが悔しい。途端、相葉は息苦しさに居た堪れなくなる
今日は予報通りに暑くなりました~(;´∀`)車の外気温計では最高33度を指しました。一日中外回りで重労働が多かったので暑いと疲労も倍になりますね。今週はちょと疲れました・・・先日のコチドリ夫婦。交互に卵を抱いてましたが、ぼちぼち生まれたかな?やはり卵を抱いてるのは比較的メスの方が多いのかな。オスは警戒心が強く落ち着きがないですね(笑)ハマヒルガオの背景。。・抱卵交代の時間かな(*^^*)2024-5-18
昨日の大濠公園での撮影カワウの番一番手前のトサカのないのがメス4番目に居るトサカのあるのがオスである。カワウが珍しく岸寄りに止まっていて、こうして比較的鮮明な姿をお見せ出来る。カワウのWikipediaである。カワウ-Wikipediaja.m.wikipedia.orgヒドリガモのメスである。陸に上がり、何を食べているのか?草食であり、草を食べている。ヒドリガモのオスである。最初、マガモがいると思った。ヒドリガモと気づかずに撮影した。いかにハイジャン男が鳥に疎いか