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国道9号と併走する山陰本線のいずれからも北側に見えるちょっと不思議な景観。大橋川に浮かぶお椀をひっくり返したような「塩楯島(しおたてしま)」は、玄武岩から成る島全体が手間天神社の境内で、照葉樹を主体とする社叢。島の名は、神産巣日神(カミムスビノカミ)の指間からこぼれ落ちた少彦名命(スクナビコナ)がこの地に降臨する際に海水が凝固して島になったことに由来すると伝わる。普段は上陸禁止で、祭礼日に許可された者のみ渡航が可能。地質学的には、およそ2万年前の最終氷