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『二十年目の桜疎水』は、第8回京都本大賞を受賞した、大石直紀先生の短編集です。第69回日本推理作家協会賞短編部門受賞「おばあちゃんといっしょ」も収載されていますが、すべての作品が深泥丘界隈を舞台に設定されています。表題作「二十年目の桜疎水」は、「二十年前、事故で酷いやけどを負った恋人と別れた主人公が、母からいまわの際に打ち明けられた話を聴き大きな疑問を抱いて、そのことを確かめるべく、久しぶりに京都の松ヶ崎疎水近くにある恋人の実家を訪ねる」というお話です。松ケ崎疎水の桜で