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末期ガンの介護は、一喜一憂。今日はまた悲しい現状をお伝えせねばなりません。*この記事には衝撃的な写真が含まれますのでご注意ください。最近ほのぼのしたことある?▼10月21日の柴犬まるスタンプあなたも柴犬まるの質問に答えよう一昨日の記事なんて、まさにほのぼのでしたよ。昨日の朝までは準の容体が安定していたので、割と安心して出かけたんですが…夕方帰ってくると、準の姿が見えません。カーテンの後ろにいることはすぐにわかったんだけど。どう見
昨日正午、準は旅立ちました。今日の記事には、猫の亡骸が登場することをあらかじめお伝えします。私の意図は正しく隠さずお伝えすることなのですが、苦手な方は、どうかご遠慮ください。闘病記は、昨日で終わりにするつもりでした。でも、準の本当に最後の最期まで記さなければ、不十分なように思えるし。扁平上皮癌の闘いを次に選ばれる猫さんとそのご家族に、その結末までお伝えするのもこのブログの意義だと思うからです。はっきり申し上げます。扁平上皮癌に、勝ち目はありま
盆ジュール、ノアゴンだよ。ご無沙汰してしまってゴメンね。日本全国で猛暑に天候不順の夏だけれど、皆さん元気にしていますか?chat-vertはね、8月は休みが2日だけ!夏休み特別レッスンに明け暮れているけれど元気だよ。popさんもまぁまぁ元気、バージュは相変わらず子供だ!ノアゴンも元気……と言いたいところなんだけれど、食欲がガタ落ちしてね。ノアゴンは暑さに弱いから、また例年通り夏バテだと思っていたけれど、今回は違ったんだ。8月に入った頃から嘔吐が続き、殆ど物が食べられなくなって、みるみる
何かの間違いであってほしい。暑苦しい夜に悪い夢を見ているだけだと思いたい。しかし現実は待ってくれませんでした。今日の昼間は、準を武蔵境駅前にある日本獣医生命科学大学に連れて行きました。腫れた顎に針を刺して、取れた細胞を調べるためです。結果は、恐れた通りの結果でした。悪性腫瘍、扁平上皮癌。改めて撮り直した、準のレントゲン画像。赤い丸で囲ってある右顎の範囲が黒く写っているのは、骨がスカスカに溶けてきたため。犬歯(猫でも犬歯っていうんで
ペット保険は、果たして必要なのか?準の癌との闘病を通じて、この夏学んだことを書きます。医療費の明細も、一部お見せしましょうか。39万円。扁平上皮癌の手術、胃瘻チューブの導入、1週間入院で、この金額です。人間もそうですけど、近所の病院に通って治療できるレベルの病気ではなく、大学病院にかかるくらいになると、医療費は凄まじい額になるんです。そして人間と違って、社会保険はペットにはありません。焼肉、ステーキ・・好きな肉料理は何?▼本日限定!ブログスタンプ
扁平上皮癌を患った猫の医療費には、一体どれくらいかかるのか?第2回目は、扁平上皮癌の入院手術に要した医療費を公開します。そして、準ちゃんに再び、会ってあげてください。CT検査の終了後、手術の日程を2週間後に決定しました。この検査中に抜けた準の歯。癌に侵されて、根がほとんど残っていない状態になっていました。担当医の腫瘍科のA先生のことは、科学技術振興機構の研究者データベースで調べていました。領域は全然違いますが、ある意味「同業者」ですから。
時々、複雑な気持ちになります。このブログは、何のお役に立てるものか?扁平上皮癌を検索して、こちらにたどりつきました。そのようなコメントを、少なからず頂戴します。書き手としては、願ったり叶ったり!です。でも、複雑な気持ちもあるんです。悔しいことに、扁平上皮癌には勝ち目がありません。それも、顔が崩壊して。これがあなたの猫の行く末ですよ、と言っているに等しいから。読まれた方は、絶望するしかないでしょう。しかも闘病記の終わりは、安楽死でした。安楽死のことまで書くのには、正直ためら
扁平上皮癌を患った猫の医療費には、一体どれくらいかかるのか?第3回目は、最期の安楽死までに要したターミナルケア関連の医療費を公開します。*本日の記事には凄惨な写真もありますので、ご注意ください。10月の頭に癌の再発の告知を受けてたその日から。私は、終わりを探していました。この闘病生活を、いつ終わりにさせるのかを。猫は呼吸のある限り、ひたすら生に向かいます。人間と違って諦めたりしないし、諦めようがありません。私だって、準と1日でも長く一緒
この連載記事は、とくに多くの方に読んでいただきたい。扁平上皮癌を患った猫の医療費には、一体どれくらいかかるのか?第1回目は、扁平上皮癌の発覚から検査までに要した医療費を公開します。準を苦しめた扁平上皮癌との闘病記は、11月20日の準の安楽死をもって、一旦は終了しました。それから昨日で二ヶ月。気持ちの整理もついてきて、そろそろ書き残したことを再開します。昨年の今頃、一年後にこんなことになってるなんて思ってもみなかった。扁平上皮癌には、残念ながら勝ち
準を安楽死させて、一週間が経ちました。あの日準の最期に一緒に立ち会ってくれた母は、今朝帰国しました。*この記事には猫の亡骸や遺骨の写真が登場しますのでご注意ください。昨晩の食卓は治部煮、聖護院大根の煮物、黒豆の煮物と和食で煮物づいてました。と見せかけて、サラダだけソムタムという変化球わさびはやっぱり生でおろしたものの方が、香りも風味も抜群に良いですね。準を安楽死させた日から、今日で一週間です。一週間前の今頃、一分一秒が惜しかった。ああ今日な
安楽死に関する記事には多くの反響をいただきました。今日は私たちが安楽死を決めた、そのタイミングについて書きましょうか。*この記事には凄惨な写真が含まれますのでご注意ください。昨日の午前中は、11月の東京にしては稀に見る雪でしたね。今日は晴れてきましたから、これからあらかた溶けてしまいそう。こんな晴れて暖かい日は、準の容体がよかったな……ここ数ヶ月ずっと、朝は準の介護をしたあと寝かしつけながらその横でブログを書いてきたものだから。なんか、するこ
昨日は私の手で、準を本当に最後のお風呂に入れました。形見となった犬歯と一緒に、入れるために。大倉陶園のボンボニエールを買いました。横浜の本店か帝国ホテルの直営店でしか買えない、金蝕バラのデザイン。皇族が慶次の時に金平糖を入れて贈り物とする容器です。日曜日に火葬する直前、尻尾の毛を残しました。でも、血の匂いがなかなか取れなくって。間違っても流してしまわないように結んで、ザルの上で丁寧に揉み洗い。私、もともと「皇室御用達」みたいな宣
これは準を見送る、最後の闘病記になります。今日これから、準を安楽死させます。*この記事には進行した扁平上皮癌の写真が多くあります。この先の閲覧はご注意ください。たかだか口の端っこにできた癌なんかに、私たちの関係を引き裂かれてなるものか。それをモットーに、昨日まで闘ってきました。昨日の記事には多くの励ましを頂戴しました。ありがとうございます。癌の告知から4ヶ月、手術から3ヶ月、再発の告知から1ヶ月半。準は本当によく闘ってきました。それは皆さんも
記憶に残るのは、ひたすら準のこと。2016年度最後の記事は、扁平上皮癌との闘いを時系列順に10の局面に分けて振り返ります。いわば、まとめ記事ですね。【癌の予兆】子猫の頃から食いしん坊だった、他の誰よりも最後までもぐもぐやってた、あの準が。ごはん皿を前にして止まっているそれがすべての始まりでした。二日連続イタリアン&準が病気…?超高級キャットフードを買った私の食生活が猫と同じだったももシャンプー&準の病状テキサスレッド&元気がない準自宅で
昨晩からまた、準の癌腫瘍から出血が激しくなりました。少し寒くなるとこれですね。もう嫌です。*今日の記事には衝撃的な写真が含まれますのでご注意。月曜日にシャンプーに行って以来、ずっと良い香りを漂わせてるももちゃん。綺麗になって、人間には大好評なんだけど…猫にはわからないみたい相変わらず相手にされてませんでした。ももちゃんは夏子のことが好きなんですけどね。秋生に対してはものすごいライバル意識を燃やします。ランチはたいていロ
癌で顎を失ってしまった準は、もう固形物を噛むことができません。それでも匂いは気になるみたいで、今日は他の猫たちのごはん皿を懸命に舐め回していました。これからの準の食事の中心は、ヒルズの療法食、サイエンスダイエットa/d缶。シリンジに入れて、胃瘻チューブを通じて注入するんです。体格の大きいメインクーンですから、準はこれを一日に1缶半食べるのが目安。栄養はちゃんと摂れるけど、これだと味わって食べることはできないわけでして。毎日練習してるけど、今日は口か
準を見送ってから、3日が経ちました。日曜日のことが、とても昔のことのように思えます。準は本当に、本当に遠くに行ってしまった。準が最後にいたコタツ、今朝のような寒い朝には大好評です。猫たちには、死ぬってことはやっぱりわからないんでしょうね。あたかも最初から誰もいなかったかのように、普通に暮らしています。死の哀しみは、生の喜びと表裏一体。先日のスヌーピーミュージアムでは、不意に泣いてしまいました。漫画を多数集めた、このコラージュを見たと
癌との闘病を通じて、準は多くのことを私に教えてくれました。私はそれを、こうして受け継いでいかねばなりません。*本日の記事には猫の亡骸の写真がありますので、ご注意ください。昨日はブログの更新をお休みして、六本木まで出かけました。来日中の母と妹と、麻布幼稚園の跡地に今春できたスヌーピーミュージアムまで。来日中の家族と#六本木の#スヌーピーミュージアムに行きました。Funafternoonat#snoopymuseumin#roppongi
猫の胃瘻(いろう)チューブと言われても、イメージが湧かない方も多いのではないでしょうか。今日の記事では、その仕組みを少しご紹介します。*この記事には生々しい写真が含まれますのでご注意。右下顎を切除手術後の準は、基本的に胃瘻チューブを通してしか栄養を摂ることができません。このチューブにサイエンスダイエットのa/d缶をシリンジでゆっくりと流し込むのです。シリンジで一回に注入できる量は、30mlほど。準の身体を維持するためには、これを1日に7回注入する必
まず、誤解してないでください!準はまだ生きています。でも、もう限界なのです。*この記事には衝撃的な写真が含まれますので、ご注意ください。1日の投与可能量を超過しても、それでももう鎮痛剤が効きません。出血は少量になったものの、相変わらずトロトロと出続けています。過去数日間、急激に悪化した容体を見るかぎり、そのときがきました。昨日は終日エリザベスカラーを外しました。自分で触らないようにエリザベスカラーを装着していたんですけど。自壊した潰瘍