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今日行われた将棋王座戦第2局は藤井が好調に進めていたが、終盤で伊藤の予想外の受けに対応を誤ったか、形勢一転。そこから伊藤はほぼノーミスで乗り切り、見事な逆転勝ち。藤井相手にこういう勝ち方をできる棋士は他にはいない。終盤力で唯一藤井と伍せるのは伊藤であろう。直前の伊藤は3連敗で「もしかすると番勝負の出来、真っ逆さま?」と危惧もしたのだが、十分に充実しているようである。今日は速報感想。1図の直前の指し手は△3一金▲同竜△同銀▲5五馬で手順だけ並べると、先手は竜金交換で後手の銀のガードを下げ
今日の将棋王座戦第5局は間違いなく今年度の将棋界最重要局。私はフレックスにして、午後4時半からAbema観戦を決め込んだ。その甲斐のある素晴らしい将棋だった。伊藤が物凄い踏み込みと見切りで快勝して、2冠目を獲得した。今日は総括的な感想に留めます。(正直なところ、ここまでの素晴らしい内容の将棋をあれこれ言うのも野暮かもという気もする)・伊藤はこれでタイトル獲得3期。いずれも星の並びが同じ。・この将棋の伊藤は指し手の踏み込みが強烈。前進あるのみで藤井を押し切った。ご本人は分からない