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三大紬というと結城紬、大島紬、塩沢紬ですね。何れも産地の名前がそのままついています。塩沢は新潟の地名です塩沢の織物には「越後上布」「本塩沢」「塩沢紬」「夏塩沢」があります。その中で本塩沢と塩沢紬は間違えられ易いですね本塩沢は御召(お召糸で織った織物)塩沢紬は紬(紬糸で織った織物)私が着ているものは本塩沢の単衣です。(シボがあるためよく単衣で仕立てられます)※ここで生徒さんの為に復習しておきます。紬糸とは絹の真綿を紡いだ糸で、太さが一様でなく節があります。
塩沢紬の工房の方のお話聞いてきました。塩沢は、塩沢紬と本塩沢というのがあります。本塩沢とは塩沢お召しのことなのですけど、それがどのように違うのか?実物を見て確かめたいと思い訪ねました。本塩沢(塩沢お召し)は、縦糸に2000回の撚り(より)をかけた強撚糸(きょうねんし)にのりをかけたものを用いて織る。そうすると、広幅の反物に織りあがる。織りあがった反物を湯につけながら手もみしてのりを取り除くと、強い撚りが戻ろうとしてしぼが出来る。またそのことによって、広幅だった反物も普通の反物
日野市の多摩川で川遊びこの日のウォーキング。スタートはJR中央線の日野駅です。駅を出て北に直進し、四ツ谷前公園の中を通ります。このあたりは、もともと4軒の家しかなかったので、この名前がついたそうです。昭和30年代の川遊びの写真です。にぎわっていました。そしてみんな楽しそうです。多摩川の土手の上に出ました。土手の上から多摩川の鉄橋を。1889年に造られた中央線の前身、甲武鉄道の鉄橋で、その時の橋脚がそのまま使われています。下流には多摩モノレ-ルが走っています。次は仲
2019年11月10日昨年に世界遺産の富岡製糸場へ行った時の記事になります。富岡製糸場は、フランスの技術を導入して設立された官営模範工場で、当時、世界最大級規模の器械製糸工場でした。その、器械製糸に代わるまで、使われていたのは上州座繰り器という装置です。富岡製糸場の中に、それを体験できる場所がありました。繭を鍋で煮て、そこから、上州座繰り器をあやつり生糸をとります。左手で回しながら、右手は鍋の中をかき回します。係員の説明を受けながらも体験するのは、わが娘です